【概要】キャンプギア倉庫を借りてみた!#1。キャンプギア倉庫として活用できるトランクルーム、屋外型コンテナ、宅配型トランクルームの特徴、トランクルーム3社のサービス内容などを紹介。

年々値上がりしている都市部の住宅事情。増えるキャンプギアの収納問題を解決するのはギア倉庫=トランクルームだ。こちらのシリーズ記事ではトランクルームや屋外コンテナなどを借りて、キャンプギアを収納しているキャンパーや、ギア倉庫の基礎知識、素朴な疑問などを紹介!

キャンプギア倉庫を借りてみた!シリーズ
#1 トランクルーム、コンテナ、宅配型の基礎知識 ←今ココ!
#2 【実例】増殖するキャンプ用品の収納は屋外コンテナで解決!
#3 【実例】トランクルーム専用ビルの1畳部屋を借りてみた!
#4 【実例】ソロキャンギアを宅配型トランクルームに預けてみた!(近日公開予定)

ギア倉庫で都市生活キャンパーの悩みを解決!

自宅車庫にギア収納棚を作り、休日はそこからキャンプギアをクルマに移し替えて出発する。これが理想だが、都市部では夢のまた夢。

現実はクローゼットから道具を引っ張り出し、集合住宅ならほかの住人の迷惑にならないよう静かに、そして共有スペースを汚さないよう注意しながら駐車場まで運び込む。深夜・早朝の作業となるとことさら大変だ。

そんな都市部ならではのキャンパーの悩みを解決するのが、キャンプギアを収納できる倉庫=トランクルーム。

トランクルームは個人の荷物の保管場所を借りるサービス。建物の中の区分けに荷物を保管して自分で出し入れする「屋内型」をイメージするが、コンテナなどを利用する「屋外型」や、業者が出し入れをする「宅配型」もある。

広さも高さ100cm程度のロッカータイプから、5畳ほどの大型までさまざま。当然、広いほど料金は高くなるが、今住んでいる住宅から広い物件に引っ越すことを考えると割安だし、セキュリティは万全。平日には不要な道具を保管するには理想の“ギア倉庫”なのだ。

それにかさばるものだけ、出番は少ないけれど大切な2軍ギアだけなど、保管方法を工夫すれば料金の節約につながる。賢く“ギア倉庫”を借りて、キャンプの悩みを解決しよう。

主なギア倉庫(トランクルーム)の種類と特徴

トランクルームの素朴な疑問Q&A

興味があるけれど疑問もいっぱい。各社にトランクルームにまつわる疑問に答えてもらった。

Q.預けられないものがあるってホント?

A.可燃物・液体・食品・匂いが強いモノは不可

ほぼすべてのトランクルームで可燃物、漏れる危険のある液体や匂いが充満しかねないモノは不可。他の人の保管物に影響を与えないためにもこうした制限は当然のことだ。

また、いくらエアコン完備でも衛生面を管理しきれないので、食品や植物、そしてペットを住まわせることもダメ。

Q.濡れたまま保管していいの?

A.部屋と荷物が劣化する原因なのでよく乾燥させて

建物を汚すし、そもそも湿気が残ったまま保管していると、いくら空調完備のトランクルームであってもカビや加水分解などギアが劣化する原因になる。雨撤収のあとは車内で保管し、乾かしてから収納しよう。

Q.自宅近くに空きがないんだけど、待つしかない?

A.インターそばにも注目

キャンプ場に行くのに高速道路を使うのだから、自宅そばに空きがなければ最寄りインターのそばが狙い目。広くてリーズナブルな物件が見つかる可能性は高い。

Q.棚がほしいんだけど自分で手配するの?

A.基本は自分で用意

一部を除き、備え付けの棚はまずない。荷物を入れるときに自分で持ち込み、組み立てよう。ハローストレージのラック組み立てサービス(エリア限定)、キュラーズのレンタルラックを利用してもいい。

Q.不要になったモノの処分はできる?

A.オークション出品のサービスも

基本は自分で処分。ハローストレージの不要品処分サービス、サマリーポケットのおまかせヤフオク!出品(オプション)を使うのもテだ。