北海道は町と町との距離が離れており、コンビニも多くはない。
道の駅は、ドライバーの休息やトイレ・食事休憩など、北海道を車中泊でめぐるには欠かせないスポット。
地元住民の福祉サービス施設を兼ね備えた道の駅も多く、温泉やご当地グルメが充実している。
道の駅併設のおすすめ温泉!
むかわ温泉四季の館
むかわ町の道の駅むかわ四季の館は、車中泊歓迎の道の駅。天然温泉ホテルとスポーツプラザを併設。スポーツプラザにはジムとプールがあり、温泉の料金で利用でるので、運動不足になりがちなクルマ旅には最適。
温泉は、潮の香りを感じる茶褐色のお湯で、塩分が強いため湯冷めがしにくく、よく温まる。苫小牧のフェリー乗り場から近く、北海道旅の起点として最適。
住所:北海道勇払郡むかわ町美幸3-3-1
かみゆうべつ温泉チューリップの湯
湧別町の道の駅に併設の温泉。透明な湯はヌルヌルとした美肌の湯で、開放的な露天風呂は気持ちがいい。
サロマ湖周辺は日帰り入浴施設が少ないので、サロマ湖観光には欠かせないスポット。レストランもおいしいと評判が高い。
住所:北海道紋別郡湧別町中湧別中町3020-1
とままえ温泉ふわっと
苫前町にあり、道の駅風Wとままえ、とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場とホテルを併設。
露天風呂から日本海を一望でき、晴れた日には天売島、焼尻島が見渡せる。塩分が強めのお湯は、湯冷めがしにくく、芯から温まると評判の温泉。
住所:北海道苫前郡苫前町苫前119-1
道の駅しかべ間歇泉公園
鹿部町の道の駅。北海道遺産のしかべ間歇泉(かんけつせん)は、約10〜15分ごとに100℃の温泉が約15mの高さまで噴き上がる様子を見学できる(有料)。
温泉の熱を使った蒸し料理が人気。道の駅は足湯のみだが、徒歩圏内に入浴施設あり。
住所:北海道茅部郡鹿部町字鹿部18-1
しほろ温泉プラザ緑風
士幌町にある温泉で、道の駅しほろ温泉とホテルを併設。露天風呂は、北海道遺産に認定された希少なモール泉が、源泉かけ流しで楽しめる。
褐色のモール泉は太古の植物性有機物を含んでおり、肌をツルツルにする効果がある。
住所:北海道河東郡士幌町字下居辺西2線134
徒歩圏内!温泉隣接 道の駅リスト
北海道には、温泉が徒歩圏内の道の駅がまだまだたくさんある。ここでは上記で紹介しきれなかった道の駅を一挙に紹介。温泉で旅の疲れを癒やし、翌日の旅に備えよう!
※北海道のエリア分けについて
北海道には179の市町村があり、総合振興局・振興局ごとに14の地方に分類される。一般的には「石狩、空知、後志、胆振、日高」を道央。「渡島、檜山」を道南。「上川、留萌、宗谷」を道北。「オホーツク、十勝、釧路、根室」を道東と、4つにエリア分けしている。
道央
道の駅つるぬま(浦臼町)
道の駅うたしないチロルの湯(歌志内市)
道の駅名水の郷きょうごく(京極町)
道の駅三笠(三笠市)
道の駅みたら室蘭(室蘭市)
道の駅みついし(新ひだか町)
道の駅しんしのつ(新篠津村)
道の駅鐘のなるまち・ちっぷべつ(秩父別町)
道の駅サンフラワー北竜(北竜町)
道東
道の駅阿寒丹頂の里(釧路市)
道の駅パパスランドさっつる(清里町)
道の駅ガーデンスパ十勝川温泉(音更市)
道の駅忠類(幕別町)
道北
道の駅ほっと♡はぼろ(羽幌町)
道の駅☆ロマン街道しょさんべつ(初山別村)
道の駅ピンネシリ(中頓別町)
道の駅びふか(美深町)
道の駅北オホーツクはまとんべつ(浜頓別町)
道の駅森と湖の里ほろかない(幌加内町)
道の駅は休憩施設 マナーを守って利用しよう!
道の駅で、イスやテーブルを出すキャンプ行為や長期滞在、車中泊時のアイドリングなどはNG。詳細は下記「車中泊マナー10カ条」を参考に!
写真、文:まるなな
写真協力:北海道観光振興機構、函館市公式観光情報サイト はこぶら、函館国際観光コンベンション協会、十勝観光連盟、札幌観光協会、定山渓観光協会、 むかわ温泉四季の館、しほろ温泉プラザ緑風、かみふらの十勝岳観光協会、吹上温泉保養センター 白銀荘、©H.N.F.
(カーネル2024年5月号vol.66より)