【概要】ダッチオーブン3つを重ねて一気に過熱する「ダッチオーブンタワー」のレシピを紹介。キャンプならではの豪快料理だ。

キャンプだからこそ、ダイナミックな調理を!

せっかくキャンプに来ているのだから、野外だからこそできるダイナミックなキャンプ飯挑戦してみよう!

今回紹介するのは、ダッチオーブン3個を積み上げて調理する「ダッチオーブンタワー」。上下の炭で一気に過熱する、これぞ豪快料理だ。3段分のレシピを紹介しよう!

▼今回使用したダッチオーブン▼

SOTO ステンレスダッチオーブン 8インチ、10インチ、12インチ

画像: ▼今回使用したダッチオーブン▼

シーズニングが不要なステンレス製ダッチオーブン。残った料理をひと晩入れておいても錆びる心
配がない。重ねて調理ができるように、フタの取っ手がスタンドの役割を果たすのも便利。

※焚き火台やグリルを使用する際は耐荷重をチェック。上に載せるダッチオーブンの重さに耐えられるものを使用のこと

1段目(8インチ) 焼きリンゴ

画像1: 1段目(8インチ) 焼きリンゴ

〈材料〉
・リンゴ 小4個
・ドライフルーツミックス 適量
・ハチミツ 適量
・シナモンパウダー 適量
・チューブ入りバター 適量

〈作り方〉
①ドライフルーツミックスに、ハチミツとシナモンパウダーを入れて混ぜる。

②貫通させないように芯抜きでリンゴの芯をくり抜き、リンゴの表面にフォークで2~3カ所穴をあける。

③ ①をリンゴの穴に詰める。上まで入れず1cmほど空けておく。

④ドライフルーツの上にバターを入れる。

⑤予熱しておいたダッチオーブンに底網を敷き、④のリンゴを並べる。

⑥フタ上は多めの炭で強火、下は炭を散らした弱火で40~50分加熱。触って柔らかければ完成。

★ポイント

画像2: 1段目(8インチ) 焼きリンゴ

芯抜きがない場合はティースプーンでも代用できるが、芯抜きのほうが簡単に抜ける。

画像3: 1段目(8インチ) 焼きリンゴ

ドライフルーツミックスが手に入らなかった場合は、レーズンだけでもOK。

2段目(10インチ) 丸ごとキャベツの焼きポトフ

画像1: 2段目(10インチ) 丸ごとキャベツの焼きポトフ

〈材料〉
・キャベツ 1個
・ベーコン 300g
・ジャガイモ 2個
・タマネギ 1個
・ニンジン 1本
・ミニトマト 8個
・コンソメキューブ 4個
・コショウ 適量
・水 1.5ℓ

〈作り方〉
①キャベツに十字の切り込みを入れる。完全にカットせず芯を残す。

②切り込みやキャベツの葉と葉のあいだにベーコンを挟み、ダッチオーブンに入れる。

③空いている場所にすべての野菜を入れる。根菜類は大きめにカットしておけば煮くずれが防げる。

④水とコンソメキューブ、コショウを入れる。

⑤フタをして、強火よりも炭の量を減らした中火にかけ、沸騰したら弱火で30~40分煮れば完成。

★ポイント

画像2: 2段目(10インチ) 丸ごとキャベツの焼きポトフ

切る前にキャベツをダッチオーブンの中に入れて、フタが閉まるか確認しておくように。

画像3: 2段目(10インチ) 丸ごとキャベツの焼きポトフ

入れる野菜の量はキャベツの大きさに合わせて調整。入らない場合は減らしてもOK。

3段目(12インチ) タンドリーチキン風ローストチキン

画像1: 3段目(12インチ) タンドリーチキン風ローストチキン

〈材料〉
・丸鶏 1羽(1.2kg)
・クレイジーソルト 適量
・ジャガイモ 2個
・ニンジン 2個
・タマネギ 2個

【A】
・ヨーグルト 150 ~ 200cc
・おろしニンニク 1片分
・おろししょうが 1片分
・ケチャップ 大さじ1
・カレー粉 大さじ4
・ハチミツ 大さじ1
・醤油 小さじ2

〈作り方〉
①丸鶏の内側を含め、全体にクレイジーソルトをすり込む。

②【A】をすべて混ぜ合わせ、丸鶏と一緒にファスナー付きビニール袋に入れて、冷蔵庫でひと晩寝かせる。

③クーラーボックスから出して30分ほど置いて常温にもどし、予熱しておいたダッチオーブンにジャガイモ、ニンジン、タマネギと一緒に入れる。

④上下から中火にかけ、40~50分加熱する。竹串を刺して透き通った汁が出てきたらできあがり。

★ポイント

画像2: 3段目(12インチ) タンドリーチキン風ローストチキン

ダッチオーブンの底にアルミホイルを敷いておくと、タレや肉汁などで焦げ付かない。

画像3: 3段目(12インチ) タンドリーチキン風ローストチキン

焼き上がりの焦げ色をキレイに出すためには、最後に上火を少し強めにするのがコツ。

写真:佐藤弘樹 
レシピ:牛島義之 
文:SOTOBIRA(ソトビラ)編集部
出典:GARVY2021年10月号 
※当記事はGARVY2021年10月号を再編集したものです

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