【概要】車中泊女子・まるななさんが、道央エリア(ニセコ、洞爺湖、登別温泉、支笏湖など)の紅葉キャンプ、温泉、グルメなど、クルマ旅で立ち寄りたいおすすめスポットを紹介。③は登別、室蘭、苫小牧・白老編。

苫小牧・白老

苫小牧市(とまこまいし)は、太平洋沿いの工業都市。苫小牧から大洗、仙台、名古屋行きのフェリーが行き来し、北海道の海の玄関口である。新千歳空港と隣接しており、海空ともにアクセスは抜群!

白老(しらおい)町は、苫小牧の南側に位置し、アイヌ語の「シラウオイ」(アブの多い所)に由来。2020年に開業したアイヌ文化を体験できる「ウポポイ」は話題のスポットだ。

虎杖浜(こじょうはま)温泉は、北海道有数の湯量で通好みの名湯。どちらも、冬は積雪が少なく過ごしやすい地域で、11月の北海道旅には最適なエリアといえる。

ウポポイ(民族共生象徴空間)

画像1: ウポポイ(民族共生象徴空間)

アイヌの歴史、文化の発信

「ウポポイ」は、民族共生象徴空間の愛称。伝承者の減少により存立の危機にあるアイヌ文化の復興・発展の拠点となるナショナルセンターである。

画像2: ウポポイ(民族共生象徴空間)

ポロト湖のほとりにあり、国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園、慰霊施設がある。ウポポイとは、アイヌ語で「大勢で歌うこと」の意味。

オートリゾート苫小牧アルテン

画像1: オートリゾート苫小牧アルテン

宿泊中は何度でも入浴OKのオートキャンプ場

通年営業の温泉併設オートキャンプ場。暖房・水道設備が整うバンガローとオートサイトには一部電源あり。ゴミ処理可能。

画像2: オートリゾート苫小牧アルテン

管理棟でチケットを購入すると宿泊中は何度でも入浴可能。サイト料は平日割引、冬季割引がある。

苫小牧・白老の温泉ならココ!

海辺の温泉郷白老虎杖浜温泉

海岸の国道沿いに立ち並ぶ温泉地。北海道でも有数の湯量を誇り、とろりと濃い美肌の湯である希少なモール泉は、温泉通に知られた良質な温泉。

ホテルいずみ

画像: ホテルいずみ

加水循環なしの100%源泉掛け流しの天然温泉。開放感あふれる露天風呂からは雄大な太平洋を望むことができる。

花の湯温泉

画像: 花の湯温泉

24時間営業の天然温泉。昭和の雰囲気漂う館内は清掃が行き届いている。源泉掛け流しで、よく温まると評判。

アヨロ温泉

画像: アヨロ温泉

加水循環なし、消毒液未混入の100%源泉掛け流しにこだわった日帰り温泉。食堂のタラコを使ったメニューが人気。

グルメ 白老牛と海の幸に舌鼓

苫小牧はホッキ貝、白老はタラコ、毛ガニなど海の幸のほか、黒毛和牛、白老牛が名物。

牛の里

画像: 牛の里

北海道のブランド牛「白老牛」が味わえる炭火焼肉店。平日ランチや直売所で手頃な値段で楽しめる。脂に甘みがありジューシーなステーキは絶品!

海の駅ぷらっとみなと市場

画像: 海の駅ぷらっとみなと市場

新鮮な海の幸が手に入る市場に併設された食堂の名物はホッキ貝。コリッとした食感にうま味が凝縮されたホッキ貝は、刺身、フライ、カレーにしても美味。

たらこ家虎杖浜

画像: たらこ家虎杖浜

前浜産タラコは、臭みやエグみがなく絶品! 直売所の奥の食堂でタラコ料理を味わえる。お土産の購入にもよし。

執筆者プロフィール

画像2: 秋の北海道・車中泊旅は“温泉のデパート”でゆったり♨ 道央エリアのおすすめスポット【11月北海道クルマ旅③】

まるなな

2017年に中古で購入した軽キャンピングカー・テントむしで登山、キャンプ、車中泊旅を楽しむ北海道在住の軽キャン女子。学校が休みのときは、祖父母がいる室蘭で過ごしていた。現在は、北海道を飛び出し日本各地に出没中。

写真・文:まるなな 
写真提供:北海道観光振興機構、ニセコリゾート観光協会、国立公園支笏湖運営協議会 
初出:カーネル2023年11月号vol.63 

This article is a sponsored article by
''.