夏の車中泊の暑さ対策を紹介。一般乗用車で夏の車中泊を快適にするには、5つの基本テクニックを覚えておくと過ごしやすい。どんな場所で車中泊をするといいのか、日差しを防ぐ工夫や用意しておくといい車中泊グッズなど参考に!

一般乗用車で夏の車中泊を乗り切るには?

画像: 一般乗用車で夏の車中泊を乗り切るには?

大前提として、車中泊時にエンジンをかけっぱなしにして、寝てしまうのは絶対にNG。排気ガスによる環境汚染、深夜の騒音問題などがあるからだ。

ではどうするか。エンジンを停止させてもサブバッテリーで稼働する、エアコン装備のキャンピングカーならいざ知らず、一般乗用車の場合、真夏の車中泊にはコツがいる。ここでは、サブバッテリーや電源を積んでいない一般乗用車向けに、車中泊の暑さ対策の基本を紹介しよう。

まず、車中泊をするのにいちばん厳しいシーズンは夏だ。冬は、自分もクルマも保温対策をすることで、寒さをしのぐことができる。けれど夏は、クルマの窓を開けて、服を脱いでいっても、暑いものは暑い。

だが、暑さ対策には、とっておきの方法がある。それは標高の高いところで車中泊をすること。詳細は「暑さ対策1」を見ていただきたいが、日本の国土の7割は山。地方なら、旅の目的地からちょっと走れば、標高の高いところにたどり着くだろう。涼しく快適な車中泊ができるはずだ。

これから紹介する暑さ対策基本の5項目を組み合わせれば、一般乗用車でも車中泊旅は快適になるはず。参考にして、夏の車中泊旅を楽しもう!

【車中泊の暑さ対策1】暑さから逃れるには高所を目指そう

画像1: 【車中泊の暑さ対策1】暑さから逃れるには高所を目指そう

一般的に、心地よく眠れる環境は夏で25〜27℃、湿度50〜60%が理想とされている。人間は汗をかいてその気化熱で涼もうとするが、日本の夏は湿度が高く、汗がなかなか乾かない。蒸し暑い=不快なのは、このため。

ちなみに熱帯夜とは最低気温が25℃以上の夜のこと。大都市の平均最低気温は25℃前後なのでクリアしていそうに見えるが、寝袋、衣類を考慮すれば最低気温20℃が快眠温度となる。

そんな涼しく快適な車中泊場所はどこだろう……? その答えは、「標高の高いところで車中泊をする」ということだ。

気温は平地面積が広いほど、そして空気の密度が濃いほど暑くなる性質がある。標高が高い場所では気圧が低く、それだけ空気の分子数も少なくなる。そのため、標高が100m高くなると、気温は約0.6℃下がる。

だから標高1000mあれば、熱帯夜からはほぼ開放される。山は湿度も低いので、体感温度はもう少し低く感じられるかも。

暑い夏でも涼しく快適に車中泊するなら、標高の高いところを目指すべし!

画像2: 【車中泊の暑さ対策1】暑さから逃れるには高所を目指そう

【車中泊の暑さ対策2】日中は車外からの日差しを防ぐ工夫を

画像: 【車中泊の暑さ対策2】日中は車外からの日差しを防ぐ工夫を

某機関の調査によると、炎天下時、車内の平均温度は50℃近くまで上昇。とくに、直射日光が照りつけるダッシュボードは、70℃以上になるという。熱中症の恐れもあるし、機器類の故障や、ガス缶などは破裂することもある。日中に長時間駐車する際は、カーテンやシェードで照りつける日差しを遮断しよう。就寝に向けて、車内温度を昼間から抑えると効果あり⁉

【車中泊の暑さ対策3】車内に“風の通り道”を作ろう

画像: 【車中泊の暑さ対策3】車内に“風の通り道”を作ろう

標高の高いところに行ったとしても、寝苦しい夜もある。その解消法のひとつが、車内に風を取り込むことだ。窓は2カ所以上を開け、外気を取り込む側の窓を小さめ、排気側を大きく開けると、風が通り通りやすいといわれている。さらに扇風機などを併用し、車内に風の流れをつくろう。

【車中泊の暑さ対策4】冷感敷きパッドなど、化学の力で快眠サポート

画像: 【車中泊の暑さ対策4】冷感敷きパッドなど、化学の力で快眠サポート

就寝時には、接触冷感素材の敷きパッドがおすすめ。接触冷感とは、肌が触れると素材側に熱が移動し、ひんやり冷たく感じる機能のこと。また、この手のパッドには、吸湿速乾機能が備わっているものもあり、さらりとした肌触りが熟睡に貢献する。夏の車中泊は、化学繊維を上手に活用するのがポイントだ。

【車中泊の暑さ対策5】吸湿速乾性の機能ウェアを着用しよう

画像: 【車中泊の暑さ対策5】吸湿速乾性の機能ウェアを着用しよう

暑い夏の日の服装は、アウトドアメーカーのものが快適だ。たとえば、Tシャツ1枚にしても、見た目は変わらないかもしれないが、アウトドアメーカーのものは、吸湿速乾機能や防臭機能などが備わっていたりする。体から出た汗を素早く吸い取って放出するので、さらりとした着心地が持続する。また、効果は短時間だが、服の上から使える冷却スプレーも、ひんやりと気持ちがいい。

イラスト/田中 斉
文/大森弘惠、カーネル編集部
出典/カーネルvol.41秋号

↓ エアコン搭載のキャンピングカーなら暑さ知らず! ↓

★カーネル最新号発売中!★

This article is a sponsored article by
''.