ホンダアクセスが開催したアウトドア取材・撮影会に、車中泊専門誌『カーネル』&SOTOBIRAアンバサダーの、ちょもかさん&ruiさんが登場!
普段から車中泊を楽しみ、YouTubeやSNSでその情報を発信しているふたりが、ホンダ・ステップワゴン スパーダ、ZR-Vを車中泊仕様にコーディネイト!
4月21日に発売されたばかりのZR-Vと人気のステップワゴン スパーダが、ふたりの手によりどんな車中泊スタイルになったのか、さっそくチェック!
ホンダ・ステップワゴン スパーダ × ちょもか=母娘の車中泊キャンプ
ちょもかさんがコーディネートを担当したのは、「母娘の車中泊キャンプ」というテーマでアレンジしたステップワゴン スパーダ。
カーサイドタープを採用したのは、単に設営が楽なだけでなく、テントよりも、ロックがかかる車内で母娘が安心して眠るため。
セキュリティ面も考慮するあたりが、長年の女性ソロ経験に裏付けられたチョイス。
また、サイトを彩る数々のアイテムにもちょもかさんのセンスが光る。小さな子どもでも飽きずに楽しめる工夫が満載だった。
POINT
ペンドルトンのシーツとオーナメントライトが車内空間を演出。キャンドル風ライトやLED ランタンなどを複数使いこなすのも癒やされる。楽しそうな親子の姿が目に浮かぶ!?
純正シェードを採用し完全に遮光された空間に。LEDライトが癒やし空間を演出し、小型プロジェクターを投影すれば大画面で映画も楽しめる。
ベッドキット下にできる空間を収納として利用するのもポイント。
センス抜群なアイテムのほとんどが、ちょもかさんの私物。子どもにはチェア以外にマットを敷いたお絵かきスペースも用意するなど、飽きさせない工夫がちょもかさんならでは。実用とかわいさが融合したすてきな空間だ。
ホンダ・ZR-Ⅴ × rui=オトコのシンプルソロ仕様
筆者が同イベントで担当したのは、4月21日に発売されたZR-Vを車中泊仕様にコーディネートすること。
スタイリッシュなSUVで、はたして車中泊ができるのか? 大きなチャレンジだったが、後席を前に倒すとラゲッジスペースがほぼフルフラットに。
前席を一番前までスライドさせると、2m弱のベッドスペースを確保。じつは車中泊に向いているといううれしい誤算が。
そこで、身近なアイテムを使って「車中泊も楽しめる」というテーマでコーディネートにしてみた。
ポイントは、スタイリッシュな雰囲気を崩すことのないアイテム選び。そして手軽に設営できるシンプルさ。このクルマで車中泊がしたくなるような空間作りを目指した。
POINT
ボディカラーにラグの色を合わせると統一感のある空間に。カーテンはマグネット式の汎用品だが、やや殺風景なのでデザインに合ったカーテンを内側にもう1枚追加した。
ラゲッジがほぼフルフラットになる。厚手の銀マットを2枚重ねるだけで小さな段差も気にならなくなる。その上にサーマレストZ-lite を敷き、寝心地を確保。
チャイハネのブランケットはポケット付きでクッションにもなる。
インパネのデザインをオマージュしたアイアンメッシュテーブル。
手軽な車中泊スタイルでもおしゃれな空間を演出。チャイハネやniko and... など、ショッピングセンターで手に入る雑貨アイテムを多用した。
写真:逢坂 聡
文:rui
初出:カーネル2023年5月号vol.60