車中泊のよさを活かしたリビングをつくろう!
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クルマを使って車中泊キャンプをしてみたい! という人が急増中だけど、クルマがあるからこそ、実は簡単にベースキャンプがつくれてしまう。
それはタープを張る際に、クルマを利用する方法だ。カーサイド専用の市販品タープならまちがいないが、汎用性の高い安価な量販品でも、コツさえわかれば、簡単に張ることができる。
そしてタープさえ張ってしまえば、チェアやテーブルなど、野外でくつろげる必要最低限な快適装備と、調理環境をそろえれば車中泊キャンプのベースはOKだ。
設営や撤収にかかる手間や時間がほとんどかからないとなれば、車中泊の手軽さが活きてくるはず。
今回はダイハツ・ハイゼットカーゴハイルーフを車中泊仕様&仕事部屋に仕上げている、フリー編集者・渡辺圭史さんの時短・シンプルな野外リビング術を紹介しよう。
![画像2: 車中泊のよさを活かしたリビングをつくろう!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/01/25/56b71ea3da93b8ceab01b92b0796f8ac4d4a4186_xlarge.jpg)
渡辺圭史さん
アウトドアやクルマ関連のフリー編集者。仕事の際はクルマでの移動がほとんど。車中泊をしながら取材先に向かうことが多い。DIYが好きで、休日は愛車の改造に時間を取られている。
時短・シンプルな野外リビングの設営手順
![画像1: 時短・シンプルな野外リビングの設営手順](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/01/25/a89eaacc2a3c8af3d87b07c6b2d821447b23c881_xlarge.jpg)
1)タープを広げてクルマに固定する位置をおおまかに決める。今回はタープを装着する専用アイテムを先に購入しておく必要がある。
![画像2: 時短・シンプルな野外リビングの設営手順](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/01/25/56d5c036cc5d20fcf738f583a877a340abdaee52.jpg)
2)これがタープ装着アイテム。クルマの雨どいに固定するタープテント用カージョイントで、簡単にネットショップなどで購入できる。
![画像3: 時短・シンプルな野外リビングの設営手順](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/01/25/56e076ef9a09eead228535d74404562429c66a74_xlarge.jpg)
3)タープの角にポールを立てて、ポールが垂直になる位置を確認。ロープを張った後でもポールは簡単に移動できるのでおおよそでOK。
![画像4: 時短・シンプルな野外リビングの設営手順](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/01/25/8ae214a4d9707f67cd1ecd608964e1a204e1b491_xlarge.jpg)
4)ロープを張れる場所を考えて、ペグは外側に倒して打つ。ポールをタープの角に差し込み垂直に立て、ペグとロープでつなぐ。
![画像5: 時短・シンプルな野外リビングの設営手順](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/01/25/8b6349101ed7567aa25ecb8b182ec7f64d4aa414_xlarge.jpg)
5)ロープをピンと張ったら完成。あまり欲張らないように、タープは大きくしないほうが最初は簡単に立てられるはず。
![画像6: 時短・シンプルな野外リビングの設営手順](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/01/25/106495bbdcfd7938a334165271b4130ddae5a809_xlarge.jpg)
6)タープ下のマイ・スペースに小物を配置。なるべく軽量コンパクトになる、折りたたみ式のチェアやテーブルをそろえるのが理想的。
![画像7: 時短・シンプルな野外リビングの設営手順](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/01/25/9bb141f8620de4add0c6b50571514be87e438e08.jpg)
7)手軽なLEDランタンがおすすめ。さまざまの種類のライトが販売されている。クーラーボックスなど、その他の小物の配置も工夫したい。
![画像8: 時短・シンプルな野外リビングの設営手順](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/01/25/f5e6b377f510e707e3ca3adb733a0e6c30d5d019_xlarge.jpg)
完成!)チェアとテーブルまわりにクーラーボックスやギアボックス、焚き火台などをセットして、それぞれにすぐに手が届く快適野外リビングが完成した。
車中泊キャンプの場合はクルマで寝るのだから、最低限のアイテムのみ用意すればOKというのが手軽!
写真:中里慎一郎ほか
文:Yusuke Makino
出典:カーネルvol.51 秋号