コスパ最強にて頑強! ユニフレームの「ファイアグリル」
![画像1: コスパ最強にて頑強! ユニフレームの「ファイアグリル」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/18/2df3efcf99839134bc96cd05690ecbe8e2c7ad74_xlarge.jpg)
ユニフレームの焚き火台「ファイアグリル」もスノーピークの「焚火台」同様、誕生から20年超えのロングセラーモデルだ。
この間、改良などのマイナーチェンジはなく、発売当時の姿のまま、多くのキャンパーに愛用されている。
なんと同社のなかで毎年、出荷金額が不動の一位! 年間数万台を出荷しているという(詳しい数字は秘密とのこと)
![画像2: コスパ最強にて頑強! ユニフレームの「ファイアグリル」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/18/07dc40f09ddd91a2c5105589aba2ab98a831fa4c.jpg)
さてこの「ファイアグリル」、“壊れない焚き火台”との呼び声が高い。
本体の炉のステンレス材は薄く、軽量にもかかわらず、ゆがみ知らず。GARVY編集部でも多くのスタッフによって使い込まれていたが、変形していなかった。
![画像: ベコベコが気になる人は裏返して使うか、スペアパーツ「ファイアグリル用ロストル」(1500円・税込)を手に入れよう。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/18/9b6e28bc2d7c575b16889e59afa18ad804b8eb3e.jpg)
ベコベコが気になる人は裏返して使うか、スペアパーツ「ファイアグリル用ロストル」(1500円・税込)を手に入れよう。
いっぽう、ロストルは熱でベコベコに変形するけれど、使用には問題なし。使用歴20年以上のキャンパーも多いと聞く。
![画像: セット内容は本体の炉、ロストル、焼き網、スタンド。収納ケースは付属しない。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/18/773d1408d657f8de1dcde17240ffeafa27344737_xlarge.jpg)
セット内容は本体の炉、ロストル、焼き網、スタンド。収納ケースは付属しない。
構成パーツが炉、脚、ロストルの3点+焼き網とシンプルなのもいい。脚の開き方だけ、ほんの少し慣れが必要だけれど、全体的には軽量で組み立てやすく、収納もコンパクトで快適。
そしてシンプルながらも、焚き火台の各所にギミックを搭載しているのがユニフレームならでは。
![画像: トライポッドのように使える「FGポットハンガー」7700円。10インチまでのダッチオーブンを吊るすことができる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/18/acfe0b7aa001527d4327570ba585ac43a18866ae_xlarge.jpg)
トライポッドのように使える「FGポットハンガー」7700円。10インチまでのダッチオーブンを吊るすことができる。
まず、目からウロコだったのが、脚の穴を使った吊り下げギアの「FG ポットハンガー」と「FG ハンガー」。
![画像: まさかこの「穴」を活用するとは……!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/18/e273775404c00ae00c82d98f6031abd50dd8ba8c.jpg)
まさかこの「穴」を活用するとは……!
ファイアグリルの脚は、強度、加工、重量を考慮してパイプを採用しており、爪との接合個所に穴があいている。これはただ単に構造上、そうなっているだけだったのだが、ユニフレームはこの穴を活用しようと考えた。
![画像: トングなどを掛けられる「FGハンガー」1980円。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/18/eeef6bb68b3254b5e1ff39fb9738faa0e3125240_xlarge.jpg)
トングなどを掛けられる「FGハンガー」1980円。
「普通にトライポッドを作ってもつまらないし、せっかく活用できる穴があったので作ってみました。見た目がスッキリしたほか、地面まで脚がない分、軽量化にもつながっています」と担当者。
![画像: 焼き網や鉄板は、炉の上部に突き出た爪部分に載せる仕様。こうすることで、炉の四隅から炭を出し入れしやすいし、網の四隅は食材の保温スペースになる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/18/4cbbed6d2fc024037af1f5a944828fae2fc48eb0_xlarge.jpg)
焼き網や鉄板は、炉の上部に突き出た爪部分に載せる仕様。こうすることで、炉の四隅から炭を出し入れしやすいし、網の四隅は食材の保温スペースになる。
調理で使う際、焼き網や鉄板を炉に対して斜めに置く構造も独特で、これにより、炭の出し入れもしやすくなっている。
こうしたユニフレームならではの機能が盛り込まれ、使いやすく、軽量でコンパクト、故障も少ないのにこの価格。間違いなくコスパ最強の焚き火台だと思う。
【注目ポイント1】
変形を防ぎ、空気を取り込むこの隙間、じつは重要なのだ!
![画像: 【注目ポイント1】 変形を防ぎ、空気を取り込むこの隙間、じつは重要なのだ!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/18/59f4e607170207a4363a1482df64acec691b14e8.jpg)
コンセプトは「コンパクトで軽量な焚き火台」。軽量化=使用鋼材を薄くすることなので、薄くても壊れない設計にしているという。
「熱によるゆがみは必ず発生するので、それを前提に“ゆがみを逃がす”方法をとっています。炉の角のスリットは、ゆがみ防止と空気取り込みのふたつの役割です」(ユニフレーム担当者)