夏の車中泊旅で立ち寄りたい、標高1000m以上の高所に位置する道の駅を紹介。あわせて標高約900m以上にある道の駅もピックアップ。標高が高ければ涼しくさわやか。高地で採れた自然の恵みも楽しめる。

標高の高い道の駅なら、涼しく快適!

標高の高い所にも道の駅はある! こちらでは、標高約900mオーバーの道の駅をピックアップして紹介しよう。

一般的には標高が100m上がるごとに、気温は0.6℃下がるといわれており、平地が最低気温26℃の熱帯夜でも、標高1,000mなら14℃とかなり涼しい! 暑い夏の車中泊や仮眠でも、涼しく快適に眠ることができる。

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ただし道の駅のなかには車中泊を禁止しているところもあるので、その際は休憩や短時間の仮眠程度に留めよう。地元特産品などを提供している飲食店も多く、夏の涼しさのなかで、高地で採れた自然の恵みを味わうことも忘れずに!

 

標高約1938m! 日本一高い道の駅 美ヶ原高原

画像: 道の駅 美ヶ原高原。

道の駅 美ヶ原高原。

標高2000mに迫る高所に位置する「日本一高い」道の駅。広大なパノラマを展望テラスから望むことができる。

建物内にはショッピングモールが併設されており、美ヶ原高原の中でも最大の売り場面積を誇っている。人気のみやげとして、カマンベールケーキやレアチーズケーキなどの乳製品、漬物、ジャム、信州そばなど食品のほか、アートグッズが並ぶ。

また道の駅としてはめずらしく、美術館ゾーンがあるのも特徴。ちなみに車中泊は禁止されているので、利用の際は休憩や短時間の仮眠に留めよう。冬の期間はビーナスラインが閉鎖されるため、営業は夏季のみだ。

住所:長野県上田市武石上本入2085-70

 

標高約1280m! 道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー

画像: 道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー。

道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー。

和歌山県と奈良県の県境にある道の駅。紀伊山地・護摩壇山の尾根からは、晴れた日になると四国山地まで見渡せる。33mの高さを誇る展望塔は、護摩木を積み重ねたようなルックスで、360度のパノラマを楽しめる絶景ポイントだ。

スカイタワーには展望塔の他に売店やレストランが併設されており、しいたけやゆずの加工品を販売。また周辺の原生林が織りなす四季折々の森林公園の様子を、展望塔から一年中楽しむことができる。

標高の高さゆえ、市街の明かりに影響されることなく、天体観測ができるスポットとしてもおすすめ。夜に利用する際は、ぜひ夜空を見上げてみよう。

住所:和歌山県田辺市龍神村龍神1020-6

 

標高約1226m! 道の駅 草津運動茶屋公園

画像: 道の駅 草津運動茶屋公園。

道の駅 草津運動茶屋公園。

草津温泉街の入り口にある道の駅。ドイツの街並みを模した建物が目印となって、多くの観光客を草津温泉へと誘う。

Wi-Fiを完備した観光案内所をはじめ、姉妹都市であるチェコのボヘミアグラスやドイツの工芸品など、輸入雑貨を購入できるみやげ店などがあり、ウィンドーショッピングも楽しい。地元の高原花豆を使ったオリジナルスイーツも注目の一品。レストランでは、幅広い麺が特徴の「ひもかわうどん」が人気。

ロマンチック資料館に併設されているショップで買える、草津銘菓「温泉まんじゅう」や「花いんげん甘納豆」などの定番みやげもおさえておきたい。4月末から当面の間は休業とのことなので、営業情報などはホームページで確認を。

  

標高約1101m! 道の駅 みとみ

画像: 道の駅みとみ。

道の駅みとみ。

山梨県と埼玉県の県境というロケーションにあり、西沢渓谷の入り口に位置している道の駅みとみ。売店では米麹味噌や、地元山梨名産であるオリジナルのワインやジャムを販売している。周辺の笛吹川を利用した釣り場で沢釣りを体験できる。

またレストランでは「宝刀(ほうとう)コロッケ定食」と、山梨伝統メニューが味わえるので、こちらもおすすめ。

南に8kmほど進むと「みとみ笛吹の湯」をはじめとする温泉街。北側には景勝地として知られる西沢渓谷がある。大小に富んだ滝があり「水源の森百選」にも選ばれるほど。車中泊の途中で立ち寄って、マイナスイオンで夏の涼を楽しみたい。

住所:山梨県山梨市三富川浦1822-1

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