クルマ旅愛好者の聖地・北海道。夏の北海道には、この時期にしかない絶景・グルメなどの魅力が満載!
しかし、北海道へクルマで向かう陸路はなく、フェリーで海を渡るしかない。そのルートのひとつとして人気なのが、商船三井フェリーの「さんふらわあ」だ。
茨城県・大洗港から北海道・苫小牧港をフェリーで結ぶ航路は、関東圏から北海道へ向かうのに最適。夕方便・深夜便があり、スケジュールに合わせて乗船時間を選べるのも人気の理由だろう。
船内設備が充実している夕方便では、食事を楽しむのもよし、サウナで疲れを癒やすのもよし、ただ海を眺めるのもよし……まるでホテルでゆったりと過ごしているかのような気分。
そうしている間に北海道に到着。まだ下りたくないと思ってしまうほどの快適さなのだ。
そんな船の旅がお得になる、「さんふらわあ初夏割」「マイカー・バイクキャンペーン」が実施される。
運賃5〜15%の割引や、乗用車・バイクで乗船した人限定で、指定ガソリンスタンドでの給油が割引になるキャンペーンを実施中(一部対象除外あり)。
さらに8〜9月に「特別なイベント」を企画中とのことで、こちらも見逃せない。
この夏、北海道を車中泊旅するなら「さんふらわあ」で決まり!
まるななの「さんふらわあ」船旅タイムスケジュール
〈1日目〉
16:30 乗船手続き
車中泊女子・まるななは取材のため、北海道へ向かうこととなった。北海道へは商船三井フェリー「さんふらわあ」が関東圏からアクセスがいいので、茨城県・大洗港にやってきたというわけだ。
乗船手続きを行い、愛車でフェリーに乗船。駐車したデッキの乗船口付近にフロアカードがあるので取っておくと、どのデッキに駐車したかわかるので、到着時にあわてることなく便利!
ちなみに港へは、時間に余裕をもって到着しておこう。
18:30 客室到着!
宿泊した「プレミアム」は、なんと専用バルコニー付き客室! 高品質なアメニティに、バス・トイレ・テレビ・冷蔵庫・ドライヤーなども、すべて完備。
まるでリゾートホテルに来たような充実ぶりで、ここが海の上ということを忘れてしまうほどだ。
さらに船内で優雅なひとときを過ごしたり、ベッドでぐっすりと眠っているだけで翌日には北海道に到着するのだから、フェリーとはまさに「動くホテル」。
この客室以外にも「スーペリアオーシャンビュー(和室)」と「スーペリアインサイド(洋室)」などもあり、人数・用途・予算に合わせて客室が選べる。
19:30 夕食タイム
夕食は、定食かバイキングが選べる。バイキングは、夕食+朝食付きの2食セット券にするとお得だ。
アルコールは別料金だが、北海道限定ビール「サッポロクラシック」が船内で飲めるのだから、ビール好きにはたまらない。
20:30 入浴タイム
お風呂はサウナ併設の展望浴場。夜は23時まで営業、翌日は早朝から入れるので、明るい時に大海原を眺めながらの入浴も気持ちがよさそう。
ゆっくりと湯船に浸かり日ごろの疲れをとるのも、翌日から始まる旅の備えのひとつ。
23:00 就寝前
就寝前は、リラックスタイム。船内にはWi-Fi設備はないが、航路状況やキャリアによっては微弱な電波を受信できるのでメッセージのやり取りやSNSを見ることは可能。
客室によっては、圏外ということもあるが、デジタルデトックスにいいかも。普段、忙しくて見られない映画や読書の時間にあてよう。船旅の夜は、寝るのも惜しい至福の時間なのだ。
2日目
起床!
フカフカのベッドで自宅よりよく眠れる気がする。旅を前にしっかり睡眠不足を解消してからスタートできるのがうれしい。
専用バルコニーで、海を独り占めしているような気分に浸る。さんふらわあオリジナルドリップコーヒーで目覚めの1杯を楽しむ。
14:00 苫小牧港着
出港から約18時間で、苫小牧港に到着! 他の乗り物なら「早く着いてほしい」と考えがちだが、フェリーは「もう着いてしまったのか」と名残惜しい気分になる。
それだけ、フェリーが快適! ということだろう。旅の前に、優雅で特別な思い出づくりができるのも、船旅の魅力のひとつかもしれない。
こんなお得な特典も!
CHECK① さんふらわあ初夏割
旅客運賃15%引き・乗用車航送運賃5%引きになるキャンペーン。7月20日(木)出港便まで(一部割引対象除外あり)。下記CHECK②のサービスと重複適用可能。
CHECK② マイカー・バイクキャンペーン2023
さんふらわあ特典パスポート企画を実施中! 乗用車・バイクで乗船した人に限り、乗船券の提示で給油&洗車が割引となる。燃料は1リットル2〜3円引き!(乗船日から15日以内)。
★キャンペーンやイベントの詳細はオフィシャルWEBサイトをチェック!
写真、文:まるなな
初出:カーネル2023年7月号vol.61