9泊目:勝浦のSLJで何が釣れる⁉
こんにちは。さおりんごです。今回はSLJ(スーパーライトジギング)で釣れた魚が食べたい! 暖かくなってきたので、きれいな海の前で車中泊がしたい!! 名物の勝浦タンタンメンも食べたい!!! ということで、千葉県勝浦市まで行ってきました。
SLJとは、通常のジギングよりも小さなジグ(ルアー)を使います。そのため、普段なかなかルアーでは釣れない魚が釣れたりもします。何が釣れるかわからない釣り(!?)で、とてもワクワクします。
いつものように前乗りで車中泊。今回はお昼に出港する船のため、朝はのんびり起きて準備。日が昇ってぽかぽか暖かいなかの出港。なんだかゆとりがあっていい。
今回の車中泊&釣りのNEWアイテム
海沿いの車中泊って♡ 窓を開ければ波の音。カーテンを開ければ海。私の軽キャンには大きな窓やリアゲートはない。
けれど、運転席側を景色のいい方面へ止めれば、こんなにいい景観が楽しめる。それに気がついたのは、軽キャン4年目。
テレビショッピングで惹かれて購入したトゥルースリーパー。枕とごろ寝マットが私の軽キャンベッドにピッタリと収まり、車中泊がさらに快適になりました。やはり寝具は大事! 快眠大事!
初めてのSLJでカサゴとキントキが釣れたよ♡
今回は午後出発の船だったので、朝はのんびり起きて、日も昇りきったお昼ごろに出港しました。朝が早くて寝不足だと、船酔いすることも多いのです。
酔い止めを飲んでも船酔いしやすい人は、午後船がいいかもしれないですね。元気があり余っているので、やる気も満々。さあ、釣るぞー!
今回の道具
SLJは、柔らかいロッド、細めのライン、20~60gの軽いジグ(ルアー)を使用する。リールはスピニングでもベイトでもどちらでもいいが、小さめのものを使用。全体的に道具が軽くて女性でも疲れにくい釣りが楽しめる。
いざ釣りを始めると、早々にヒット! 釣れたのは「初めまして」の魚、キントキでした。やはり釣ったことのない魚はうれしさも倍増。
初めて釣れたキントキに興奮しつつ、次を投げると今度はサバがヒット。タモを使わずに手で抜き上げようとしたら、空を飛んで海に帰ってしまいました。
その後はカサゴが釣れ、次もカサゴが釣れ、そのまた次もカサゴ……。永遠にカサゴが釣れて(!?)タイムアップ。
しかし! 同船していたお客さんからマダイをいただいたため、さっそくさばくことに。その後クルマへ持ち帰り、車内調理をしました。
魚料理はあまり車内でしたことがなかったのですが、車外でさばいてしまえばニオイも気になることなく、調理できました。
釣った魚をその日に車中泊で食べられる贅沢。何より、釣りで疲れたあとにお腹いっぱい食べて、そのまま眠りにつける。
翌日はメイクもしないで帰るだけ。釣り後の車中泊にもハマってしまう予感です。
今回の釣果!
キントキ。見た目はキンメダイに似ていて、身は透明感のある白身。
同船していた人が釣ったマダイをいただいて、クーラーボックスがパンパンになりました!
カサゴ。この日はずっとカサゴが釣れ続けた。
釣った魚をおいしく調理! さおりんご食堂
ウロコ取りがなかったので、ペットボトルのキャップで代用。
3枚におろし、キッチンペーパーにくるんでファスナー付きビニール袋へ入れてクーラーボックスへ。
ガスコンロがあれば、簡単にできるホイル焼き。
この状態で保存すれば車内も汚れない。
皮目を炙る。
マダイとキントキのアルミホイル焼き、マダイとキントキの刺し身、マダイとキントキの炙り、マダイのカルパッチョ。右上はマダイの白子ポン酢。
今回は釣りをした日に車中泊をしたので、家ではなく車内で調理しました。外である程度、魚をさばいておけば、もっといろいろな調理もできそう! これぞキャンピングカーの強み!
今回訪れた船宿は…外房勝浦川津港・不動丸
広くてエアコン付きのキャビン。個室トイレなど、大きくきれいな船はとても快適! 初めて訪れた私にも、とても親切に説明してくれました。
道具のレンタルもあり、初心者にはレクチャーもしてくれます♪
住所:千葉県勝浦市川津1802
電話:0470-73-5538
http://www.fudoumaru.jp
【おまけ】絶対食べる! ! 勝浦タンタンメン
「勝浦タンタンメン」は勝浦に行けば絶対食べる好物です。ラー油にタマネギの甘味とひき肉のうま味と、全部が最高! 店舗によってけっこう味も違うので、食べ比べがおすすめ☆
さおりんご プロフィール
軽キャンピングカーのステージ21・リゾートデュオバンビーノJr.に乗り、OLをしながら釣りやキャンプを趣味にYouTubeで発信している車中泊女子。
写真・文:さおりんご
初出:カーネル2024年7月号vol.67