【概要】コールマンの焚き火台「ステンレスファイアープレイス」を紹介。製品特徴やポイント、使用感、スペックのほか、歴史、シリーズ製品、Q&Aなどを紹介。

※こちらの記事はキャンプ雑誌『GARVY(ガルヴィ)』2021年6月号巻頭特集内「ロングセラーにはワケがある! 超定番焚き火台5モデルに迫る!」からの転載記事(抜粋、再編集あり)になります。

メッシュ窓から見える、ゆらめく炎がキャンプの夜を幻想的に!

画像1: メッシュ窓から見える、ゆらめく炎がキャンプの夜を幻想的に!

コールマンの焚き火台といえば、最新のプレート型「ファイアーディスク」が注目を集めているけれど、発売から13年経つロングセラーモデル「ステンレスファイアープレイス」もキャンプシーンで変わらず人気だ。

画像: スクエアパイプの井桁型構造は、まるでキャンプファイアー。1カ所にだけコールマンのロゴマークが入っているので、探してみるのも楽しい。

スクエアパイプの井桁型構造は、まるでキャンプファイアー。1カ所にだけコールマンのロゴマークが入っているので、探してみるのも楽しい。

本体は角型のパイプが井桁状に組まれた深型タイプ。大きめサイズの薪も気兼ねなく投入でき、その薪が燃える炎を、パイプ間に配されたメッシュ枠から眺めることができる。

画像2: メッシュ窓から見える、ゆらめく炎がキャンプの夜を幻想的に!

これがなんとも幻想的で雰囲気抜群。たしか発売当時からGARVY編集部にも常備されていて、ちょっとおしゃれな感じのキャンプサイトを撮影したいときに、必ず持っていく焚き火台だった。今でいう「映える」焚き火台の先駆けだったように思う。

今回、久しぶりに使ってみて、やはりその雰囲気のよさと、機能性の高さを再認識。 

画像: ハンドルを内側に倒すと、ダッチオーブンも載せられるゴトクに! ゴトクの耐荷重は約20㎏。12インチのダッチオーブンに水を満タンにした重量を基準としている。

ハンドルを内側に倒すと、ダッチオーブンも載せられるゴトクに! ゴトクの耐荷重は約20㎏。12インチのダッチオーブンに水を満タンにした重量を基準としている。

見栄えだけでなく、空気を取り込み、燃焼効率を上げてくれるメッシュ窓。収納のコンパクトさや組み立ての容易さにひと役買っている炉側面2辺の折りたたみ機構。ダッチオーブンの重さに耐えられる、ゴトク兼ハンドル。

画像: スライド式の灰受けは単独で取り外せるので、焚き火後の灰処理にも便利。BBQ 時は炭がたっぷり入るので、高火力/低火力ゾーンと余裕をもって分けて使える。

スライド式の灰受けは単独で取り外せるので、焚き火後の灰処理にも便利。BBQ 時は炭がたっぷり入るので、高火力/低火力ゾーンと余裕をもって分けて使える。

また、火床のシステムも秀逸で、焚き火時は炉の最下部にセットするが、炭火でBBQ などをするときは、火床を炉の上部にセットできるようになっている。炭火と焼き網がほどよい近さになるというワケだ。

この火床自体に空気孔はないので、炭が一度“熾”の状態になれば、けっこう長持ちするように思う。

そんなふうにかゆいところに手が届き、スムーズに焚き火や調理ができる機能の数々は、使っていて心地いい。

画像: 一体化された遮熱版と灰受け。

一体化された遮熱版と灰受け。

ちなみに現行モデルはⅢで2015年にリリース。ⅠからⅡ、そしてⅢへの間は、軽量化やハンドル兼ゴトクの強化、遮熱板と灰受けの一体化など、使い勝手向上のためのバージョンアップが行われている。

昨今は焚き火ブームでさまざまな焚き火台がリリースされているけれど、改めてロングセラーの所以を感じた一台だった。

ポイント1 井桁型のデザインは燃焼効率が抜群

画像: ポイント1 井桁型のデザインは燃焼効率が抜群

基本的な形はキャンプファイアーで用いられる井桁型をイメージしたという。

キャンプファイアーの井桁状の薪の組み方は煙突のようになっているため、上昇気流が生まれて勢いのある炎が生まれる。フレームをこの形にすることにより、その効果を狙っているのだ。

