【概要】※2022年10月21日改定しました。車中泊専門誌『カーネル』が車中泊を快適にするグッズを紹介。カーネルが提唱する車中泊“三種の神器”、車中泊の必需品、おすすめグッズなど。

車内で快眠するなら、この車中泊グッズを用意するべし!

一般乗用車の車内で快適に眠るには、これから紹介するグッズを揃えるほか、そのグッズをどう使うかのテクニックも重要です。

そこで、絶対に揃えた方がいい「車中泊 三種の神器」と「車中泊の必需品」、用意しておけば快適に眠れる&過ごせる「車中泊おすすめグッズ」を紹介。おすすめの理由や使い方なども参考にどうぞ!

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「車中泊 三種の神器」とは

まずは車中泊の専門誌である『カーネル』が提唱している車中泊“三種の神器”を紹介します。それは「マット」「シェード・カーテン」「寝袋」の3点です。

この3点は車中泊の必需品ともいえる存在で用意は必至。それぞれのグッズについて解説します。

車中泊三種の神器① マット

画像1: 車中泊三種の神器① マット

一般乗用車での就寝場所は大きく分けると、

・倒したシートで寝る
・荷室(ラゲッジルーム)で寝る

のどちらか。

シート就寝はクッション性は高いけれど、車種によっては倒したシートの段差が気になることも。一方、荷室就寝は、フラット性は抜群だけどクッション性がよくないなど、それぞれにメリット・デメリットがあります。

そんな寝床にクッション性をプラスし、倒したシートのフラット化を可能にしてくれるのがマット類です。

画像: 10cmほどのシートの段差も、車中泊マットがあると気にならない。

10cmほどのシートの段差も、車中泊マットがあると気にならない。

とくにおすすめなのが、10cmほどの十分な厚みがあり、ウレタンフォームなどが内蔵された「インフレーターマット(インフレータブルマット)」

価格は高めですが、クッション性と断熱性が優秀で、手軽に車内での快眠を手に入れられます。ちなみにカーネル編集スタッフが愛用しているのは、オンリースタイルの「車中泊専用マット」。

バルブを開けば自動で空気が吸入され、約10cm厚の高密度ウレタンフォームの超快適ベッドマットに。このマットなら、シートを倒したときに生じる多少の段差も気にならないし、フロア就寝時のゴツゴツ感もまったく感じることなく快眠できます!

画像2: 車中泊三種の神器① マット

キャンプ用のマットやエアベッドなどを活用するのも◎。

画像3: 車中泊三種の神器① マット

ホームセンターなどで手に入る銀マットは安価で購入でき、簡単にカットできるなど、使い勝手もよいのがポイント。薄手のものはそこまでクッション性は望めませんが、重ねるなど工夫して使いましょう。

車中泊 三種の神器➁ シェード、カーテン

画像: 車中泊 三種の神器➁ シェード、カーテン

車中泊をする際のプライベート性、安全性を高めるためにも用意しておきたいシェードやカーテン。寝ているときに外から車内が丸見え……というのは、防犯上よろしくないので避けたいところ。

窓を目隠しすることでプライバシーを確保するほか、冬場は冷気を遮断、夏場はまぶしい日差しをカット&車内温度の上昇を防ぐなど、様々な役割を担ってくれます。

画像: 車種別専用設計で400種類以上のクルマにフィットする、アイズの「マルチシェード」が人気。

車種別専用設計で400種類以上のクルマにフィットする、アイズの「マルチシェード」が人気。

シェードやカーテンはDIYもできますが、既製品のほうがフィッティングの精度や性能が高くなるので◎

また、すべての窓をふさいでしまうと外の様子がまったくわからなくなってしまうので、一部を開けておくのもおすすめです。

車中泊 三種の神器③ 季節に合った寝袋

画像1: 車中泊 三種の神器③ 季節に合った寝袋

狭い車内で使うなら、布団よりもコンパクトに収納できる寝袋が便利。特に冬は、登山用のハイスペックなマミー型寝袋があると保温性が高く、快適に眠れます。

画像2: 車中泊 三種の神器③ 季節に合った寝袋

寝袋ビギナーには布団感覚で眠れる封筒型寝袋もおすすめ。ゆったり感があり、温度調節もしやすいのが特徴です。広げればブランケットのように使えるものも。

ちなみに、車内スペースに余裕があるのなら、布団という手もあり。より自宅に近い感覚で眠れます。また羽毛布団は、ダウン素材の寝袋よりも安いものも多いので、これも利点。

ただし……収納はかなりかさばるので覚悟しましょう。

車中泊する場所や季節で、適したものを選ぶといいでしょう。

車中泊の必需品

快適な車中泊をするなら、用意するべき必需品を紹介!

