【概要】RVランドのキャンピングカー「room」の紹介。フィアット・デュカトがベースのバンライフ仕様。インテリアの特徴など。
画像2: キャンピングカーの概念を覆すインテリア! バンライフ車両「room」はナニがスゴイのか、徹底解説!

世界のキャンピングカーベース車両として大きなシェアを占めるフィアット・デュカト。

ようやく国内にも正規輸入されることになり、国内ビルダーからニューモデルが発表されている。

そのなかのひとつが、海外で主流となりつつある“バンライフスタイル”を継承しているRVランドの「room」だ。

明るいインテリアで統一されたバンライフ車両のレイアウト

画像1: 明るいインテリアで統一されたバンライフ車両のレイアウト

「room」は既存のキャンピングカーの概念を覆すレイアウトを実現。バンコンながら、リビングエリアを中央に設置して、ベンチシートを採用しているのだ。

エントランスから奥行きのある空間が広がり、さらにホワイトを基調としたインテリアデザインが、さらに広さを感じさせる。

画像2: 明るいインテリアで統一されたバンライフ車両のレイアウト

リア側にはベッドスペースが広がり、その手前にベンチシートが並んでいる。

壁はウッドで覆われており、クルマというよりは家の中にいるような雰囲気。上部収納が取り付けられており、家具のデザインもこだわりを感じる。

既存のキャンピングカーにはなかったインテリアデザインが、注目されている理由ともいえるだろう。

画像3: 明るいインテリアで統一されたバンライフ車両のレイアウト

壁に取り付けられたライトなども、アンティーク調のものが採用されるなど、こだわりは随所に。車名の「Room」の文字がさりげなく描かれているのも趣がある。

窓にはアクリル2重窓が採用され、断熱効果も高く、クラシカルなデザインでありながら、最新のテクノロジーが投入されている点にも注目したい。

使いやすさを追求したキャンピングカー設備

画像1: 使いやすさを追求したキャンピングカー設備

スライドレールが取り付けられたリビングテーブルは、ベッド下から簡単に引き出すことができる。

必要なスペースだけを引き出せるので、ドリンクを載せるだけであれば、少しだけ引き出して、空間を広く使うこともできる。

画像2: 使いやすさを追求したキャンピングカー設備

キッチンエリアはエントランス部分に設置されている。エントランス正面にシンクがあり、冷蔵庫を内蔵したキャビネット、上部には吊り下げ棚、その下に電子レンジが収納できるようになっている。

フロントシートは回転式になっているので、後ろへ向ければ、キッチンエリアでのイスとしても使えるのが便利。運転席上部に空間があり、小物を収納できるスペースが確保された。

画像3: 使いやすさを追求したキャンピングカー設備

リアがベッドになっていて、片側に吊り下げ棚を設置。吊り下げ棚下部にもダウンライトが埋め込まれていて、車内のライティングに彩りをもたらす。

窓は両サイドに付いていて、窓部分が外側に少し凹んでいるデザイン。ピクチャーウインドーのような景色で、旅先の景色をより美しく切り取ってくれることだろう。

画像4: 使いやすさを追求したキャンピングカー設備

ベッド下は大きな収納スペースとなっている。奥に見える扉は、車内からラゲッジスペースへアプローチできるエントランス部分。

ラゲッジスペースであっても、壁にはきれいにウッドパネルが取り付けられていて、統一されたインテリアデザインを感じることだろう。

システムにポータブルバッテリーを使っているので、ベッド下ラゲッジスペースにバッテリーが置かれていた。

走行充電も可能で、車内の照明からコンセントまで、すべてをこのポータブルバッテリーがカバーしている。

世界標準のフィアット・デュカトをベースに新しく開発された「Room」は、既存のキャンピングカーの枠を超えて、新しいカルチャーとして定着したバンライフというライフスタイルまで表現するモデルといえるだろう。

既存のキャンピングカーでは感じることのなかった、心地よい部屋(Room)感覚を味わえるのではないだろうか。

RVランド 「LW Room」(ランドワゴンルーム)

ベース車両:フィアット・デュカト
サイズ:5995×2050×2525mm
駆動方式:2WD FF
ミッション:9AT
価格:1045万円〜(※2023年1月時点)

写真:中里慎一郎 
文:渡辺圭史

This article is a sponsored article by
''.