ここは極楽浄土?「RVパーク甲州市勝沼ぶどうの丘」がすばらしすぎる!
おいしい酒と食事、スイーツがあり、極上の温泉とすばらしい眺望もある……そんな極楽浄土のようなRVパークがあるのをご存じですか?
そのRVパークは、東京からわずか100kmちょっとの山梨県は甲州市勝沼にある「RVパーク甲州市勝沼ぶどうの丘」。
今回は私、くるま旅作家・さいば☆しんがイチオシする、このRVパークの魅力をたっぷりと解説したいと思います。
さいば☆しん(彩羽森) プロフィール
くるま旅作家。ゆるチューバー。キャンピングカーで日本全国を旅しており、車内で漫画&コラム&動画を創作。キャンピングカー雑誌や関連サイトへの連載や、イベントなどのトークショー出演など精力的に活動中。最近では自身のYouTubeチャンネルで、キャンピングカー&クルマ旅のすばらしさを伝える活動も。日本RV協会が推進する車中泊施設提供システム「RVパーク」の立ち上げ、普及に貢献し、いままで訪れたRVパークは100カ所以上に及ぶ「RVパーク育ての“親父”」。
▼キャンピングカーDEさいばーチャンネル▼
そもそも「RVパーク」ってなに?
「RVパーク甲州市勝沼ぶどうの丘」を紹介する前に、そもそも「RVパーク」とはどんなものなのか、簡単に解説!
RVパークとは、キャンピングカーオーナーや車中泊ファンに、『快適に安心して車中泊が出来る場所』を提供するために日本RV協会が推進しているシステムです。その定義は、
①ゆったりとした駐車スペースで、一週間くらいの滞在が可能
②24時間利用が可能なトイレ
③100V電源が使用可能
④入浴施設が近隣にあることが望ましい
⑤処理が可能
⑥入退場制限が緩やかで予約が必須ではないこと
となっていますが、実際はその施設ごとにいろいろと特色があり、なかには「行くだけでも楽しい」RVパークもあります。
ワインでカンパイ! お花見も!「RVパーク甲州市勝沼ぶどうの丘」とは
「RVパーク甲州市勝沼ぶどうの丘」は、その名のとおり小高い丘の上にある施設。
「ぶどうの丘」と言われるだけあって、辺りは一面、ぶどう畑! 季節ごとに彩りを変えるぶどう畑の風景も魅力ですが、収穫期には宝石の様なぶどうがたわわに実り、スイーツとして味わうだけでなく、時間をかけ姿かたちを変えて繊細で優美な味わいのワインとなって、その恵みを惜しみなく与えてくれます。
勝沼は、日本ワインづくり発祥地でもあり、日本のボルドーともいえるワイナリーが周辺各所に点在していて、RVパークはそのワインめぐりの拠点としても活用できます。
RVパークは「ぶどうの丘」の敷地内、BBQハウスの隣にあり、そこからの景観は抜群、甲府盆地の夜景や南アルプスの山々が一望にできます。
季節によって、春には桃色の絨毯の様な桃の花や、秋には遠くの山々の紅葉なども楽しめます。また、パーク内には桜の木があるので、正にワインでお花見ができるRVパークにもなります。
利用台数は4台で余裕のソーシャルディスタンス。チェックインは、ぶどうの丘の受付で行いますが、夜の8時までと比較的、遅いので、渋滞等で到着が多少遅れるような場合でも安心です(遅れる場合は、事前に一報を)。
このRVパークのお気に入りポイントはたくさんあるのですが、そのなかでも私、さいば☆しんが特におすすめしたい5つのポイントを紹介します!
①南アルプスの大パノラマが一望できる露天風呂が魅力!
RVパークから徒歩数分で行けるところにある入浴施設「天空の湯」。甲府盆地の夜景が楽しめ、南アルプスの大パノラマが一望にできる露天風呂は正に「天空からの眺め」!
湯量豊富なアルカリ単純泉で、内風呂に露天風呂、ジャグジーにミストサウナ、そして軽食ラウンジもあるので、ゆっくりまったり存分に、くつろぐことができます。
RVパークからは、ちょっとした坂道なので、行きには多少、息が切れますが、それもこれも今から温泉に入るための準備運動と思えば苦になりません。
②「展望レストラン」で絶景&ゴージャスな“勝沼ワイン料理”に舌鼓!
いつものコスパ追及のコンビニ飯や車中泊飯に飽きたら、大切な方と、たまにはゴージャスな食事はいかがでしょうか? 「展望ワインレストラン」がおすすめです!
ディナータイムには、息をのむほどの美しい甲府盆地の夜景が楽しめる眺望に、勝沼ワインを最高に味わうために調理されたぶどうの丘ならではの、絶品「勝沼ワイン料理」が楽しめます。
③大パノラマを背景に、愛車を眺めながらバーベキュー
ぶどうの丘ではバーベキューで極上のひとときを過ごすことができるんです。屋根がついていて快適なテラス席が人気!
多くのRVパークはオートキャンプサイトとは違い、屋外での調理などは原則的にはできません。
その代わりと言ってなんですが、眼下にRVパークを望めるテラス席で、大パノラマを背景にした愛車を眺めながらのバーベキューを! ちょっと不思議な感覚で、お肉の味もまた一味も二味も違っておいしいですよ。