夏の車中泊におすすめの標高の高い位置にあるRVパークを紹介。関東エリアから行きやすい標高1000m以上のRVパーク5施設と標高800m以上のRVパーク4施設を紹介。

快適設備に加え涼しさも得られる、まさに「車中泊の聖地」⁉

24時間利用可能なトイレや、場所によっては入浴施設や飲食店などを備えるRVパークは、快適な車中泊ができるスポットとして人気が高い。

そんな車中泊にうってつけのRVパークだけれど、夏の車中泊はどうしたって暑い……。そこで、「標高1000m」をキーワードに、関東エリアから行きやすい高所のスポットを探してみた。

一般的には標高が100m上がるごとに、気温は0.6℃下がるといわれている。その理論でいうと、平地(0m)が最低気温26℃の熱帯夜でも、標高1000mなら20℃とかなり涼しい!

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夏休みに向けて、さっそくチェックしてみよう!

標高1000m以上のRVパーク5選

猛暑でも涼しくてぐっすり眠れる、高所のRVパークを厳選!

【標高約1500m】RVパーク 蓼科(長野県)

画像1: 【標高約1500m】RVパーク 蓼科(長野県)

2023年7月に開設された新しい車中泊スポット。長野県の観光道路・ビーナスライン沿い、白樺高原内にあり、標高はなんと1500m。

カヤックやSUP、トレッキングなどが楽しめる女神湖が徒歩圏内で、アクティビティが楽しめるほか、蓼科高原、霧ヶ峰など高原リゾートが近くに点在し、避暑に最適。

画像2: 【標高約1500m】RVパーク 蓼科(長野県)

入浴施設はRVパークから徒歩1分。蓼科荘の大浴場を利用することができる。またクルマで約7分の場所に日本初の“リゾートローソン”「ローソンビーナスライン白樺湖店」も。地域産品などを手に入れることができる。

〈施設情報〉
住所:〒384-2309 長野県北佐久郡立科町大字芦田八ヶ野1050
電話:090-4538-6247(9:00~18:00)
利用料金(1泊1台):4000 円
利用可能台数:6台
利用可能期間:通年

【標高約1500m】RVパーク 蓼科ラ・プラネート(長野県)

画像1: 【標高約1500m】RVパーク 蓼科ラ・プラネート(長野県)

自然豊かな東急リゾートタウン蓼科内にあり、ペンション「ラ・プラネート」併設のRVパーク。こちらも2023年7月にオープン。

画像2: 【標高約1500m】RVパーク 蓼科ラ・プラネート(長野県)

標高約1500mと夏でもクーラーいらずの立地で、周辺では野生動物の観察や、夜には満天の星を見ることができるかも。

画像3: 【標高約1500m】RVパーク 蓼科ラ・プラネート(長野県)

クルマで約5分の距離にある東急蓼科ホテルの施設で、温泉や野外アスレチック、渓流釣りなども楽しむことができる。

もちろん、入浴施設はペンション「ラ・プラネート」の施設を利用可能だ。

〈施設情報〉
住所:391-0301 長野県茅野市北山4026-1213
電話:080-4235-4126
利用料金(1泊1台):4400 円(夏休み期間中7月20日~8月31日)は特別料金+1100円
利用可能台数:1台
利用可能期間:通年

【標高約1200m】RVパーク八ヶ岳高原「原村」もみの木(長野県)

画像: 【標高約1200m】RVパーク八ヶ岳高原「原村」もみの木(長野県)

全国から天文ファンが訪れるイベント「星まつり」(2024年未定)が行われる原村。その標高約1200mに位置し、「星の降る里」とも呼ばれている。

高所なだけに真夏でも涼しく、湿度が低いため、ぐっすりと快眠できるだろう。電源なしサイトなら1台1泊1500円という料金も魅力。

入浴施設は徒歩圏内の天然温泉施設「もみの湯」へ。源泉かけ流し温泉で、大浴場や露天風呂などがあるので、疲れた体をゆっくり癒やすことができる。

〈施設情報〉
住所:〒391-0115 長野県諏訪郡原村字原山17217-1729
電話:0266-74-2311
利用料金(1泊1台):電源あり2500円、電源なし1500円
利用可能台数:10台
利用可能期間:4月下旬~11月中旬(冬季閉鎖)

【標高約1050m】RVパークサクラリゾート(山梨県)

画像: 【標高約1050m】RVパークサクラリゾート(山梨県)

山梨県・韮崎ICから15分ほどと、アクセスのよいトータルリゾート内のRVパーク。サクラリゾートにはホテルのほか、コテージ、キャンプ場、大浴場、BBQといった、さまざまな施設が備わっている。

