【概要】コーヒー器具メーカーのハリオ商事が立ち上げたアウトドアコーヒーギアブランド「ゼブラン(Zebrang)」。その代表的なギア「V60フラットドリッパー」と「計量ドリップポット」を実際に使って使用感を解説。

使ってみて気がついたことは……

実際に使ってみて、お湯をポットに注ぐだけで93℃前後にすることができたり、お湯の注ぎ方次第で好みのコーヒーを淹れられるV60の特徴を再現できたりと、たくさんのメリットがありました。

でも若干、自分なりに工夫しなければならない部分もありました。

画像1: 使ってみて気がついたことは……

まず、注ぐお湯の量を50ml単位で決めなければならない点です。1杯分の湯量を160mlにしたいと思っても、このポットでは正確に計れません。なので、1杯分の湯量を50ml単位で決めなくてはなりません。

これを解消するために考えたのは、まず湯量を1杯分150mlにしたこと。これなら2杯分入れても300mlなので、目盛りに合わせて正確な量を注ぐことができます。この湯量に対してコーヒー粉は1杯分10gとしました。

画像2: 使ってみて気がついたことは……

次にポットの注ぎ口の形状です。先端は細口で注ぎやすいのですが、下の部分の膨らみが大きく、お湯を回し入れようとすると、注いでいるときにドリッパーに当たってしまいます。

画像3: 使ってみて気がついたことは……

なのでお湯の注ぎ方を工夫しました。一般的な注ぎ方は、中央に小さな円を描きながらゆっくり抽出するのですが、円を描くときにドリッパーに触れてしまいます。

そこで行ったのは「一点注湯」という注ぎ方です。注ぐときにお湯で円を描かず、中央の1点にお湯をゆっくりと注ぐ方法です。これならポットとドリッパーが触れることなく注ぐことができました。

こんな風に淹れ方を工夫してコーヒーを楽しめるのも「V60フラットドリッパー」と「計量ドリップポット」のいいところではないでしょうか? 

これらのコーヒーギアを手に入れたら、この淹れ方をぜひ参考にして、自分の好みに合ったコーヒーの淹れ方を探ってみてください!

写真、文:牛島義之

執筆者プロフィール

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。

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