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見れば天気がわかる雲シリーズ! Part4「雲海に写る影富士」
雲シリーズの第四弾は雲海です。雲海とは、比較的低い雲を山上や高所から俯瞰して見た状態です。層雲や層積雲が主体で、標高の高い山では高層雲も雲海になることも。おもに高気圧に覆われている場合に現れるようで、基本的には好天型の雲といわれています。
雲海(&影富士)
前回のPart3と同じく2015年9月、富士山の吉田ルートの7~8合目で撮影。こちらが登山時で、Part3のひさし雲は下山時に撮影しました。この雲海を見られた登山時は好天に恵まれたものの、強風により、目まぐるしく天候は変化し、翌日の午後から雨となりました。雲海だからといって、山では「ずっと」晴れるとは限らない一例です。雲とともに、公共...
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見れば天気がわかる雲シリーズ! Part3「富士山のひさし雲」
アウトドアの重要な技術のひとつである観天望気。雲を見て天候をおおよそ予測できれば、山歩き、釣り、キャンプなど、フィールドで幅広く活用できます。今回は、そんな人気シリーズの第三弾! 前回も笠雲を紹介しましたが、今回も富士山にかかる笠雲のひとつ、ひさし雲を紹介します。写真のひさし雲は、まるで空を飛ぶ竜のような形状で、さらにこの後、竜の口が自分の尾をくわえるように一周し、輪のような形に変化しました。神秘的な雲は見ているだけで楽しくなりますね。ただし、雲に見とれて悪天候への対応が遅くならないように注意ですよ!
ひさし雲(笠雲)
写真は2015年9月、富士山の吉田ルートの7~8合目で姿を現した竜の...
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見れば天気がわかる雲シリーズ! Part2「晴れ、雨どっちも!?」
天気の予測に役立つ雲を紹介する新シリーズ、第2弾! 今回紹介する笠雲は、状況によって雨にも晴れにもなる!という特徴的な雲のひとつ。観天望気は、日ごろの生活でも役立つことはもちろん、山歩きや釣り、キャンプなどのフィールドでも重要な技術といえます。アウトドアで天候が読めれば、予定変更や場所変更など、生死に関わる状況に陥ることを未然に防ぐ、リスクマネジメントに直結するはず。ということで、前回のレンズ雲に続く今回は、笠雲を紹介しましょう!
笠雲
レンズ雲のうち、富士山などの独立峰の山頂にぽっかりと浮かぶ雲を、笠雲といいます。湿った空気が山頂を越えようとして山にぶつかり、笠を被せるように雲をつくっ...
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見れば天気がわかる雲シリーズ! Part1「雨、注意!」
空に浮かぶ雲は、天気を反映する鏡ともいえる存在。明日は晴れるのか、今日の午後は雨が降るのか!? 雲を見れば、予測がつくこともあります。特に、山歩きや釣り、キャンプなどで天候を読むことは、アクティビティを楽しめるかどうか、ということももちろんですが、それ以上に生死を分けるリスクマネジメントのひとつともいえます。ということで今回は、天気を予測しやすい雲を紹介する新シリーズ、その第一弾をお送りします! 日常生活でも役立つこと間違いなしですよ。
レンズ雲
上空の南風が強まると、空にUFOが浮かんでいるような、凸レンズ型の雲が発生します。強い風が山を乗り越える時に、風に波のような上下動が生まれてそ...