【概要】車中泊旅におすすめの「RVパーク甲州市勝沼ぶどうの丘」を紹介。全国に約270カ所ある「RVパーク」のなかで、RVパークの達人・さいば☆しんがイチオシするのが同施設。お気に入りのポイントや気になる点などを解説。

④約180銘柄のワインを試飲できる「ワインカーヴ」で、気分はクルマ旅ソムリエ!

画像1: ④約180銘柄のワインを試飲できる「ワインカーヴ」で、気分はクルマ旅ソムリエ!

勝沼といえば、やっぱりワインでしょう! しかも施設名の「ぶどうの丘」ならではのワインカーヴを忘れてはいけません!

画像2: ④約180銘柄のワインを試飲できる「ワインカーヴ」で、気分はクルマ旅ソムリエ!

専用のワイン試飲容器タートヴァンを首からぶら下げて、地下のワインカーヴにある甲州市推奨の約180銘柄(約2万本)のワインすべてを楽しむことができるんです。気分はクルマ旅ソムリエ!

画像3: ④約180銘柄のワインを試飲できる「ワインカーヴ」で、気分はクルマ旅ソムリエ!
画像4: ④約180銘柄のワインを試飲できる「ワインカーヴ」で、気分はクルマ旅ソムリエ!

赤か白か、はたまたロゼか? あの銘柄この銘柄、ワインに詳しくなくても、ボトルやラベルのデザインで選んでもOKです。それは自由気ままに好きなだけワイン試飲を楽しめます。

画像5: ④約180銘柄のワインを試飲できる「ワインカーヴ」で、気分はクルマ旅ソムリエ!

ドライバーへの販売はやっていないので、まさにRVパークに泊まる人だけの特権! ただし、吞み過ぎに注意です。ヘベレケ状態でキャンピングカーに搬送……はみっともないですよ。

⑤勝沼ICから約10分という好ロケーション

画像1: ⑤勝沼ICから約10分という好ロケーション

高速道路のICから、めっちゃ近いというのも大きなメリットです。例えば、トップシーズンや週末恒例の中央道の大渋滞時には、ここで一泊という手もあります。

長野・山梨方面からの帰りに、高速道路で「渋滞18km」なんて表示を見ると、思わずゲンナリウンザリしますが、そこで私は思い切って勝沼ICで降り、ツツツンと、ここのRVパークにお泊りしてしまいます。

画像2: ⑤勝沼ICから約10分という好ロケーション

そしてはるか甲府盆地を見下ろしながら露天風呂に浸かって、「今ごろ、小仏トンネルの前はどうなっているかなぁ」と大渋滞に思いを馳せ(?)ながら、「ふ~極楽、極楽」と呟いている自分がいたりなんかします。

湯上りにおいしいワインを飲んで、早めに就寝。翌早朝に東京に帰って、スッキリ!といつものように仕事に行くなんて芸当も可能になります。

まだまだあります! ぶどうの丘のおすすめポイント

画像1: まだまだあります! ぶどうの丘のおすすめポイント

5つのお気に入りポイントに絞ってみましたが、あぁやっぱりもっと語りたい……! そんなワケでさらなるおすすめポイントを紹介しましょう。 

こってり系よりは、さっぱり系の和食好きには、「和食処」がおすすめです。NO密な余裕のあるスペースなので、ゆったりと畳の上で料理を楽しむことができます。

また、山梨と言えば「うまいもんだよ、かぼちゃのほうとう」で知られる甲州名物「ほうとう」です。たっぷりの野菜と平太麺をカボチャと味噌で煮込んでたべる山梨の郷土料理で、戦国時代に武田信玄が広めたと言われていますが、ほうとう処「思蓮(おもれ)」では本格的な「ほうとう」が楽しめます(ランチタイムのみのところもあるので、事前に営業時間の確認をしてから訪れたほうが、行っても食べられずにガッカリという心配がありません)。

画像2: まだまだあります! ぶどうの丘のおすすめポイント

さらに、ぶどうの丘の売店では、全国一の質と量を誇るぶどうとワインの産地・甲州市の、それは多種多様の味に外れのないワインを購入することができます。

RVパークの愛車の中で、甲府盆地の夜景を眺めながら、ワインで乾杯なんてときは、ここの売店でチョイスされるのもよいですね。

インフォメーションでは、甲州市の施設案内や市内総合案内も行なっているので、手に入れた資料でワインに舌鼓を打ちながら、キャンピングカー内で観光作戦会議もまたよき思い出になるかと思います。

ほかにも、入館料無料の美術館や、コンサートや発表会、講演会が行われるイベントホールがありますが、現在、美術館はコロナ対策のため休館中です。

注目は人気の宿泊施設。車中泊が続いたクルマ旅で、たまには屋根の下で寝たいというときは、RVパークではなく、この宿泊施設を使うというハイブリッドクルマ旅にも利用できます。

また、キャンピングカーではないお友だちと一緒に旅するときは、この宿泊施設を利用してもらうという合わせ技も可能です。ただし、非常に人気の宿泊施設なので早めの予約が必要です。

ぶどうの丘の気になる点は……

画像: ぶどうの丘の気になる点は……

“極楽RVパーク”ですが、少し気になる点も……。

車中泊スペースは余裕がありますが、丘という地形から、入口付近は勾配がきつく、道路幅員が狭いため、大型のキャンピングカーは乗入れが厳しい場合があります。フルコンなどの大型車や、キャンピングトレーラーは事前に施設に確認したほうがいいでしょう。

また、すぐ近くにトイレがあるのは嬉しいのですが、そこまでは枕木を使った階段を上がる必要があります。「最近、足腰が……」という人には多少辛いかもしれません。

また各施設までも勾配があるところがあり、元気満々!という人でも、息が切れるかも? まあ最近、クルマ旅ばかりで運動不足という人には適度な運動になりますし、特においしい食事とワインを楽しみ過ぎた場合はよいダイエットになると思いますよ!

極楽クルマ旅の拠点に最適です!

画像: 極楽クルマ旅の拠点に最適です!

とはいえ、東京からわずか1時間半、ちょっとした週末旅や、長野山梨方面のクルマ旅の途中、ブドウ狩りや新酒のシーズンなど、極楽クルマ旅の拠点として、ぜひおすすめしたいRVパークです。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業日や時間、休館日などが変更になる場合があります。詳細については事前に確認のうえご利用ください。

▼RVパーク甲州市勝沼ぶどうの丘 くるま旅クラブサイト▼

▼ぶどうの丘▼

写真、文:さいば☆しん

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