【概要】コールマンの「インフィニティチェア」をレビュー。キャンプでのリラックス度や収納性&持ち運び、気になる点などを紹介。

キャンプでのんびりゆったり癒やされるチェアはどれだ!?

画像: キャンプでのんびりゆったり癒やされるチェアはどれだ!?

気になるキャンプギアを調査する「GARVY LAB.」(GARVY2021年8月号掲載)では、リラックス度の高いキャンプチェア6製品に注目! 

今回は下記製品のなかから、コールマン「インフィニティチェア」のレビューを紹介!

<インプレした6製品>
コールマン インフィニティチェア ← 今回紹介
ヘリノックス フェスティバルチェア
クオルツ フットアップリクライニングチェアメッシュ
ニーモ スターゲイズ リクライナー ラグジュアリー
ホールアース クラムチェア
ロゴス Tradcanvas スウィングチェア

体にフィットするラインで極上の浮遊感!

画像: インフィニティチェア 1万1800円 【問】コールマン ジャパン

インフィニティチェア 1万1800円 【問】コールマン ジャパン

「最高の浮遊感が味わえる」と大人気のコールマン「インフィニティチェア」。さてどんなものかと試してみると……その評判は本当だった!

最大リクライニング時の座面は腰部分がいちばん低く、脚と頭が腰の位置よりも高い“横S字”の状態。この体にフィットするラインが無理のない自然な体勢をつくり、リラックス度を高めている。

体もさることながら、特筆したいのは心のリラックス感。多くのキャンプ場が自然豊かな環境だと思うけれど、そんななかでこのチェアをリクライニングすると、周囲の緑が目に飛び込んでくる。

画像: スタッフの身長は約164cm。

スタッフの身長は約164cm。

全身に緑のシャワーが降り注ぎ、これが極上の気持ちよさ。景色を眺めていても飽きないし、目を閉じて風や音を感じながらうたた寝をするのも最高! 

自宅使いもいいけれど、この感覚、ぜひともキャンプ場で体感してほしい。

製品自体は大きく重い。けれどこの心地よさを味わえるなら、個人的には「全然アリ」だ。車への積載さえなんとかなれば、積極的に使っていきたい。

リラックス度CHECK! ①
座ったまま角度調整、ロックができる!

画像1: 体にフィットするラインで極上の浮遊感!
画像2: 体にフィットするラインで極上の浮遊感!
画像3: 体にフィットするラインで極上の浮遊感!

写真上段の背もたれを起こした状態からの写真下段のリクライニング最大時まで、体を預けるだけで簡単に背もたれを倒すことができる。角度は無段階調整でき、好みの位置でロックが可能。

画像4: 体にフィットするラインで極上の浮遊感!

ロックのレバーは肘掛け下にあり、着座したままで角度調整、固定ができるのは便利。

リラックス度CHECK! ②
上下にスライドする枕が、リラックス度を高める!

画像5: 体にフィットするラインで極上の浮遊感!

背もたれに頭部から腰までスライドできる枕が付属。リクライニング時、使う人の身長に合わせて移動できる。

画像6: 体にフィットするラインで極上の浮遊感!

背もたれを起こして使うときは、頭部に枕があると圧迫感が出るので、腰部に移動させよう。上の写真はリクライニング角度を中間くらいにセット。枕を腰部にスライドさせると座り心地が安定する。

収納性&持ち運び

画像: 収納サイズは約15×69×90cm。

収納サイズは約15×69×90cm。

サイズは大きいものの、収納も展開もフレームを広げるだけと簡単にできる。肘掛け付近にはハンドルがあり、持ち運ぶときに重宝。収納ケースは付属しない。

気になった点

画像7: 体にフィットするラインで極上の浮遊感!

折りたたんだ状態で固定せず、少し開いてしまう点が気になった。きちんとたたまれた状態で固定したいなら、ベルトなどを別に用意しよう。自立しないのも気になった点。

製品データ

使用時サイズ:(通常時)約92×69× H110cm、(リクライニング最大時)約166×69×H76cm
重量:約8.8kg
耐荷重:約100kg

画像8: 体にフィットするラインで極上の浮遊感!

※製品情報は2021年6月末現在のものになります

【問】コールマン

写真:中里慎一郎 
文:横山穂波(カーネル)  
転載元:GARVY2021年8月号(7月9日発売) 

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