【概要】マルチルーム付きのバンコンを17台を紹介。車中泊女子でYouTuberのまるななが、ジャパンキャンピングカーショー2023でピックアップ。
画像: まるななと愛車の軽キャンパー、バンショップミカミのテントむし。

まるななと愛車の軽キャンパー、バンショップミカミのテントむし。

こんにちは。車中泊女子・まるななです。

2023年2月3日(金)〜6日(月)の4日間、幕張メッセで「ジャパンキャンピングカーショー2023」が開催されましたね。

画像2: キャンピングカーの「マルチルーム」に憧れる車中泊女子が、「マルチルーム付きバンコン」をショーで探してみた!

全国からキャンピングカーが300台以上集結するなど、過去最大かつアジア最大規模のキャンピングカーショーは大盛況のうちに幕を閉じました。

画像: マルチルームに設置されたポータブルトイレ・ポルタポッティ。

マルチルームに設置されたポータブルトイレ・ポルタポッティ。

ところで、キャンピングカー選びの条件のひとつとして「マルチルームが付いているバンコンが欲しい」という方も多いのではないでしょうか?

私は「テントむし」という軽キャンピングカーに乗っていますが、軽自動車規格のため車内が狭くマルチルームを設置する場所がありません。

車中泊時はトイレを外で済ませますが、女性のひとり旅だと、トイレのため夜に外に出るのは防犯面で心配。

また悪天候時も外に出るのが億劫になるので、マルチルームが欲しいと常々思っています。

そもそも「マルチルーム」とは、キャンピングカーに設置されている多目的に使える個室のこと。ポータブルトイレを設置したり、クローゼットとしても使用できます。

画像3: キャンピングカーの「マルチルーム」に憧れる車中泊女子が、「マルチルーム付きバンコン」をショーで探してみた!

トラックがベース車両のキャブコンの場合、マルチルームが付いているものは多いのですが、ハイエースやキャラバンなどワンボックス車がベース車両に多いバンコンには、マルチルームが付いているものはあまり多くはありません。

画像4: キャンピングカーの「マルチルーム」に憧れる車中泊女子が、「マルチルーム付きバンコン」をショーで探してみた!

というわけで、ジャパンキャンピングカーショー2023に展示されていた約300台のなかから、マルチルームがあるバンコン探し出し、そのなかで私、まるななが注目した「マルチルーム付きバンコン」紹介します。

車中泊女子・まるななが注目した5台!

まずは、まるななが注目した「マルチルーム付きバンコン」5台をピックアップして紹介します!

RVトラスト・TR540S ジョイン

画像1: RVトラスト・TR540S ジョイン

RVトラスト・TR540S ジョイン

リニューアルした「TR540S ジョイン」。就寝人数が2名と、ふたり旅に特化したモデルです。

画像2: RVトラスト・TR540S ジョイン

RVトラスト・TR540S ジョイン

画像3: RVトラスト・TR540S ジョイン

RVトラスト・TR540S ジョイン

マルチルーム部分がちょうどいい仕切りになっていて、居住スペースとベッドが区切られているのがいいですね。家庭用エアコンが標準装備なのもうれしいです。

画像4: RVトラスト・TR540S ジョイン

RVトラスト・TR540S ジョイン

マルチルームは、少し狭いかな?という印象ですが、ポータブルトイレを置くスペースはありそうです。

  • 車両名:TR540S ジョイン
  • ベース車:ハイエース スーパーロング
  • マルチルーム位置:中央運転席側
  • 乗車定員:5人
  • 就寝定員:2人

ホワイトトップ・アジサシ ノルディックスタイル

ホワイトトップの「アジサシ ノルディックスタイル」は名前のとおり、北欧をイメージした色調の家具がおしゃれです。

画像1: ホワイトトップ・アジサシ ノルディックスタイル

ホワイトトップ・アジサシ ノルディックスタイル

マルチルームのドアは、角の部分がすべて開くというユニークな仕様。マルチルームにはリアからもアクセスできるので、トイレだけでなく収納庫としても便利そうです。

画像2: ホワイトトップ・アジサシ ノルディックスタイル

ホワイトトップ・アジサシ ノルディックスタイル

ベッド展開が必要のない常設ベッド。ポケットコイル式のマットレスを採用しているので、自宅と変わらない寝心地でした。また、ダイネット部分も展開するとベッドなります。

画像3: ホワイトトップ・アジサシ ノルディックスタイル

ホワイトトップ・アジサシ ノルディックスタイル

  • 車両名:アジサシ ノルディックスタイル
  • ベース車:ハイエースSL特装車
  • マルチルーム位置:後方運転席側
  • 乗車定員:4人
  • 就寝定員:2人

