こんにちは。まるななです!
2022年の最後に開催された「福岡キャンピングカーショー2022」では、全国各地から140台のキャンピングカーが集結。
北海道在住のまるななも、YouTuberトークショーに出演するために福岡へ遠征。出展車両をじっくり見学してきましたよ。
そこで今回は、車中泊歴10年の軽キャン女子・まるななが福岡キャンピングカーショーで気になった「推しのキャンピングカー」をじっくり(マニアックに?)を紹介!
カスタムプロ ホワイトのバンコン「フィールドキング クリーデンス」をレポートします!
まるななプロフィール
2017年に中古で購入した軽キャンピングカー「テントむし」でキャンプ、登山、車中泊を楽しんでいる「軽キャン女子」。 北海道札幌育ちの道産子が各地を旅し、キャンプ・登山・グルメや温泉などの様子をYouTube『まるななちゃんネル』とブログ『まるななブログ』にて配信中。
長崎発! ログハウス風のオリジナリティにあふれた1台
「フィールドキング クリーデンス」は、長崎県東彼杵町(ひがしそのぎちょう)にあるカスタムプロホワイトが製作するキャンピングカー。
昭和56年創業の老舗ビルダーで、その熟練した職人にしか出せない、暖かさや懐かしさを追求したキャンピングカーをオーダーメイドで製作しています。
まるななチェック!
①ヒノキの香り漂うおしゃれな内装
最大の特長は、ヒノキの天然木を多用していること。
ナチュラルで木のぬくもりを感じられるログハウス風のキャンピングカー。クルマの外にいてもヒノキのいい香りが漂ってきます。
ダイネットは、コの字でテーブルを囲む仕様。カーテンを閉めてしまうと、ここが車内であることを忘れてしまいそうな落ち着いた空間です。
ベッド展開はテーブルを外し、背もたれ部分をテーブルの位置に敷くと一面ベッドに。展開後は意外と置く場所に困るテーブル天板は、ベッド下に収納できるというのがうれしい。
またベッド下は、シューズボックスやインバーターなどの収納スペースになっています。上部にも棚が設けられており、小物を収納するのに便利です。
天井ライトも天然木を活かしたデザイン。天然木だから世界にひとつだけとなると愛着が湧きますね。
②断熱加工のこだわりがすごい!
北海道在住の北国の人間にとって、キャンピングカーに限らず居住空間の断熱は、とても重要視しています。
性能のよい暖房設備を使っていても断熱が貧弱だと、暖房をつけると暑いし、止めたら寒くなるということになってしまいます。
電気や燃料が限られたキャンピングカーは、「省エネ」はとても大事なこと。
「フィールドキング クリーデンス」は、ウレタンキルティング(10mm厚)ビニールレザーを使用した、全面フルトリム加工が標準装備。
さらに断熱シートや断熱塗料は、オプションで施工可能とのことで、最強の断熱効果が期待できるとのこと。
断熱加工は、手間暇はかかりますが目には見えないもの。でも、目に見えないところにこそ、手を抜かないという職人さんの気合いが感じられました。
間仕切りを開けるとキッチン。
キッチンとダイネットを仕切ることにより、料理の熱や匂いがダイネットに入ってこないというだけでなく、ドアがハニカム構造となっているため、断熱だけでなく防音効果も抜群。
ドアを閉めると、会場の音が気にならなかったのには驚きでした。
③機能的なキッチンと充実の電装が標準装備
キッチンは白で統一された2口コンロとシンク。外国映画に登場しそうなおしゃれなキッチン。こんなキッチンなら料理するのが、楽しくなっちゃいますね。
シンクは洗ったものを載せておけるように台がついており、おしゃれなだけじゃなく、機能的なのもポイントが高いですね。
電装系は200Ahリチウムイオンバッテリー、175Wソーラーパネル、2000Wインバーターなどが標準装備。でもエアコン、FFは未搭載。
使う人によって必要なものが違うため、必要なものは持ちこんでもらうというスタイル。それらを使えるようにするための電装と断熱は、しっかりしているとのこと。
また、窓上のハンガーポールは、お客さんのアイデアを実現したもの。
基本の形は決まっているので、すべてがオーダーメイドではありませんが、要望に応じて細かい調整は可能とのこと。これもオーダーメイド車ならでは、ですね。
内装がおしゃれ! でも見た目だけじゃない。
「フィールドキング クリーデンス」は、随所に職人技を感じられるオリジナリティあふれたキャンピングカーでした。
フィールドキング クリーデンス(Field King CREEDENCE)
改造費:300万~350万円※ベース車両含まず
ベース車:日産・キャラバンス―パーロング
車両登録:8ナンバー
乗車定員:6名
就寝定員:3名
【問】カスタムプロ ホワイト
文、写真:まるなな
▼まるなな執筆の記事一覧▼