30分圏内には昇仙峡や白山温泉、韮崎大村美術館と見どころもいっぱい。釣りや登山などのアウトドアも楽しめる。

施設内にはテニスコートやフットサルコート、夏季はプールなどのオプションプランが充実しているので、このRVパークを拠点に数日間滞在するという過ごし方もおすすめだ。

〈施設情報〉
住所:〒400-1131 山梨県甲斐市亀沢6949
電話:055-260-3100 
利用料金(1泊1台):3000円
利用可能台数:5台
利用可能期間:通年

【標高約1000m】RVパーク ウイングヒルズ 満天の湯(岐阜県)

画像1: 【標高約1000m】RVパーク ウイングヒルズ 満天の湯(岐阜県)

2023年4月にオープンしたキャンプ場「アルペンアウトドアーズしろとりフィールド」内の車中泊スポット。

天然温泉施設「満天の湯」が隣接しており、徒歩1分で施設まで行けるという利便性の高さがポイント。トイレや水場はキャンプ場内の清潔なサニタリー棟を利用できる。管理棟では軽食やドリンク、生ビール、ソフトクリームなどの販売も。

画像2: 【標高約1000m】RVパーク ウイングヒルズ 満天の湯(岐阜県)

周辺は自然スポットも豊富。清流・石徹白川、大蛇が住むという伝説のある村間ヶ池、推定樹齢1800年の特別天然記念物など、見どころも多い。

また、ゴンドラ遊覧、トレッキング、ナイトゴンドラ、星空観測、山菜採り、シャワークライミングなどのアクティビティも充実していて、車中泊+αを存分に楽しめる。

〈施設情報〉
住所:〒501-5231 岐阜県郡上市白鳥町石徹白136-1-1
電話:080-5811-9030(アルペンアウトドアーズしろとりフィールドの営業期間中の10時~15時)
利用料金(1泊1台):2500円~
利用可能台数:5台
利用可能期間:通年(2024年4月26日~2024年12月1日予定)

標高800m以上のRVパーク4選

標高1000mまではいかないけれど、標高800m以上だって十分涼しい! 関東から行きやすいRVパーク4カ所を紹介!

【標高約960m】RVパークゆーとろん水神の湯(長野県)

画像: 【標高約960m】RVパークゆーとろん水神の湯(長野県)

標高約1000m入笠山の麓にある静かなRVパーク。創業29年の温泉施設「ゆーとろん水神の湯」の併設しており、pH10.3強アルカリ単純硫黄泉は全国トップクラスの美肌の湯。

〈施設情報〉
住所:〒399-0211 長野県諏訪郡富士見町富士見9547
電話:0266-62-8080
利用料金(1泊1台):2750円~
利用可能台数:7台
利用可能期間:通年(水・木定休、祝日・年末年始・GW・お盆は無休、11/13~12/8はメンテナンス休)

【標高約860m】だいくら(福島県)

画像: 【標高約860m】だいくら(福島県)

レストランと宿を備えたオーベルジュ「会津六名館」に併設。新鮮野菜を使った料理や自家製ベーコン、ビール酵母の焼き立てパンなど、食事も提供している。わき水を使用した入浴施設あり。

〈施設情報〉
住所:福島県南会津郡南会津町針生字昼滝山857-27
電話:0241-64-2355
利用料金(1泊1台):2000円
利用可能台数:2台
利用可能期間:通年(不定休あり)

【標高約829m】RVパーク 道の駅 南きよさと(山梨県)

画像: 【標高約829m】RVパーク 道の駅 南きよさと(山梨県)

道の駅南きよさとに隣接するRVパーク。道の駅には農産物直売所、土産店、レストラン、ドッグラン、公園などもある。

〈施設情報〉
住所:〒408-0001 山梨県北杜市高根町長沢760
電話:0551-20-7224
利用料金(1泊1台):2000円
利用可能台数:5台
利用可能期間:通年(1・2月は火休、年末年始休ほか)

【標高約813m】RVパーク 道の駅尾瀬かたしな(群馬県)

画像: 【標高約813m】RVパーク 道の駅尾瀬かたしな(群馬県)

尾瀬の玄関口、片品村の中心にある道の駅尾瀬かたしなに2023年4月開設。平成の名水百選に認定された湧水の持ち帰りがOK。徒歩約5分に「寄居山温泉 ほっこりの湯」あり。

〈施設情報〉
住所:〒378-0415 群馬県利根郡片品村鎌田3967-1
電話:0278-25-4644(9:00~17:00)
利用料金(1泊1台):3000円~ ※特定日加算あり
利用可能台数:3台
利用可能期間:通年

文:赤坂太一、SOTOBIRA編集部
初出:カーネル2020夏号vol.46ほか

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