【概要】ゴードンミラーモータースのNV200ベース車中泊モデルで、愛犬と車中泊キャンプを楽しむMIKAさんのスタイルを紹介。旅の模様、車中泊グッズ、お気に入りのキャンプ道具など。

自然とは無縁の毎日が、愛犬と暮らすようになり一変! キャンプのために休日を確保するようになり、遠くに行く時間はなくても都心から1時間ほどで行けるお気に入りキャンプ場でこまめに元気をチャージ。仕事大好きなMIKAさんの暮らしを変えた愛犬とのキャンプとは?

画像2: ゴードンミラーのNV200で愛犬と一緒に車中泊キャンプ!絶妙サイズで内装板張り済み。C-01は理想のクルマ!

MIKAさん&ノエルくん

ポメラニアンのノエルくん(8歳)とのキャンプにどハマりして6年。アーティストのマネージャーとして、機材とメンバーを乗せたアドリア マトリックスで全国のライブハウスをめぐる多忙な日々をモノともしないワーカホリックを見直し、積極的に休日を取るようになったそう。

愛車はGORDON MILLER MOTORS GMLVAN C-01。キャンピングカーショーで軽バンを探していたところ、NV200ベースのC-01と運命的な出会いを果たした。「ゴードンミラーのクルマ作りへの情熱を知り、コレだと即決しました」。

関東屈指の晴れの国・茨城でノエルくんとふたり旅

画像1: 関東屈指の晴れの国・茨城でノエルくんとふたり旅

「朝から夜までスタジオにこもって太陽を見ることがなく、季節を感じることのない日々を送っていました。ノエル(愛犬)と過ごすようになってから“日差しを浴びたい”とキャンプに行くようになったんです」

そう教えてくれたのはゴードンミラーのバンで行くノエルくんとのキャンプがInstagramで話題のMIKAさん。

意識しないと仕事をびっちり詰め込むワーカホリックだが、自然のなかでノエルくんと過ごすために休日を取るようになったのだから大した変わりようだ。

画像2: 関東屈指の晴れの国・茨城でノエルくんとふたり旅

キャンプ場での過ごし方はシンプル。オーニングを広げてバーナー付きのテーブルを広げたらつまみを作り、翌日までゆっくり過ごす。

料理は手早くがモットーで「冬はおでんや鍋、夏は屋台っぽいものが多いかな。春はちらし寿司を作ることも」

簡単だけど季節感を意識したメニューを心がけており、太陽と四季を感じるためにキャンプを始めたMIKAさんらしさが見て取れる。

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「ノルディスクのアスガルドなどテントも持っていますが、バンを手に入れてからはもっぱら車中泊。道具を積みっぱなしにできて、いつでもキャンプに行けるので」と語るとおり、時間があれば富士山の麓に向けてバンを駆る。

ふらりと行くのはこの日の目的地であるフォンテーヌの森。茨城は晴天の日が多く、心地よい日差しがノエルくんを膝に乗せたMIKAさんのもとに降り注ぐ。自然をチャージするにはもってこいだ。

ペットとの旅はソロであっても自由気ままにとはいかないが、「ノエルはよほどのことがないと吠えないし暴れません。長距離ドライブにも強くて助かっています」。

画像4: 関東屈指の晴れの国・茨城でノエルくんとふたり旅

茨城は全国生産量の半数を占めるレンコン王国。県の約360分の1がレンコン田という計算で、JA直売所でもレンコン(ハス)が激推しされている。

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立ち寄ったローカルスーパーには、茨城の名産であるレンコンがたっぷり並ぶ。どうやら1節目はシャキシャキ、4節目はモチモチの歯ごたえなんだという。

画像: www.fontaine-no-mori.com
www.fontaine-no-mori.com

訪れたのは、フォンテーヌの森 CAMP&BBQ1992。常磐道・桜土浦ICから約10 分という好立地の老舗キャンプ場。

気軽に参加できる週末ワークショップや収穫体験を用意しており、とっておきの思い出づくりができる。ソロキャン割やJAF、クルマ旅割引があるのもうれしい。

茨城県つくば市吉瀬1247-1 
☎029-857-2468

画像6: 関東屈指の晴れの国・茨城でノエルくんとふたり旅

サイトに到着したらオーニングを広げて設営開始。できるだけ寝室を広くするために、すぐに使わないものはコンテナボックスに入れて屋根に載せるのがMIKAさん流。

画像7: 関東屈指の晴れの国・茨城でノエルくんとふたり旅

設営中も車内でジッと待っていたノエルくんを誘ってキャンプ場内探検に出発。「むっちり、貫禄が出てきたから一緒に運動しよう」。

画像8: 関東屈指の晴れの国・茨城でノエルくんとふたり旅

おひさまの下でお酒を飲みながら、のんびりノエルくんと過ごすためにキャンプをするというMIKAさん。最高のひとときを迎えるために、まずは気軽につまめる料理を作ろう。

画像9: 関東屈指の晴れの国・茨城でノエルくんとふたり旅

見通し良好!