ポイント2 使用時は大きく、収納時はコンパクトに

画像: ポイント2 使用時は大きく、収納時はコンパクトに

炉の2辺がM字形に折りたためるようになっていて、これが収納のコンパクトさと、セッティングの手軽さを両立。

本体に少々重さはあるものの、開閉は力を入れることなくスムーズにできる。本体を広げるだけで、深めで大きく使える炉が出現する。

ポイント3 メッシュ枠から見える焚き火の炎が美しい

画像: ポイント3 メッシュ枠から見える焚き火の炎が美しい

焚き火の炎が台の上からだけでなく、暖炉のように側面からも眺められるのが、この焚き火台の最大の特徴。

さらに、「熱も側面から360度放熱でき、キャンプサイトでみんなが温まれるスタイルの焚き火台を作りたかったため、この構造にしました」と開発担当者。

ポイント4 使用時の安全性を確保するストッパー

画像1: ポイント4 使用時の安全性を確保するストッパー
画像2: ポイント4 使用時の安全性を確保するストッパー

火を扱うものだから、安全面も考慮されているのは安心。ステンレスファイアープレイスには、炉の折れ曲がり防止と、脚のぐらつきを抑え、しっかりと固定するストッパーが装備されている。セッティング時に忘れずに行っておきたい。

コールマンに聞いた! ユーザーからのよくある質問

Q. BBQのとき、火床が遠くてなかなか食材が焼けません……。

A. 炭火を使用するときは、灰受け皿を炉の上部にセットしてお使いください。

Q. 網がぐらぐらして不安定なのですが……。

A. BBQ用の網は炉のパイプの高いほうにセットします。焼き網の脚がハンドルの付け根の内側にしっかりとはまるようにセットすれば、ガタつきを抑えられます。

画像: コールマンに聞いた! ユーザーからのよくある質問

コールマン ステンレスファイアープレイスの主な年表

2007年 「ステンレスファイアープレイス」発売
2008年 炉のサイズが約50×50㎝でひとまわり大きい「ステンレスファイアープレイスM」を発売
2012年 「ファイアープレイステーブル」が発売
2013年 セットアップを簡単にするために炭受け皿と遮熱板を一体化に改良した「ステンレスファイアープレイスⅡ」を発売。Ⅱがグッドデザイン賞を受賞
2015年 「ステンレスファイアープレイスⅢ」を発売。ファイアープレイス関連シリーズがグッドデザイン賞を受賞

画像: ステンレスファイアープレイスⅢ、ファイアープレイススタンド、ステンレスファイアープレイステーブルなどの関連シリーズで、2015年のグッドデザイン賞を受賞。「焚き火の道具本来のシンプルさの追求と、思いがけない事故を防ぐ、安全性を追求」した点が評価された。

ステンレスファイアープレイスⅢ、ファイアープレイススタンド、ステンレスファイアープレイステーブルなどの関連シリーズで、2015年のグッドデザイン賞を受賞。「焚き火の道具本来のシンプルさの追求と、思いがけない事故を防ぐ、安全性を追求」した点が評価された。

スペック ステンレスファイアープレイスIII

画像1: スペック ステンレスファイアープレイスIII

価格:1万9800円(税込)

使用時サイズ:約41.5×46.5× H34.5㎝
重量:約5.7㎏
本体材質:ステンレスほか

画像2: スペック ステンレスファイアープレイスIII

左)約22.5㎝の深めの炉には、薪を立てかけられる。少し長め&大きめの薪でもOK。

右)ボックス形状で薪をたくさん投入できる。写真の薪は炉に水平ではなく斜めの状態。

画像3: スペック ステンレスファイアープレイスIII

収納ケースのサイズは約41.5×30.5×15.5㎝。

画像4: スペック ステンレスファイアープレイスIII

セット内容は、本体、灰受け+反射板、焼網、収納ケース。

画像5: スペック ステンレスファイアープレイスIII

スペアパーツとして、左の「ステンレスファイアープレイスⅢ用グリッド」(1100円・税込)、右の「ステンレスファイアープレイスⅢ用灰受け皿」(2750円・税込)を販売。

【問】コールマン

出典:GARVY2021年6月号 
写真:中里慎一郎 
制作:カーネル

※こちらの記事はキャンプ雑誌『GARVY(ガルヴィ)』2021年6月号巻頭特集内「ロングセラーにはワケがある! 超定番焚き火台5モデルに迫る!」からの転載記事(抜粋、再編集あり)になります。

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