快適な車中泊のための重要なポイントのひとつが、「フラットな寝床で寝る」こと。
というと、簡単そうに思えるけれど、クルマで寝る場合は床やシートが凸凹していたり、水平にならず斜めになっていることも多く、そのままでは快適に眠れないことも多々。
それらを解消するべく車中泊好きたちは、凸凹部にクッションを置いてフラット化したり、車内ベッドをDIYするなど、さまざまな工夫を凝らしている。
けれど、「ベッドキット」があればそんな悩みも一発解消。すぐにフラットな寝床を手に入れることができるのだ。2ブランドの車中泊用ベッドキットを紹介しよう。
アイズ・GOODY DU
![画像: アイズ・GOODY DU](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/04/21/d77dafd833d8b5d40ff0bd1387e6ce41f00a29cc.jpg)
ハイエース200系専用ベッドキット。18年間支持されるロングセラー
マルチシェードやアイズブロッカーなどで人気のアイズから、ベッドキットも販売されている。ハイエース200系(I~VI型)専用で、ベッド展開&収納がとても便利な跳ね上げ式なのが特徴。
発売から18年間、徐々に進化させながら、現在では2000台も販売されているロングセラーとなっている。
![画像1: ウォークイン仕様。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/04/21/4275ba493abec3ef0d4edb4e2af76a1f2e976eea.jpg)
ウォークイン仕様。
ベッド面の高さが無段階調節できることや、取り付け時に車体側に穴あけ加工が必要ないのもうれしい。
![画像2: ウォークイン仕様。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/04/21/c7bf45d6ff3ec5c2a18590061b22f5ca31d4f664.jpg)
ウォークイン仕様。
さらに、広大なラゲッジとフラットで寝心地のいいベッドが、簡単に変えられることが大きな特徴といえるだろう。中央のマットのみが外れるウォークイン仕様もあり。
問:アイズ
ALPINE STYLE・MULTI BED KIT
![画像1: ALPINE STYLE・MULTI BED KIT](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/04/21/28f4f86b3990aadb51c9ff587be2ee918eaed134.jpg)
ハニカム構造で軽量化を実現! 厚み80mmの快適ベッド
ベッドキットメーカーが多数登場してきたなかで、注目を集めているブランドのひとつがALPINE STYLE(アルパインスタイル)だ。
![画像2: ALPINE STYLE・MULTI BED KIT](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/04/21/12c0db29a916bfe55d52f57adc0e5fc4eabf8004.jpg)
そもそも同ブランドは、カーナビなどを販売するALPINEが手掛ける車両カスタムブランドで、なかでも「forOUTDOOR」の「PLUS STAY」と銘打たれたマルチベッドキットの評価が高い。
![画像3: ALPINE STYLE・MULTI BED KIT](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/04/21/f3dce26248b04f9275afaa4f9d68af2b170b6da4.jpg)
その理由としては、厚み80mmのベッドを穴あけ加工不要で装着でき、簡単かつ広大なベッドスペースが実現できること。
![画像4: ALPINE STYLE・MULTI BED KIT](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/04/21/f398af2f873e71548428964b960dbd629c3d2e28.jpg)
![画像5: ALPINE STYLE・MULTI BED KIT](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2023/04/21/81cb22c032d8f475b0773c0f3469813423497b00.jpg)
さらにハニカム構造を採用し、軽量化を実現しているのも人気の要因のひとつだろう。全国5店舗で購入可能だ。
問:ALPINE STYLE
文:大橋保之(カーネル)
初出:カーネル2023年3月号vol.59