冬キャンプで失敗しがちなのは、やはり防寒。「寒くてジッとしていられない!」「体が冷えて寝られない……」なんてことがないように、寒い季節におすすめのキャンプ場の選び方を紹介しよう!
1 標高の低いキャンプ場を選ぼう
![画像: 1 標高の低いキャンプ場を選ぼう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/11/a972affddc50a48e74bc3a7a45ee4dfe32be97bb.jpg)
冬のキャンプは寒いものだとはいうものの、なるべく寒さが厳しくない場所を選んで楽しみたい。
そこで考えたいのが標高だ。標高が100m上がるごとに気温は0.6℃下がるので、標高が1000m上がれば気温は6℃も下がってしまう。
そう考えると標高が高い山間部のキャンプ場は避けて、なるべく標高が低い、海に近いキャンプ場を選ぶのがおすすめだ。
2 AC電源の有無を確認しよう
![画像: 2 AC電源の有無を確認しよう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/11/4bad48c040175ccddef2508360eb0241083bebdc.jpg)
ホットカーペットのような電気製品で暖を取りたいと思ったら、キャンプ場にAC電源サイトがあるかどうかを確認しておこう。
その際、電源のアンペア数も確認しておけば、何Wの暖房器具が使えるかも把握できる。
一般的な電源サイトは10Aが多いので、使用できる電気製品は1000Wまで。そんなことを考慮して電気製品を準備しておこう。
3 日当たりのいいサイトを選ぼう
![画像: 3 日当たりのいいサイトを選ぼう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/11/8f18fcd6b1127b687445781cdd818e52442f190f.jpg)
日の当たらない木陰のサイトは、日なたに比べるとけっこう寒い。そこでキャンプ場を選ぶ際は、木々の少ない開けた場所にあるキャンプ場や、木陰などの日陰が少ないサイトを選ぶようにしよう。
晴れていれば、それだけでも日中は日差しでポカポカと暖かく、過ごしやすくなるはずだ。さらに日の出とともに日が差すサイトなら、朝の冷えも和らいでなおいい。
4 選ぶならお風呂のあるキャンプ場
![画像: 4 選ぶならお風呂のあるキャンプ場](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/11/794c4f4cd8dd2a66d0b040b60bedd6129a8a5d98.jpg)
一日中寒い場所にいると、防寒ウエアを着ているとはいえ体は冷えてしまう。そんなときキャンプ場にあるとうれしい施設がお風呂だ。
シャワーだと体の芯まで温まるのは難しいが、湯船に浸かることができれば体はポカポカ。体が冷える前にシュラフに入ってしまえば、気持ちよく眠ることができる。
場内にお風呂がなくても、近くに日帰り温泉施設があればぜひ活用したい。
5 お湯が使える炊事棟かをチェック
![画像: 5 お湯が使える炊事棟かをチェック](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/11/2de82493a68550a458b33b6572201117cb01a9da.jpg)
炊事棟でお湯が使えるキャンプ場なら、食事のあとの洗い物では手が冷たくならないので、あると便利。
しかしそれだけでなく、汚れも簡単に落とすことができるので、洗い物を手早く終えることも可能だ。
とくに油汚れは冷たい水だと固まってしまい、キレイに落とすことが難しい。自ずと洗剤量も増えてしまい、環境への配慮もしづらくなってしまうので、そんなことからもお湯の使えるキャンプ場を選びたい。
6 あったかグッズのレンタルがあると安心
![画像: 6 あったかグッズのレンタルがあると安心](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/12/21/ae97ef807b23d3f4f538379608c69c61b5e637a9.jpg)
キャンプ場のレンタル用品も要チェックだ。冬季営業しているキャンプ場なら、防寒&暖房グッズを用意していることも多い。事前に確認しておこう。
防寒&暖房系レンタル用品は、毛布、湯たんぽ、電気毛布、ホットカーペット、セラミックヒーターなどキャンプ場によってさまざま。借りる際は事前に予約しておくと安心だ。
文:牛島義之
出典:GARVY2020年12月号