レクビィ・カントリークラブ スーペリアA/C ALT仕様

画像1: レクビィ・カントリークラブ スーペリアA/C ALT仕様

レクビィ・カントリークラブ スーペリアA/C ALT仕様

画像2: レクビィ・カントリークラブ スーペリアA/C ALT仕様

レクビィ・カントリークラブ スーペリアA/C ALT仕様

和モダンの落ち着いた内装が魅力のレクビィ・カントリークラブ。最大の特徴は、リアが全面が大きなマルチルームになっていること。

画像3: レクビィ・カントリークラブ スーペリアA/C ALT仕様

レクビィ・カントリークラブ スーペリアA/C ALT仕様

マルチルーム内は防水加工になっており、トイレルームとしてだけでなくシャワールームとしても使えるので、ワンちゃんの足を洗ったり、濡れたものを積むのにもよさそうです。

  • 車両名:カントリークラブ・スペーリアA/C ALT仕様
  • ベース車:スーパーハイルーフ特装車
  • マルチルーム位置:後方全面
  • 乗車定員:7人
  • 就寝定員:4人

https://recvee.jp/

トイファクトリー・アルコーバ

画像1: トイファクトリー・アルコーバ

トイファクトリー・アルコーバ

アルコーバの常設2段ベッドは、幅が75cmと大人1名がゆったりと寝られます。キッチンやテーブルも実用的なサイズで、長期のふたり旅に最適な1台。

画像2: トイファクトリー・アルコーバ

トイファクトリー・アルコーバ

最大の特徴は、常設の水洗トイレが設置されていること。

画像3: トイファクトリー・アルコーバ

トイファクトリー・アルコーバ

バンコンは、ポータブルトイレを設置することを想定したマルチルームが多いですが、アルコーバは水洗式カセットトイレが標準装備です。

  • 車両名:アルコーバ
  • ベース車:ハイエース スーパーロングワイドキャンパー特装車
  • マルチルーム位置:後方助手席側
  • 乗車定員:4人
  • 就寝定員:2人

トイファクトリー・GT ブラックエディション

画像1: トイファクトリー・GT ブラックエディション

トイファクトリー・GT ブラックエディション

トイファクトリーからはもう一台、マルチルーム付きのバンコンが展示されていました。

画像2: トイファクトリー・GT ブラックエディション

トイファクトリー・GT ブラックエディション

画像3: トイファクトリー・GT ブラックエディション

トイファクトリー・GT ブラックエディション

  • 車両名:GT ブラックエディション
  • ベース車:ハイエース スーパーロングワイドキャンパー特装車
  • マルチルーム位置:中央運転席側
  • 乗車定員:6人
  • 就寝定員:5人

オーエムシー・ナロー銀河

画像1: オーエムシー・ナロー銀河

オーエムシー・ナロー銀河

マルチルーム付きバンコンは、全長5380mmあるハイエース スーパーロングをベース車に作られるのが一般的ですが、「ナロー銀河」は全長4695mmというハイエース標準ボディをベース車としているモデルです。

画像2: オーエムシー・ナロー銀河

オーエムシー・ナロー銀河

スーパーロングに比べで取り回しがしやすく、狭い道や駐車場でも困りません。

画像3: オーエムシー・ナロー銀河

オーエムシー・ナロー銀河

そんな小さなボディでも、車内は大人2名が食事するには困らないスペースと、リアからアクセスでき、荷物の収納にも使えるマルチルームが魅力的です。

  • 車両名:ナロー銀河
  • ベース車:ハイエース標準ボディ・ハイルーフGL
  • マルチルーム位置:後方助手席側
  • 乗車定員:5〜6人
  • 就寝定員:3人

ほかにも3モデルのバンコンにマルチルームが!

オーエムシーは「ナロー銀河」以外にも、「ZERO」「銀河」「北斗」の3モデルにもマルチルームが装備されています。

画像1: オーエムシー・ゼロ

オーエムシー・ゼロ

画像2: オーエムシー・ゼロ

オーエムシー・ゼロ

オーエムシー・ゼロ

  • 車両名:ゼロ
  • ベース車:ハイエースGL特設車
  • マルチルーム位置:後方全面
  • 乗車定員:6人
  • 就寝定員:3人

オーエムシー・銀河

  • 車両名:銀河
  • ベース車:ハイエーススーパーロングGL
  • マルチルーム位置:後方全面
  • 乗車定員:7人
  • 就寝定員:3人

オーエムシー・北斗 対座モデル

  • 車両名:北斗 対座モデル
  • ベース車:ハイエースワイドSGL
  • MR場所:後方全面
  • 乗車定員:7人
  • 就寝定員:3人

マルチルーム付きバンコン12台を一挙紹介!

