かわいらしいレトロなフェイスの軽バン・ひまわり号で車中泊とキャンプを楽しむ女子キャンパーのUKIさん。
キャンプだけでなく釣り、スノーボード、カヤックなどマルチに楽しむアウトドア女子だ。初めて自分のクルマを購入し、ますます車中泊にハマっているという。
こちらの記事では、そんなUKIさんの愛車や車中泊インテリア、ガレージを紹介。
PROFILE:UKI(川本うき)さん
![画像2: かわいい丸目に一目惚れ! 車中泊仕様の軽バンは遊びの基地&防災カー アウトドア女子の車中泊キャンプに密着②](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/06/07/3834146f9b54175cd07dba1a3e6115c267ffbfe8.jpg)
Instagramで大人気のインフルエンサー&YouTuber。大阪府在住。家族全員アウトドア好きの一家に生まれ育ち、20代にしてベテランキャンパー。自身のYouTubeチャンネル「UKICAMP」ではキャンプ、愛車紹介、愛猫との車中泊旅など、全力でアウトドアを楽しんでいる、飾らないUKIさんの姿を配信している。
愛車は「ひまわり号」
車体はペールブルーなのに、なぜひまわり号? じつはUKIさんはひまわりが大好きで、愛車の名前は“ひまわりが咲き誇る青空”のイメージから名付けられたそう。
【クルマ&インテリア編】
見えないところに非常食を常備した遊びの基地&防災カー
![画像: 【クルマ&インテリア編】 見えないところに非常食を常備した遊びの基地&防災カー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/06/07/e41fbe2929d30ed39034de7848f77bdd3c137d54.jpg)
「丸目に一目惚れしました」。UKIさんにとって人生初のマイカーがひまわり号だ。
購入したのは昨年のこと。運転が楽しく、車中泊の機会が増えたそうだがクルマを探し始めたのは災害時を想定したため。
保護ネコを迎えたもののペットがいると避難所に入れないし、たとえ利用できてもプライバシーを確保できない。レジャー目的だけでなく、災害時にも車中泊ができるクルマが必要と考えたのだ。
無垢の床にLEDランタンとイルミネーションライトの柔らかな明かりが癒やしの空間を演出する。
オーバーヘッド収納には上着やマルチシェードが収まり、今回は一緒ではなかったが車中泊が大好きな保護猫ひじきちゃんの特等席となる。
寝具はWAQのインフレータブルマットとナチュラルなチェック柄がかわいいロゴスの封筒型シュラフ。内側は起毛素材で、電気毛布があれば真冬の車中泊でも快適だ。
驚くことにシュラフは敷きっぱなしの万年床。「疲れたときに、いつでも眠れるよう手間を最小限にしたいから」とのことでUKIさんの大らか(?)で合理的な性格を物語る。
なかなか時間がとれずインテリアに手を加えていないが、今後はDIYに挑戦予定とのこと。
天井の板張り加工、はめ殺し窓に有孔ボードを取り付けと小物入れの作成、窓と運転席の間仕切りカーテン、ベッド下の引き出し収納などより使いやすく、自分好みにする予定で情報収集中。ひまわり号の進化が楽しみだ。
クルマ
![画像1: クルマ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/06/07/ea483aee62a4a0d50bc741139a86d9ffe9803949.jpg)
中古で購入したひまわり号。かわいらしいフロントマスクは、前オーナーが「モデストカーズ」で施工した、ロシアのUAZ(ワズ)をモチーフにしたPAZ(パズ)というモデルで、内装は「遊カ〜ズ」が制作。
![画像2: クルマ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/06/07/bbfbd8f199d21611810360ab55ff569e057829c6.jpg)
車両はスバルのサンバーディアスワゴンだ。レトロ好きなUKIさんはこのクルマに一目惚れ。風合いも気に入っており、あえて洗車していないという。
インテリア
![画像1: インテリア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/06/07/f0bde374ccd7fc4032f871abfffe771327bea4a7.jpg)
![画像2: インテリア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/06/07/40823f8bdd34613273aef6dfb528c5bc9aad0850.jpg)
車内後方に渡したテーブル板は、車内でくつろぐときや旅先でのパソコン作業の際に重宝する。リアゲートを開け、外に展開するとダイニングテーブルになるのも使いやすい。
![画像3: インテリア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/06/07/880899d824d1fd85eda6f388c736ad0a12c60f44_xlarge.jpg)
ベッド下のフローリング板を開けると収納スペースがあり、ここに釣り道具やミニテーブルなどすぐには使わないものを保管。さらに下(座席の下)にはカーサイドタープやチェアなど大物が入るという二段構え。
![画像4: インテリア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/06/07/7dc94132799187178888dd6a9e15c24e6a1ba1ef.jpg)
![画像5: インテリア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/06/07/1dcb8175e84650b2ef959548aa870d4238a1b910.jpg)
料理好きのUKIさんは、旅先でなんでも作れるよう調味料完備。おすすめは「金のほりにし」だ。調味料の奥に非常食(レトルトカレーと無洗米)を備えているのは見習いたい。
【ガレージ編】
家族みんなの遊び道具がガレージの棚と収納部屋へ
![画像: ガレージの壁には扉付きキャビネットがあり、キャンプ道具やカヌーのメンテナンス用品をすっきりと収納。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/06/07/f9b3ccba5152e0576a82df68175da9882c35a5a0.jpg)
ガレージの壁には扉付きキャビネットがあり、キャンプ道具やカヌーのメンテナンス用品をすっきりと収納。
キャンピングカーを4台乗り継ぐアウトドア好きのご両親のもとで生まれ育ったUKIさんは、キャンプ歴=年齢。
幼いころから釣り、キャンプ、カヤック、車中泊に慣れ親しんでおり、大人になったいまでも正月には家族とキャンピングカーで出かけ「家族対抗釣り大会」を楽しむ。当然道具も多い。
ガレージには2艇のカヤックがあり、その下にキャンプやスノーボードのギアがズラリ。荷物の積み込みをしやすい理想的な環境だ。
![画像: すぐに取り出せクルマへの積み込みも楽々。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/06/07/63cabe228caaba47548fca7bd7c833bbe955826d.jpg)
すぐに取り出せクルマへの積み込みも楽々。
棚を区分けしているわけではないが奥側がUKIさんエリア。「両親のは赤とか青とかバラバラだけど、私のキャンプグッズはタンカラーだらけ。ひと目でわかります」
もっともUKIさん一家の道具はガレージだけでは収まらない。家の中にも収納部屋があり、ここにもお宝がびっちり。家族みんなが同じ趣味だからできる保管術だ。
写真:中里慎一郎
文:まるなな
構成:大森弘恵
初出:カーネル2023年5月号vol.60