車中泊専門誌『カーネル』では復刊3周年を記念して、2022年9月号vol.56から3号連続で車中泊グッズのモニタープレゼント企画を展開。
こちらでは、カーネル2023年1月号vol.58のプレゼントのなかから、人気車中泊グッズの、
・オンリースタイル「車中泊専用マット標準タイプ」
・アイズ「マルチシェード フロント&リアセット」
に当選した2名の使用レポートを紹介しよう。
オンリースタイル 車中泊専用マット標準タイプ
製品紹介
広くなったのにコンパクト収納となった奇跡のマット
2011年の初登場以来、進化を続けてきた「車中泊専用マット」がユーザーの意見を取り入れフルモデルチェンジ。
4代目となる「車中泊専用マット」は厚み10cmはそのまま、重量は3.8kg→3.2kg、収納時直径は22cm→20cmと軽量・コンパクト収納化を実現した。
内蔵しているのは20kg/㎥の高密度ウレタンで適度な硬さとなる。これが寝心地のよさの秘密だ。
注目のポイント
従来モデルより3cmゆったり!
使用サイズは198×66×H10cm、収納サイズφ20×73cm。幅が3cm広くなり、心地よい眠りへと誘ってくれる。
高弾性ウレタンフォーム10cm厚
微妙な段差を解消。2枚連結すればミニバンがワイドなベッドになるのがうれしい。
ワンウェイバルブで硬さ調節が簡単
バルブを2個採用しており撤収がスピーディーに。さらに脱着式のワンウェイバルブを使って硬さ調整が楽にできるようになった。
ポンプ機能付きの収納袋
収納袋は空気入れ機能が追加されており、バルブに口を付けて息を吹き込まず、袋にそっと息を吹き付けるだけなので息切れなし。
生地を傷めないやさしい仕様
マットを連結できるよう面テープが装備されているが、この面テープを折りたたむことでウエアやシートの生地を傷めない。やさしい仕様だ。
【問】オンリースタイル ☎03-4455-7426
読者モニターレポート/酒井 恵さん(石川県)
キャンパー厚木のキャブコン、Puppy 480に乗っています。
気温が低い時期は、車中泊専用マット使用前に2~3日空気バルブを開いておくのが推奨されていたので、まずはバルブを開放。2日後に確認するとしっかり膨らんでいました。
翌日に車中泊キャンプの予定があったので、今度は折りたたみ作業を行いました。高密度ウレタンフォームなのでたたむのが大変かと思いきや、いままで使っていたエアマットより簡単に収納できたのでビックリです。
キャブコンのバンクベッドで使いましたが、寝心地がよくひと晩ぐっすり。マット表裏の素材が違い、ひっくり返すことでオールシーズン使えることも気に入りました。これからもお世話になります。
アイズ マルチシェード フロント&リアセット
製品紹介
車中泊ファンなら最初に手にしたい高断熱シェード
窓に取り付けることで外気温の影響を受けにくくなるシェードは車中泊三種の神器のひとつ。でも、ペラペラのシェードでは正直、少々心許ない。
その点、アイズ「マルチシェード」は車種別設計でビシッと決まるし、たっぷり断熱材を挟んだ高断熱設計だ。
付属の吸盤は軽い力で押しつけるだけでしっかり吸着するうえに、取り外しだって簡単!
注目のポイント
車種別専用設計でストレスなし
400車種以上のクルマの窓を計測しているのでイヤなたるみはなく、きれいに取り付けられる。
カメラの上から覆えるようサイズ調整したり、吸盤を増設するなど常にアップデートされているのも好印象だ。
夏は10℃、冬は5℃以上温度変化を抑制
180g/m3ものぶ厚い中綿を使用し、遮熱性を持つアルミシートなど、車内が外気の影響を受けにくい工夫が満載でエアコン効率アップ。
小窓にもぴったりフィット
車種別の設計で汎用性シェードではカバーしづらい小さな三角窓もしっかり用意している。熱気や冷気が侵入する隙を与えない。
【問】アイズ ☎053-422-7608
読者モニターレポート/高橋 剛さん(山形県)
私はクルマに自転車を積んでサイクリングを楽しんでいます。
夏場の車中泊が多くなるので暑さ対策として、マルチシェードのカラーは3タイプのなかからシルバー/グレーを選びました。
アルミ蒸着シートで夏の強い日差しを反射して、車内温度の上昇を抑えることができればありがたいです。
吸盤カラーにクリアタイプを採用しているのも好感がもてる点。ブラックだと車内インテリアで悪目立ちしてしまいますから。また、コンパクトに収納できるのも便利でした。
いただいたのはスズキ・エブリイDA17V 用マルチシェード1台分ですが、写真のように非常にコンパクトにまとまります。
エブリイのようにボディサイズが小さいクルマでも、無理なく収納できるので助かります。
文:大森弘恵ほか
初出:カーネル2022年11月号vol.57、2023年1月号vol.58