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丸底のグリドル中央でアヒージョ、周囲にバケットをのせて。フラットバーナー装着のIGTだから飲み物片手にのんびりつまんでも熱々をキープできる。

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板張り加工済みだから自分のペースでカスタムするだけ

画像1: 板張り加工済みだから自分のペースでカスタムするだけ

仕事でアドリアのモーターホームを運転しているMIKAさんは「私とノエルのプライベートなキャンプでは水回り不要。それよりも道具を積んで広々過ごせるバンがほしかったのでC-01は理想のクルマです」と絶賛する。

ソリオからの乗り換えで広すぎず狭すぎない絶妙サイズがお気に入り。天井から壁、床に張られたアカシアも美しい。

「一番大変そうな板張り済みなので、あとは時間をみて吊り棚やテーブルを作るだけでいい」ことも一目惚れポイントだった。そして最終的に購入の決め手となったのはゴードンミラーの熱意だ。

画像2: 板張り加工済みだから自分のペースでカスタムするだけ

「基本コンセプトはもちろん、自社製品以外のパーツでもイイものはイイと積極的にアドバイスしてくれるので頼りにしています」

たとえばセンターコンソールに設置するクーラーボックスは通販で手に入る汎用モデル。肘掛けがほしいと思っていたMIKAさんが相談したところ「これがちょうどよさそうだと教えてくれました。購入後も、そのままでは高さが合わないからと板で調節もしてくれたんです」とアフターサービスのよさにも満足しているという。

CAR&ITEM

画像1: CAR&ITEM

軽バンよりも荷物を積めて、ハイエースほど大きくはないNV200ベース。広いベッド、カーテン標準装備など車中泊に必要な機能が過不足なく搭載されている。

画像2: CAR&ITEM

オプションは、キャンプ場で不要な荷物を載せるためのルーフラックとタープ代わりの軽くて扱いやすいサイドオーニングだ。

右側に取り付けた理由は特にないそうだが、運転席からそのままオーニングにアクセスしている様子を見ると、愛犬とのふたり旅にはこれが正解といえそうだ。

画像3: CAR&ITEM

使い込むほど味がでる天然木(アカシア)を貼った車内は、水回りがないので手足を伸ばして過ごせる。

「オーナーミーティングで開催されるオイルを使った板材のお手入れワークショップが参考になります」

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床下にゴードンミラーのソフトコンテナとフレキシブルカーゴを2個ずつ並べて小物を収納。季節や合流する友だちの都合によって持っていくモノを入れ替えるという。

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センターコンソールに取り付けた冷蔵庫。運転中の飲み物を冷やすほか、肉・魚の保存にも役立つ優れもの。スマホの無線充電にも対応している。蓋を閉じれば肘掛けとなるのがMIKAさん好み。

画像6: CAR&ITEM

ぬいぐるみ……飛び出すことがないので、クルマでのお出かけはケージではなくトートバッグで。お気に入りのおもちゃはノエルくんとシルエットがそっくりのクマのぬいぐるみで、これさえあればゴキゲンだ。

クッション……C-01のセミダブルサイズのベッド空間にぴったりマッチするダブルサイズのクッション。MIKAさんがかまってくれない設営待ちでも、この上なら落ち着いて過ごしてくれるそう。

MIKAさんのお気に入りキャンプギア

画像1: MIKAさんのお気に入りキャンプギア

カスタムできるテーブル「IGT」シリーズに「フラットバーナー」を装着。「卓上がスッキリして広く使えるのが便利。いろいろ手にしたけれど最終的にスノーピークが残ってます」。

画像2: MIKAさんのお気に入りキャンプギア
画像3: MIKAさんのお気に入りキャンプギア

調味料入れとして使っているスタンレー「ランチボックス」。とろっとしたフォルモサのホットソースはクミンが効いて肉料理にぴったり。「キャンプに欠かせない調味料です」。

画像4: MIKAさんのお気に入りキャンプギア

後部ソケットとアンカー「Anker PowerHouse Ⅱ 800」をつなぐことで車内の調光機能付きLEDライトの電源に。定格消費電力500Wなので直流炊飯器「タケルくん」も使える。

画像5: MIKAさんのお気に入りキャンプギア

キャンプ好き芸人、徳井義実さんプロデュースの「こじらせパン」。使うほど油がなじみ、扱いやすく育っていく。使い勝手のいい大きさで、深さがあるので煮物もできる万能さがポイント。

出庫に時間がかかるけれど盗難・いたずら対策は万全なガレージ

画像: 出庫に時間がかかるけれど盗難・いたずら対策は万全なガレージ

ルーフラックを載せたC-01は2mほどの車高となるのでマンション敷地内の平置き駐車場を希望したが、残念ながら抽選にはずれて機械式に。

3階建てでMIKAさんのクルマは車高があるため、よりによって一番上に割り当てられている。平置き駐車場のように気軽に車内の荷物を取り出すことはできないし、1階よりも入出庫には時間がかかる。マンションに保管しているキャンプ道具を持っていき、積み替えをしようにも待機場所は限られていて、そうそう長居できない。

クルマ必須の土地柄ゆえ通勤時間帯は4〜5人が出庫の順番待ちをしていることも。そのためキャンプ道具の積み込み・出発は利用者がほとんどいない夜が中心だ。

このスケジュールが実現できるのは、めったに吠えず、おとなしく待っていられるノエルくんだからこそ。

かなり不便な環境に思えるが、朝夕の通勤・通学時間をずらせば待ち時間は少ないし、機械式は盗難やいたずらの心配はなく、よく使う道具を積みっぱなしにできる。セキュリティが万全で、長期不在になりがちなMIKAさんにとってはベターな選択だ。

写真:中里慎一郎 
文:大森弘恵 
初出:カーネル2023年5月号vol.60

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