車中泊の必需品1 タオル・ブランケット

画像: 車中泊の必需品のひとつが、タオルやブランケットなどの布類。

車中泊の必需品のひとつが、タオルやブランケットなどの布類。

タオル、毛布、ブランケットなど形が自在になりクッション性のある布製品は、“車中泊の魔法の道具”とも呼ばれるアイテム。その理由は、様々なシーンで役に立ち、車中泊を快適にしてくれるから!

例えば……
・倒したシートの段差解消やすき間を埋めれば、シート就寝時のフラット化にお役立ち!
・シェードやカーテンがない場合は、窓に吊るして目隠し代わり
・シェードやカーテンの内側にフリース布を垂らして二重にすれば、冬は防寒効果あり!
・寝袋に入れる/掛けるなどで防寒対策

画像: 車中泊の必需品1 タオル・ブランケット

ほかにも、シーツ代わり、枕、フロアのゴツゴツ解消などなど、実に様々な用途で使えます。人数分より多めに用意しておくのがおすすめ!

車中泊の必需品2 電池式ランタン

画像: ランタンやライトがないと、車中泊時の車内は真っ暗に。

ランタンやライトがないと、車中泊時の車内は真っ暗に。

車のルームランプも照明になりますが、照らす範囲が十分でなく、バッテリー上がりの心配もあります。なので夜間の車内を照らす照明として、電池式のLEDランタンを準備しておきましょう。

ガス、ガソリンを燃料とするランタンは、一酸化炭素中毒や火事の危険があるので、室内での使用は禁止!

車中泊の必需品3 ポータブル電源

画像: 車中泊の必需品3 ポータブル電源

サブバッテリーを搭載していない一般乗用車で、エンジンを止めたまま電気が使えるポータブル電源。ここ数年で大容量モデルや急速充電できるモデルが急増するなど、その技術は日進月歩。進化の勢いは止まりません! 

スマホやパソコンの充電をはじめ、夏は扇風機、冬は電気毛布など、そして調理家電など、ポータブル電源で使用できる電化製品も増えてきており、1台あれば車中泊旅がランクアップすること間違いなし。防災グッズとしても役立ちます。もう車中泊の必需品といってもいいでしょう。

あると便利で快適な車中泊グッズ

さらに、用意しておくとより快適な車中泊旅ができる、おすすめグッズを紹介!

水平器

車中泊はできるだけ平らな場所で行うのが鉄則。ひどく傾斜している場所では寝心地が悪く、快眠とはほど遠い状態に。また、目視では平らな場所に見えても、実際に寝てみると傾斜していた、なんてこともあります。

なので車内の水平を確認できる「水平器」を用意して、車内の傾きをチェックしましょう。スマホアプリもありますが、実際に水平がひと目でわかる大きめの水平器が便利です。

レベラー

画像: レベラー

やむなく傾斜地で車中泊することになった場合、活躍するのが「レベラー」です。傾斜している下側にレベラーを置いてタイヤを乗り上げ、車体を水平にするアイテムです。

耳栓

画像: 耳栓

車の出入りが激しかったり、道路そばでトラックなどの走行音がうるさかったり。車中泊の場所選びは慎重に行っても、思わぬ音に悩まされ就寝の妨げになることが……。耳栓はアイマスクとともに用意しておきたいグッズ。

アイマスク

画像: アイマスク

シェードやカーテンで目隠しをしていても、隙間から外の明かりが差し込むことも。気になる人はアイマスクを常備しておいて、安眠環境を整えましょう。窓をふさぐのが面倒な人や、外からの人の視線が気にならない人は、アイマスクのみでも。

ミニテーブル

画像: ミニテーブル

車内で食事をとることも多い車中泊の旅。けれど車内をぐるっと見回してみても、食べ物を安定して置ける平らなところはあまりありません。

そこで役に立つのがミニテーブル。脚を折りたたんでシートに置いたり、フロアの安定したところにセットすれば、食べ物、飲み物、小物類を置いておけるので便利。ミニサイズだから収納もコンパクト。

ハンギングチェーン

画像: ハンギングチェーン

一般乗用車での車中泊の場合、車内の荷物をどうやって整頓するかがカギ。くつろぎの空間を生み出すために、車内の壁面や頭上空間を有効活用しましょう。

アシストグリップ間などにハンギングチェーンをセットすれば、小物類を吊り下げ収納できるので車内空間アップ!