上で紹介したほかにも、ジャパンキャンピングカーショー2023には個性的なマルチルームがあるバンコンがいっぱい! 写真メインで紹介します。

日産ピーズフィールドクラフト・クラフトキャンパー ジェニュイン

画像1: 日産ピーズフィールドクラフト・クラフトキャンパー ジェニュイン

日産ピーズフィールドクラフト・クラフトキャンパー ジェニュイン

画像2: 日産ピーズフィールドクラフト・クラフトキャンパー ジェニュイン

日産ピーズフィールドクラフト・クラフトキャンパー ジェニュイン

  • 車両名:クラフトキャンパー ジェニュイン
  • ベース車:キャンピング特装車ワイド幅
  • マルチルーム位置:後方助手席側
  • 乗車定員:7人
  • 就寝定員:大人2人・小人2人

ダイレクトカーズ・山小屋

画像1: ダイレクトカーズ・山小屋

ダイレクトカーズ・山小屋

画像2: ダイレクトカーズ・山小屋

ダイレクトカーズ・山小屋

画像: ダイレクトカーズ・山小屋 マルチルーム

ダイレクトカーズ・山小屋 マルチルーム

  • 車両名:山小屋
  • ベース車:ハイエースキャンパー特装車
  • MR場所:中央運転席側
  • 乗車定員:6人
  • 就寝定員:4人

ビークル・ベッセル J

画像1: ビークル・ベッセル J

ビークル・ベッセル J

画像2: ビークル・ベッセル J

ビークル・ベッセル J

  • 車両名:ベッセル J
  • ベース車:ハイエーススーパーロング特装車
  • マルチルーム位置:後方助手席側
  • 乗車定員:9人
  • 就寝定員:3+3人

ホワイトハウス・エスコート

画像: ホワイトハウス・エスコート マルチルーム

ホワイトハウス・エスコート マルチルーム

画像1: ホワイトハウス・エスコート

ホワイトハウス・エスコート

画像2: ホワイトハウス・エスコート

ホワイトハウス・エスコート

  • 車両名:エスコート
  • ベース車:ハイエース スーパーロング特装車
  • マルチルーム位置:中央運転席側
  • 乗車定員:4人
  • 就寝定員:4人

キャンパーアシスト・リチ

画像1: キャンパーアシスト・リチ

キャンパーアシスト・リチ

画像: キャンパーアシスト・リチ マルチルーム

キャンパーアシスト・リチ マルチルーム

画像2: キャンパーアシスト・リチ

キャンパーアシスト・リチ

  • 車両名:リチ
  • ベース車:ハイエース救急車特装
  • マルチルーム位置:中央運転席側
  • 乗車定員:6人
  • 就寝定員:大人2人・小人2名

D.V.D(デルタバンデザイン)・ダーウィン Q5

画像1: D.V.D(デルタバンデザイン)・ダーウィン Q5

D.V.D(デルタバンデザイン)・ダーウィン Q5

画像: D.V.D(デルタバンデザイン)・ダーウィン Q5 マルチルーム

D.V.D(デルタバンデザイン)・ダーウィン Q5 マルチルーム

画像2: D.V.D(デルタバンデザイン)・ダーウィン Q5

D.V.D(デルタバンデザイン)・ダーウィン Q5

  • 車両名:ダーウィン Q5
  • ベース車:ハイエース スーパーロング特装車
  • マルチルーム位置:中央運転席側
  • 乗車定員:4人
  • 就寝定員:2人

キャンピングカープラザ東京・ハピリーレジェント

画像1: キャンピングカープラザ東京・ハピリーレジェント

キャンピングカープラザ東京・ハピリーレジェント

画像2: キャンピングカープラザ東京・ハピリーレジェント

キャンピングカープラザ東京・ハピリーレジェント

  • 車両名:ハピリーレジェント
  • ベース車:ハイエースキャンパー特装
  • マルチルーム位置:後方助手席側
  • 乗車定員:6人
  • 就寝定員:2人+1人

ネストツールズ・ラミータ

画像1: ネストツールズ・ラミータ

ネストツールズ・ラミータ

画像2: ネストツールズ・ラミータ

ネストツールズ・ラミータ

  • 車両名:ラミータ
  • ベース車:ハイエース スーパーロング特装車
  • マルチルーム位置:後方運転席側
  • 乗車定員:8人
  • 就寝定員:4人

***

画像3: ネストツールズ・ラミータ

以上、「マルチルーム付きバンコン」まるなな厳選5台+12台でした! 気になる1台はありましたか?

キャンピングカーが300台以上も展示されているにも関わらず、バンコンでマルチルームがあるものは、たった17台。探し切れていないかもしれませんが、思ったよりもかなり少ない印象でした。

また、ベース車はハイエースが圧倒的に多く、マルチルームがあるバンコンのほとんどがスーパーロング。

標準ボディのハイエースにマルチルームがあるのは、オーエムシーナロー銀河、ゼロ、北斗の3台のみ。

やはり、スーパーロングに比べると狭めな標準ボディに、マルチルームを設置するのは難しいのかもしれないですね。

全国には、まだたくさんのキャンピングカービルダーがあるので、これがすべてではないですが、みなさんのキャンピングカー選びの参考になるとうれしいです。

執筆者:まるなな

2017年に中古で購入した軽キャンピングカー・テントむしでキャンプ、登山、車中泊を楽しんでいる「軽キャン女子」。 北海道札幌育ちの道産子が各地を旅し、キャンプ・登山・グルメや温泉などの様子をYouTube「まるななちゃんネル」とブログ「まるななブログ」にて配信中。

文、写真:まるなな

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