【概要】「推し活」のためにハイエースベースのバンコンを購入し、車中泊で全国のライブに出かけているという母娘3人を紹介。その②では車内での過ごし方など。

数あるキャンピングカーの活用法のなかでも、かなり特異な楽しみ方をしているオーナーではないだろうか。なんと母娘で「推し」のライブに行くために、バンコンを購入したという。まさに「行きたい旅をかなえるクルマ」とその旅のおおまかな流れを紹介しよう。

PROFILE

画像1: PROFILE

こっちゃんさん(母・後左)、かなさん(姉・前左)、ゆずさん(妹・前右)

夫婦+子ども3人という家族構成のこっちゃんさん家族。今回、息子さんは残念ながら体調不良で欠席となったが、家族5人で出かけることも多いという。お父さんは「追っかけ」には参加しないが、母娘のクルマ旅を温かく見守っているという。

愛車はFLEX DreamFDのFD-BOX!

画像2: PROFILE

購入して1年強のハイエースベースのバンコン。最大10人まで乗車できる。シンクなどが装備されていない2段ベッド仕様を購入。ボディカラーはこっちゃんさんが推すSnow Man・岩本照さんのイメージカラーだという。

車中泊で「推し」のライブ&聖地めぐり!

▼その①の記事は下記から!▼

ふたりの娘さん、かなさんとゆずさんはキャンピングカーをどう思っているのだろうか?

「前のミニバンより広くて大きい。寝やすくなったね」「うん。だんぜん広い。横になって足を伸ばして寝られるもんね」

自分たちの「推し」に会うためのクルマと旅。車中泊に対する拒否感はまったくないことに驚く。

逆に、アウトドア・アクティビティや観光はもちろんだが、こういったライブのための車中泊も楽しそうな雰囲気。まさに今回の特集企画「行きたい旅をかなえるクルマ」にぴったり。

画像: 娘3人が快適に就寝できる2段ベッド。いつもは運転席側を頭にすることが多いというが、今回は撮影用に逆に寝てもらった。

娘3人が快適に就寝できる2段ベッド。いつもは運転席側を頭にすることが多いというが、今回は撮影用に逆に寝てもらった。

「推し活はライブに行くだけではなく、各地の聖地めぐりもします。例えば、Snow Manが行った街の場合、お店などを探します」

旅先に「聖地」がないか、あらかじめリサーチをかけて、同じアングルで撮影。これもクルマ旅ならフレキシブルに計画を立てられるという。

画像: 車中泊で「推し」のライブ&聖地めぐり!

ちなみにそれぞれの推しを念のため聞いてみた。

基本はジャニーズならみんな好きで、全員推し! と、前置きをしつつも、こっちゃんさんは先に書いたとおり、Snow Manの岩本照さん。かなさんはなにわ男子の長尾謙杜(けんと)さん、そしてゆずさんはSnow Manの佐久間大介さんとのこと。

「あとは、大きなモニターを付けたいかな」とこっちゃんさん。カスタムだって、「推し」のため、なのだ。

ライブ会場へ向かう途中のSAPAで休憩&買い出し

画像1: ライブ会場へ向かう途中のSAPAで休憩&買い出し

長旅では、SAPAや道の駅は重要な休憩地。立ち寄った土地の名産や名物を食べるのも楽しいよね。

画像2: ライブ会場へ向かう途中のSAPAで休憩&買い出し

ライブの旅は全国をドライブすることも多く、高速道路を長距離移動することも多い。そんなとき、楽しく役立つのがやっぱりSAPA。

画像3: ライブ会場へ向かう途中のSAPAで休憩&買い出し

今回立ち寄ったPasar 蓮田のように、豊富なお惣菜を販売しているSAPA も最近では増えてきている。車中飯を選ぶのに重宝するという。

画像4: ライブ会場へ向かう途中のSAPAで休憩&買い出し

関越自動車道・蓮田SAで人気のかまぼこチーズドッグをオヤツに購入。伸びるチーズがおいしいのだが、残念ながら今回はあまり伸びず!? 

画像5: ライブ会場へ向かう途中のSAPAで休憩&買い出し

Pasar蓮田で買い込んだ食料全部! 3人でこの量!? 車中泊時の夕食だけでなく、翌日の朝食も購入することも多い。

画像6: ライブ会場へ向かう途中のSAPAで休憩&買い出し

車中飯の基本は車内で完結させること。まさに、車中泊の教科書のような食事風景。小型テーブルを広げて、電気ケトルで沸かしたスープやコーヒーを味わう。このあと、「推し」に会えるので、楽しみな晩餐となる。

画像7: ライブ会場へ向かう途中のSAPAで休憩&買い出し

ライブ+車中泊で、クルマの利点を活かした使用例。タブレットで動画をチェックし、気持ちを盛り上げつつ、ライブ前の予習を楽しむ。

画像8: ライブ会場へ向かう途中のSAPAで休憩&買い出し

そして、2段ベッドを利用すればメイクもしやすい。どちらもライブ前には重要な作業!?

写真:逢坂 聡 
文:大橋保之(カーネル編集部) 
初出:カーネル2023年5月号vol.60

This article is a sponsored article by
''.