突っ張り棒

画像: 突っ張り棒

車中泊旅での突っ張り棒の用途は、壁面を有効活用するために吊るす場所を増やす、簡易カーテンレール代わりにする、が主な目的。車内は曲面が多いので、そのまま突っ張らせて使える場所は限られています。なので、アシストグリップなどを利用して結束バンドで固定するのがおすすめ。

強力磁石

画像: 強力磁石

フック付きのものなら、より使い勝手の幅が広がり◎。車内の鉄板部に手軽にセットでき、布類や小物類を吊るせます。

フック類

画像1: フック類
画像2: フック類

S字フックやカラビナなど、荷物の吊り下げに便利なアイテムは複数用意を。アシストグリップなどに引っ掛けて、洋服や小物を入れたバッグなどを吊るして収納すれば、車内空間が広がります。ライト類を吊るすのにも便利。

天井ネット

画像: 天井ネット

こちらも車内を広く使うための便利グッズ。壁面とともに天井も有効活用! 大きな面を活用できる天井用の収納ネットを設置して、荷物の収納場所に。ただし走行時は安全のため取り外しましょう。

クーラーボックス、クーラーバッグ

画像: クーラーボックス、クーラーバッグ

保冷剤や氷を一緒に入れることで、食材や飲料の低温保存ができる便利グッズ。旅先で見つけた要冷蔵グルメなども一時保存しておけます。

クーラーボックスはかさばりますが、強度があるものはテーブルやイス代わりにも。クーラーバッグは使わないときはコンパクトに収納できるのが魅力。

ポータブル冷蔵庫

画像: ポータブル冷蔵庫

冷えた飲料が飲めるだけでなく、食材の保存にも最適。冷凍機能付きのものであれば、氷やアイスクリームにも使えます。

密閉型の収納ボックス

画像: 密閉型の収納ボックス

就寝時に意外と気になるのが車内のゴミの匂い。特に生ゴミ類の匂いはキツイので、フタがかっちりと閉まる密閉ボックスに入れ、匂い漏れを防ぎましょう。

2個用意しておき、1個はゴミ用、もうひとつは濡れもの専用ボックスにすれば、車内の濡れもの連鎖を防止できます。ファスナー付きビニール袋でも。

ヘッドライト

画像: ヘッドライト

夜間のベッドメイキング時には、頭に装着して両手で作業ができるヘッドライトが活躍。トイレに行く際や読書など、様々なシーンで使えます。

電気調理器具

画像: 電気調理器具

車内で湯を沸かす、簡易的な調理をするなどは、火器製品を使わず電化製品を使いましょう! ポータブル電源と組み合わせて使えば、車中泊旅の食事がワンランクアップ!

画像: 枕

車内で快眠するなら、用意しておくのがおすすめ。キャンプ用の枕なら、コンパクトに収納できるので邪魔になりません。高さや大きさ、硬さ、感触など、自分に合った枕を用意しましょう。

湯たんぽ

画像: 湯たんぽ

冬車中泊におすすめの湯たんぽ。お湯を沸かせる環境ならば、ぬくぬくと温まりながら寝ることできます。

コツは就寝の30分前に、寝袋のお尻のあたりに入れておくこと。大きな筋肉がある部分を温めると、そこから温まった血液が体をめぐります。

就寝時は低温やけどを防ぐために、足元など体に触れない場所に湯たんぽを移動させること。

電気毛布

画像: 電気毛布

電気が使える環境であれば、冬の車中泊には電気毛布がおすすめ。ホットカーペットより消費電力も収納サイズもコンパクトで車中泊向き! 

寝袋やマットの下に敷いて使用するのが◎。ポータブル電源やキャンプ場の電源サイトで使えます。

網戸

画像: 網戸

夏の車中泊ならば、網戸が活躍。車中泊時はアイドリングストップが大原則なので、車用の網戸を用意して、虫を遮断しつつ車内に風を取り入れましょう。

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扇風機、サーキュレーター

画像: 扇風機、サーキュレーター

こちらも夏車中泊のおすすめグッズ。夏の暑い夜は、標高の高いところで車中泊していても寝苦しいことが。その解消法のひとつが、車内に風の通り道を作ること。

窓は2カ所以上を開け、外気を取り込む窓を小さめに、排気側を大きく開けます。そして扇風機で風の流れを促せば、夏の夜が楽になります!

ポータブルクーラー(簡易クーラー)

夏の車中泊の暑さ対策アイテム。電源があれば、車内に涼を運んでくれます。

サランラップ

食材の保存用だけでなく、器の上に敷いて、汚さないようにすることもできます。洗い物を減らすためのお役立ちグッズにも。

ポータブルトイレ

いざというときや、子どもと一緒の車中泊時に役に立ちます。常備しておくのをおすすめします。

アルコールハンドジェルや除菌シート

画像: アルコールハンドジェルや除菌シート

コロナ禍を経て、いまや日用品のひとつとなった除菌アイテム。クルマに常備しておきましょう。

 

※当記事は車中泊専門誌『カーネル 2017初夏号 vol.35』ほかの内容を再編集したものです。

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