【概要】ホンダ・N-VANで車中泊を楽しむ夫婦の車内DIYや車中泊スタイルを紹介。収納スペース、ベッドルーム、キッチン&リビングのDIY注目ポイントなど。

キッチン&リビング

リアゲートキッチンは使い勝手もバツグン

購入時の最後の条件が「外出したときにリラックスできる場所の確保」。その答えがリアゲートキッチンにある。

就寝時に足を収める「こたつ」の裏側を展開することで、野外にてテーブルにもイスにもなるスタイルを実現。

さらに、まだまだアイデアは尽きないそうで、ルーフに耐熱塗料を塗る方法で(しかもツートンカラー!)、夏の暑さ対策を考えているという。

テーブルにもイスにもなる!

画像1: テーブルにもイスにもなる!
画像2: テーブルにもイスにもなる!

車外に展開することで使用するシチュエーションは様々。夫婦で座っても大丈夫! ちなみに兼次さんが体重70kgなので、この場合は100kg以上の加重がかかっているはずだが、問題なし。

画像3: テーブルにもイスにもなる!

その秘密は、ボディに固定したアングル材から直接取り回ししたφ2mmのワイヤーだ。左右両側からテーブルを釣り上げることで、水平にでき、剛性もしっかり確保できる。

ツライチでキッチンが収まるのだ!

画像1: ツライチでキッチンが収まるのだ!
画像2: ツライチでキッチンが収まるのだ!

テーブルはリアゲートの開口部と表面に段差がない状態で収まる。仕切り板と天板に切り欠きが細工してあり、収納時もきっちり。

画像3: ツライチでキッチンが収まるのだ!

固定はオスネジを使用。天板の裏側には、化粧紙が貼られているが、ボディ色との一致は偶然だったという。

「こたつ」の仕切りとキッチンの天板は分離されている

画像1: 「こたつ」の仕切りとキッチンの天板は分離されている
画像2: 「こたつ」の仕切りとキッチンの天板は分離されている

「こたつ」の裏側は、厚さ4.5mm(仕切り板)と厚さ9mm(展開時はキッチンの天板)の合板をそれぞれ蝶番で固定。リアゲートテーブルとして使用する際は9mmの合板のみ開く。

画像3: 「こたつ」の仕切りとキッチンの天板は分離されている

「こたつ」上部のテーブルは、リアテーブルに装着することもできる(サイズもピッタリ)ので、さらにテーブルを広く使用できる。

コンロ台も自作

画像1: コンロ台も自作

家庭用のカセットガスコンロと調理用鍋、それにケトルも一緒に収まるコンロ台も自作。収納時はコンパクトに収まり、展開時はふた部分が立ち上がることで、風防兼調理時のハネ対策になっている。

画像2: コンロ台も自作

内側をアルミ泊で覆っているので熱効率もよさそう。

※記事の内容は雑誌発売当時のものです

写:森 浩輔 
文:野里卓也 
出典:カーネルvol.43 2019年秋号(2019年10月31日発売)

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