【概要】エブリイ、ハイゼットカーゴなど軽バンの車中泊仕様車4台を紹介。車中泊専門誌『カーネル』&「SOTOBIRA」の過去記事「車中泊の達人」シリーズから4名をピックアップし、抜粋記事を紹介する。
①ダイハツ・ハイゼットカーゴハイルーフ/渡辺圭史さん
![画像1: ①ダイハツ・ハイゼットカーゴハイルーフ/渡辺圭史さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/06/277a324330a2a43ea22a61a7bd0d312b705e2917_xlarge.jpg)
アウトドアや車関連のフリー編集者である渡辺さん。車中泊をしながら取材先に向かうことも多く、愛車のハイゼットカーゴハイルーフは、車中泊&仕事部屋として使っている。
![画像2: ①ダイハツ・ハイゼットカーゴハイルーフ/渡辺圭史さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/06/20148218b995846f4e69f75630ca81c8f7ec0ec0.jpg)
構想期間は約3カ月。材料はすべて、ホームセンターと通販サイトのアマゾンで買えることが条件。木材加工に1日をかけて、車への組み付けは2日。計3日のDIYで基本的構造物が完成した。
![画像3: ①ダイハツ・ハイゼットカーゴハイルーフ/渡辺圭史さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/06/d3dca7d98e84e754e119d391035eae2dead4ba7a_xlarge.jpg)
フロアはカフェ杉という厚い板を置き、メタルプレートで木材を連結して固定。リアサイドは朝日を感じたいので、スリット状の木製シェードを自作。磁石で脱着できるようになっている。
![画像4: ①ダイハツ・ハイゼットカーゴハイルーフ/渡辺圭史さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/06/b517949c0bac6513e86d2be518cd06e78663c179_xlarge.jpg)
自作のテーブルの下にあるのはワイン用の箱。自宅の荷物整理用に購入していたものを2個を並べて、鉄のクランプで2カ所固定し、横長に置いている。洗面用具、食器、ガスコンロ、ランタンなど、すべてがこの中に。
![画像5: ①ダイハツ・ハイゼットカーゴハイルーフ/渡辺圭史さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/06/080a70d5dfd8f196ef76eb5b071ce63319091982.jpg)
テーブルや収納ボックスは置いているだけなので、ボディのサービスホールにアンカーを取り付け、カラビナやロープで固定している。
ガラスのジャグと排水用のステンレスロートも設置。水回りを設置するか悩んだが、車内で食後の歯磨きができるのはありがたいという。
![画像6: ①ダイハツ・ハイゼットカーゴハイルーフ/渡辺圭史さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/06/2c9b19ad58591afd51ef02dc607ef4d21857ce0b.jpg)
電源はSUAOKIのポータブルバッテリーを使用。電気容量は222Whタイプ。あまり電気を使うシーンがないので、十分なサイズだという。室内の照明やカメラの充電などに使うことが多い。
自宅で充電することはなく、そのすべてを走行充電でまかなっている。シガーソケットからの充電だと満充電されないことが多く、昇圧器を間に接続している。
出典:カーネルvol.49 2021年春号
写真:中里慎一郎
▼SOTOBIRA「簡単DIYでウッディな軽バンに。車中泊の達人が仕上げた動く仕事部屋」▼
②スズキ・エブリイ/三沢真実さん
![画像1: ②スズキ・エブリイ/三沢真実さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/06/e3bc68763b752e081f9496c4f591cc268e700d4c_xlarge.jpg)
“キャンプのある暮らし”をテーマに、ライフスタイルを発信するクリエイターズユニット「キャンモック」の三沢真実さん。
三沢さんはキャンプを軸にした撮影、スタイリング、イベント企画運営などを行っているので、仕事では荷物をたくさん運ぶことが多い。
![画像2: ②スズキ・エブリイ/三沢真実さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/06/9aa377f5e99e38ed4d6b72ec51a6c9723ea8814e_xlarge.jpg)
そんなとき、バンライフ仕様のこの車が活躍してくれる。さらに、子どもとのキャンプ旅行では、この車が大切な時間を過ごすための欠かせない存在となった。
![画像3: ②スズキ・エブリイ/三沢真実さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/06/604faf7123f8784120fb8f880e67ca57ee1d3d13_xlarge.jpg)
効率的に利用できるラゲッジスペースは三沢さんのこだわり。荷物がたくさん載せられるように、棚などの出っ張りをなくし、広い空間を確保した。バンライフ車両を製造する「シエルブルー」が手がけている。
![画像4: ②スズキ・エブリイ/三沢真実さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/06/c6167ab9f71d2fb98d622fa26e3c7ea836511614_xlarge.jpg)
ラグやマットを組み合わせて、車内でリラックスできる環境を作っている。仕事やレジャーの両方で使うので、限られた空間でありながら、オンとオフを切り替えられるのも大切な機能性といえる。
![画像5: ②スズキ・エブリイ/三沢真実さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/06/da2743a8177cf7c4fcdf807242b6d5000eeaa344.jpg)
エクステリアは、三沢さんが一目惚れしたモデストカーズ「ピコット」のキットで、レトロなヨーロピアンスタイルが完成。
![画像6: ②スズキ・エブリイ/三沢真実さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/05/06/6230fbc5129bd72f3075afcac9e2d81392c9b9c7.jpg)
ルーフキャリアは積載量を考えた大型タイプ。荷物の積みおろしのために、リアにラダーを装着している。
出典:カーネルvol.49 2021年春号
写真:中里慎一郎
文:渡辺圭史
▼SOTOBIRA「センス抜群の軽バン・エブリイ! バンライフ仕様で車中泊キャンプや仕事に大活躍!」
▼【三沢真実さん連載】「アリとおかあさんの車旅」▼