2023年のコールマン新製品も展示発表! キーワードは「グレージュ」
コールマンといえばグリーンとレッドの印象が強かったが、2023年の新製品は落ち着いたグレージュがメインカラー。大人のキャンパーが手にしたくなるものがそろっていた。
現在、コールマンには「エクスカーションティピー/325」しかワンポールテントがないが、来期は「ティピー/ST」と「ワイドティピー/3025」が登場。もちろんグレージュだ。
写真はないが、手持ちの電動ドライバーで抜き差しできるスクリューペグ「Eドライバースチールペグセット」も登場予定で、硬いサイトのキャンプ場で活躍しそう。
「インスタントアップIGシェード」。
スターターパッケージの「インスタントアップドーム/S」と同じ、ハブを合わせるだけで設営できるシェード。メッシュ部分にはイヤな虫をノックダウンする機能を採用している。
「アウトドアワゴン マックス」。
ただの色変えではなく、幅広タイヤは取り外しOK。
ボタンで簡単に外せるので、そのまま車載してもゴロゴロ転がらないのも◎。
「パーカー/C-3」。
レイヤリング型寝袋で、取り外し可能なフードは枕にも。快適使用温度は-3〜13℃と幅広い。落ち着いたカラーなのでテント内に広げてもスムーズに眠りにつけそう。
「インフィニティチェア マックス」。
極上の座り心地でシエスタもできる「インフィニティチェア」に、ドリンクホルダーとシェードが付いてより快適に。木目調の肘置きやフットレストなど本体もアップデートされている。
「ヒーリングチェアネクスト」と「メッシュシート HCN」。
サイドにポケットが付いた「ヒーリングチェアネクスト」と、リサイクル生地を使った交換用メッシュ。取り替えるだけで蒸し暑い夏キャンプでも背中やおしりが蒸れずに快適。
「スクリュードライバー」のバーエリアに設置されているエアーソファも来期の新製品。
ほかにもサイドテーブル付きデッキチェアST、コンパクト グランドチェア、コンパクトフォールディングチェアがグレージュとなって登場する。
スモーキートーンデザインがカッコいい真空耐熱構造のアウトドアタンブラーとボトル。日常的に持ち歩きたくなるデザインだ。
参考出品!? 日本特殊ボディーが作った「エクスペディションイーグル コールマンモデル」が東会場の新製品展示コーナーに彩りを添えた。
いすゞの新型Be-camをベースにした走破性の高いキャンピングカーでマスターシリーズのカラーを意識したテーブルとシート、玄関のLEDランタンホルダー、芝生マットなどを装備している。
電動昇降式ベッドや走行充電システム「エネクルーズ」などを装備して1134万5000円〜。限定20台。
大規模なステージ、派手な演出はないけれど「The Coleman Camp 2022」では子どもがワークショップに参加している様子をみながら「そうだったんだ」と感心する親の姿もあちこちで見られた。
また、会場内にはコールマンのベテランスタッフによる質問コーナー「キャンパーズ・サポート」もあり、キャンプの疑問、使い方のヒントやメンテナンスについての相談もできる。
初心者キャンパーはもちろん、ベテランもたくさんの知的収穫を得られるイベントだった。
写真、文:大森弘恵