あのコーヒー器具メーカーがアウトドア業界に参入!
![画像: あのコーヒー器具メーカーがアウトドア業界に参入!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/07/04/4f49d1c9e2f495515050420e3bd591de8fa8b677.jpg)
ひと昔前は、アウトドアでコーヒーといったらインスタントが当たり前。ちょっとおしゃれなキャンパーだったら、パーコレーターでコーヒーを楽しんでいました。
しかし最近では、コーヒーの味にこだわる人が増えてきて、主流はペーパードリップに。そして今では、たくさんのアウトドア用ドリッパーが登場しています。
そんななか、アウトドアコーヒーファンを驚かせる製品が登場。それが今回紹介する「ゼブラン」シリーズです。
このゼブランというブランドは、コーヒー器具メーカーのハリオ商事が満を持して立ち上げたアウトドアコーヒーギアブランド。コーヒーを知り尽くしたメーカーから誕生したブランドだけに、どのようなものかが気になります。
そこで今回は、このシリーズを代表する「V60フラットドリッパー」と「計量ドリップポット」を実際に使って、その使用感をレポートしていきます。
軟らかいシリコンゴム製の「V60フラットドリッパー」
![画像1: 軟らかいシリコンゴム製の「V60フラットドリッパー」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/07/04/8f48b3442666990828ea01786af6d821b7fcd3d1.jpg)
コーヒーを抽出するためのドリッパー「V60フラットドリッパー」は、世界中のコーヒー愛好家から支持されている「V60ドリッパー」をアウトドア仕様にデザインしたものです。
![画像2: 軟らかいシリコンゴム製の「V60フラットドリッパー」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/07/04/3c6ab261e958be54d8905b1164fc2f7ca8242f1b.jpg)
円すい形で、大きく開いたひとつ穴というV60ドリッパーの特徴はそのままに、本体の素材にはシリコンゴムを採用。軟らかく自由に形状が変えられるので、コンパクトに収納できます。
![画像3: 軟らかいシリコンゴム製の「V60フラットドリッパー」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/07/04/42d79ff92b487594866f70035f751e9ee792c027.jpg)
のちほど紹介する「計量ドリップポット」にも、スッポリと収まってしまいます。
![画像4: 軟らかいシリコンゴム製の「V60フラットドリッパー」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/07/04/9047e5c004157539d38f16b0d66402357625c62d.jpg)
使用する際は、ドリッパー本体を円すい状に丸めてボタンで留め、ホルダーにセットします。このときドリッパーを右に少し回すと、ボタンがホルダーに引っかかり、ロックされる仕組みです。
お湯を適温に冷ましてくれる「計量ドリップポット」
![画像1: お湯を適温に冷ましてくれる「計量ドリップポット」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/07/04/130f1c919c509ae0fe83a6b6df8f86bd6aaa31d2.jpg)
次に湯を注ぐための「計量ドリップポット」を見ていきましょう。こちらはシンプルなプラスチック製のポットです。
このポットのいちばんのポイントは、ケトルで沸かした熱湯を注ぐと、コーヒー抽出に最適な93℃前後になるという点です。
コーヒーのドリップにこだわりを持っている人は、お湯の温度を温度計で測って、適温になってからコーヒーの抽出をはじめます。
でもアウトドアでそこまでするのは少々面倒だし、荷物も増えてしまいます。しかし、注ぐだけで適温になるのであれば、温度を測る手間も省けて気軽にコーヒーを淹れられます。
![画像2: お湯を適温に冷ましてくれる「計量ドリップポット」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/07/04/cd260acec9820f1ba2bc6fcea26667a601c36255.jpg)
目盛りは100mlから50ml刻みで350mlまで表示されています。「え? 300mlまでしか書かれていないけど……」と思うかもしれませんが、ロゴのすぐ下が350mlラインとなっています。ここが実用容量となります。
実際にコーヒーを淹れてみよう!
では実際に、コーヒーを淹れてみることにしましょう。
![画像1: 実際にコーヒーを淹れてみよう!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/07/04/5cf170c1f262781429c965936071536d62ff4d00.jpg)
ドリッパーにペーパーをセットして、コーヒー粉を入れます。そしてこれをマグカップにセット。
![画像2: 実際にコーヒーを淹れてみよう!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/07/04/0c84311d874fb7b232c0953b9640fe4613c60ddf.jpg)
次にポットに沸騰したお湯を注ぎます。このときの湯温を温度計で測ってみると、93.3℃でした。イイ感じです。
ただしアウトドアでは、直射日光に当たってポットの温度が上がっていたり、真冬の寒い気温のなかで注いだ場合は、温度は変わってくると思います。
![画像3: 実際にコーヒーを淹れてみよう!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/07/04/49a1aaa0d4bbea6558649dce130c18392dc23490.jpg)
そして、コーヒー粉全体が湿る程度にお湯を注いで蒸らします。蒸らし終えたらゆっくりとお湯を注ぎ、コーヒーを抽出します。これでおいしいコーヒーのできあがりです。