雨が降ってしまった際の、車中泊旅の5つの具体策を紹介。キャンプと違い、テントのように大きな“濡れモノ”が出ない車中泊は、雨に対する警戒心が薄れがち。でも車中泊旅だって雨対策が必要なんです! 備えあれば憂いなし。車中泊の雨対策を覚えておきましょう!

雨の日の車中泊は「STOP! 濡れモノ連鎖」

画像: 雨の日の車中泊は「STOP! 濡れモノ連鎖」

キャンプと違い、テントのように大きな“濡れモノ”が出ない車中泊は、雨に対する警戒心が薄れがち。でも車中泊旅だって雨対策が必要なのです!

雨の日の車中泊でとくに気をつけたいのが、濡れた衣類や靴下、傘などから車内へ「濡れモノ連鎖」が広がること。

濡れモノが原因で寝具にカビが生えたり、車内に部屋干し特有のにおいがついてしまうことも……。車内の装備は一度湿ると簡単には乾かせないだけに、注意が必要ですね。

★関連記事をチェック!★

車中泊の雨対策1 立体駐車場で濡れずに作業

画像: 車中泊の雨対策1 立体駐車場で濡れずに作業

そんな雨の日はクルマへの出入りを極力減らすのが得策。濡れずに作業できる立体駐車場や地下駐車場を利用して、荷物の整理やベッドメイキングをするのがいいでしょう。

ただし、車外で荷物を広げるのは最小の範囲&短時間で。他の人に迷惑がかからないようにするのが原則です。

1日しっかりと雨の予想が出てしまったときは、観光やレジャーは諦めて、大型ショッピングモールで食事や買い物、映画などを楽しむのも手。

それでは日常生活と変わらないじゃないか……なんて声も聞こえてきそうですが、1日の我慢で済むならそれもまた、旅。

のんびり過ごしながら、気象情報をラジオやネットで取得しつつ、雨の止み間に予定していた観光やレジャーを織り込めばOKです!

車中泊の雨対策2 レジャーシートを活用する

画像: 車中泊の雨対策2 レジャーシートを活用する

晴れの日だけでなく、雨の日の車内でもレジャーシートが活躍! 車内に敷く、濡れモノを包むなどで雨対策ができるほか、写真のようにドア部分に吊るせば、出入りするときに雨の降り込みを食い止められます。

車中泊の雨対策3 除臭・除菌スプレーで臭いにサヨナラ

画像: 車中泊の雨対策3 除臭・除菌スプレーで臭いにサヨナラ

湿ったウエアやタオルには、衣料用の除臭・除菌スプレーを、また靴や雑巾にはアルコール・スプレーをひと吹きしておけば、臭いを抑えることができます。

車中泊の雨対策4 70cmクラスの傘とレインブーツがあると便利

画像: 車中泊の雨対策4 70cmクラスの傘とレインブーツがあると便利

雨のキャンプではレインウエアは必須ですが、車中泊の場合はそこまで必要ありません。代わりに持参したいのが、70cmクラスの傘とレインブーツです。

この2点が役に立つのは、買い物や入浴施設に行くとき。大きな傘なら、多少横なぐりの雨でも肩や買い物袋が濡れることはないし、アウトドア用の大きな傘ならビーチパラソル代わりにも使えて便利。

レインブーツは土砂降りで路面に水たまりができても、ズボンの裾や靴下が濡れる心配がありません。コンパクトに折りたためるものが使い勝手◎!

車中泊の雨対策5 移動日として有効活用

画像: 車中泊の雨対策5 移動日として有効活用

長期の車中泊旅で雨が数日続くようであれば、思い切って場所を大きく移動するのもいいでしょう。

例えば東北地方のように、太平洋岸と日本海岸で気候が大きく異なるのも日本の特徴のひとつ。雨の日は移動日として有効活用し、新たな車中泊地探しに出発しましょう。

車中泊でも雨対策はしっかりと!

画像: 車中泊でも雨対策はしっかりと!

車中泊だから雨なんて関係ないと思いがちですが、ベッドやシートなどが濡れてしまうとカビや異臭の原因に。「濡れモノ連鎖」を防止するためにも、きちんと雨対策をしておきましょう。

※当記事は『安全・快適 車中泊マニュアル』、『車中泊の疑問解決集』の内容の一部を再編集したものです。

★冬車中泊の寒さ対策はこちら!

  

★車中泊雑誌『カーネルvol.47 2020秋号』好評発売中!★

This article is a sponsored article by
''.