「車中泊」という言葉はよく聞くけれど、そもそも「車中泊」ってどんなこと? なんとなく意味はわかるけれど、楽しいの? 辛くない? などなど、車中泊していない人からすると「???」だらけ。
そこで車中泊専門誌『カーネル』編集部に、「そもそも車中泊とは」、そして「車中泊の定義」を聞いてみた。基本的なことだけれど、大切なことなので、経験者、ベテラン勢もぜひご一読を!

「クルマで寝ることができれば、なんでもあり」が車中泊じゃない!

画像: 「クルマで寝ることができれば、なんでもあり」が車中泊じゃない!

まず、そもそも「車中泊」ってどんなことだろう? 言葉の意味だけ考えると「クルマの中で寝ること(泊まること)」だが、『カーネル』が推奨する車中泊は「クルマで寝ることができれば、なんでもあり」ではない。

『カーネル』では車中泊を「旅の宿泊スタイルのひとつ」と位置づけている。宿泊場所をクルマの中にすることで、一日を有効活用できたり、渋滞を避けられたりするなど、旅を快適にスムーズに楽しめるのだ。つまり車中泊は旅の目的を果たすための「手段」。さらに、車中泊時には心身や周辺環境の安心・安全面を確保するコツやテクニックを駆使して快適性を高めてほしい、というのが『カーネル』の推奨する車中泊なのである。

みんなが納得できる「車中泊」の定義とは……?

画像: みんなが納得できる「車中泊」の定義とは……?

実は車中泊についての認識は、旅行者、施設、業界など立場によってバラバラで、認識のズレにより問題が生じることもある。そうしたことも踏まえ、各位が納得できる「車中泊の定義」を挙げるとすれば、「クルマで食事をとるなら車内でとり、眠る」まで、が妥当といえる。そこまでは長年にわたり長距離トラックの運転手が行ってきたことで、市民権を得ているからだ。

もちろん車中泊OKな場所を前提とした定義なので、お間違いのないように。ただし、キャンプ場など一部のエリアでは、プラスαの楽しみ方として、車外での料理や団らんが車中泊に加えられる、というのが考え方の基本となっている。

車中泊=迷惑行為、にならないために

画像: 車中泊=迷惑行為、にならないために

近年、車中泊の人気は増加傾向。それにともない、マナー違反によるトラブルも増えているという。だからこそ車中泊の定義やマナーをしっかり意識し、周囲に迷惑をかけない車中泊旅を楽しみたい。

NG行為をする人が増えると、車中泊=迷惑行為のレッテルが貼られてしまい、車中泊が偏見の目で見られたり、最悪の場合、禁止するところも増えてしまう。そうならないために、事前の情報収集、計画が必要なのだ。

行き当たりばったりの車中泊旅は……?

画像: 行き当たりばったりの車中泊旅は……?

車中泊の旅というと、「行き当たりばったりの自由気ままな旅」をイメージする人が多いと思うが、それは、半分正解で半分は不正解。綿密な旅のスケジュールは立てなくても大丈夫だが、事前にしっかりと調べておかなければならないこともある。

まず当然のことながら、車中泊の旅というのは車中泊できる場所がないと実現しない。駐車場ならどこでも車中泊できるわけではないので、ルート近辺に車中泊可能な場所があるかどうか、しっかり調べておこう。

さらに、その車中泊可能スポットには、トイレなどの水まわりや食事・買い物ができる店があるか、夜間の周辺状況(明るさや利用者の傾向)、混雑状況はどうなっているか、合わせてチェックしておくこと。これらを事前に調べておかないと現地で困ったりウロウロしたりすることになり、快適な車中泊とはほど遠い状況になる。また、病院や警察など緊急施設、ガソリンスタンドも調べておくと、いざというときに安心だ。

準備と計画、マナー遵守で、迷惑にならない車中泊旅を楽しもう

画像: 準備と計画、マナー遵守で、迷惑にならない車中泊旅を楽しもう

車中泊地の情報をしっかり把握しておけば、あとは時間やルート、立ち寄り先の変更など、わりと気ままに旅ができる。行き当たりばったりとまではいかないが、旅の自由度は高い。事前準備をある程度行ない、マナーを守り、周囲に迷惑をかけない車中泊旅を楽しもう。

※当記事は『CarNeru(カーネル)特選! 安全・快適 車中泊マニュアル』(地球丸刊)の内容を流用、再編集したものです。

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