小さな子どもが一緒だと、キャンプ場選びの視点もちょっと変わってくる。そこで子どもも楽しく、パパママもうれしいキャンプ場選びの基本とおすすめのキャンプ場を紹介!
イメージするロケーションで選ぶ
キャンプ場選びに悩んだら、どんなロケーションでキャンプを楽しみたいのかを考えてみよう。
海水浴なら「海キャンプ」、昆虫採集なら「山キャンプ」、カヌーをするなら「湖畔キャンプ」と、子どもと一緒に何をして遊びたいかを考えてみれば、出かけるキャンプ場も絞られてくるはずだ。
子どもと一緒にどんなことをして遊びたいのか相談して決めるのもおすすめ。
![画像1: イメージするロケーションで選ぶ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/96d7a602d069b82ff70d5e719eae1b9d540c3b43.jpg)
川のキャンプ場
キャンプサイトのすぐ脇を流れる清流で水遊びが楽しめる「大見いこいの広場」。
![画像2: イメージするロケーションで選ぶ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/70349acb7cd9ce935017439cdbe48197638fdbe2_xlarge.jpg)
海のキャンプ場
キャンプサイトの目の前に波の静かなクリスタルビーチが広がる「宇久須キャンプ場」。
![画像3: イメージするロケーションで選ぶ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/9e33bcfa0b72838e0fce96a3b750cc36ce57a980.jpg)
高原のキャンプ場
ブナの原生林に囲まれた、自然豊かなエリアに広がる「月山あさひサンチュアパーク」。
![画像4: イメージするロケーションで選ぶ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/7327084906086f30dc845a08ab0b1283f329e684.jpg)
山のキャンプ場
自然を活かして作られた南アルプスを望める「ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ」。
家から近いキャンプ場を選ぶ
![画像: 移動に長い時間がかかると運転手だけでなく、乗っている子どもも疲れてしまう。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/183ef9a64a2824c891d0099c6fcc3f14bad43ca0.jpg)
移動に長い時間がかかると運転手だけでなく、乗っている子どもも疲れてしまう。
キャンプ場までの移動に時間がかかると疲れてしまうし、渋滞などのトラブルがあると「チェックイン時間に間に合わない!」「着いたら急いで設営しなきゃ!」など、気持ちに余裕がなくなる。親がイライラすれば子どもにもいい影響はない。
![画像: ICから近いと見知らぬ土地の運転が少なくてすむので、気分的にも楽。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/49375b0685d652ba87c347de4c898a28199f7443.jpg)
ICから近いと見知らぬ土地の運転が少なくてすむので、気分的にも楽。
そこでキャンプ場は2時間圏内を目安に選ぼう。ICから近いキャンプ場も気分的に楽なので選ぶ際の目安にしたい。
余裕ができる設備の充実度で選ぶ
![画像: 売店なども兼ねた「ケニーズ・ファミリー・ビレッジ/オートキャンプ場」の管理棟。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/f28ff28676fc91e3be06e6294979a59f6e32976d.jpg)
売店なども兼ねた「ケニーズ・ファミリー・ビレッジ/オートキャンプ場」の管理棟。
子どもと過ごす時間を十分にとりたい人は、設備が整ったキャンプ場へ出かけよう。ワイルドなキャンプ場も楽しいけれど、親のキャンプ経験が少なければ、不便な環境を楽しむ余裕がなく、子どもとの時間も少なくなりがち。
![画像: 温水も出るので洗い物が楽にできる「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」の炊事棟。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/1ef91fce994ed1eb4113a8a764120f4e77cc4a82.jpg)
温水も出るので洗い物が楽にできる「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」の炊事棟。
でも設備が整っていれば、設営が楽にできたり、お風呂があればクルマで出かけなくてもすむので、子どもと過ごす時間も増えるはずだ。
暑さを吹き飛ばす水遊びで選ぶ
![画像: 「青川峡キャンピングパーク」では、すぐ脇を流れる青川で水遊びができる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/f9251985de5a3ba107a69bc013899951d4dbec26.jpg)
「青川峡キャンピングパーク」では、すぐ脇を流れる青川で水遊びができる。
夏キャンプの場合は、子どもに人気の夏の遊び、水遊びができるキャンプ場がおすすめ。楽しいだけでなく、ほてった体を冷やしてくれるので、熱中症対策にも効果的だ。
![画像: すぐ横の根尾東谷川や場内のジャブジャブ池で水遊びが楽しめる「NEOキャンピングパーク」。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/bc28db7741537d641de96477e329845d373ffc2f.jpg)
すぐ横の根尾東谷川や場内のジャブジャブ池で水遊びが楽しめる「NEOキャンピングパーク」。
水遊びができるのは、すぐ脇を流れる天然の川、川から場内に引いた人工の小川、小さな子どもも遊べるジャブジャブ池、本格的なプールなど、キャンプ場によってさまざま。イメージに合った水遊びができるキャンプ場を選んでみよう。
気軽に楽しめる体験教室で選ぶ
![画像: 「PICA富士西湖」はレンタルが充実。西湖や場内の釣り堀で釣りが楽しめる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/bf7c1c154018f1a8139b6febba97f108d69c66ce.jpg)
「PICA富士西湖」はレンタルが充実。西湖や場内の釣り堀で釣りが楽しめる。
せっかくキャンプに来たのだから、アウトドアらしい遊びがしたいけれど、親には知識も経験もないので、どんな遊びをすればいいのかわからない、というケースも多い。
![画像: レンタルカヌーやMTBで、気軽にアクティビティが楽しめる「猪苗代湖モビレージ」。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/5fcce190d1def372f119109b171cbe44a095cce9.jpg)
レンタルカヌーやMTBで、気軽にアクティビティが楽しめる「猪苗代湖モビレージ」。
そんなときは、体験教室が充実したキャンプ場を選んでみよう。カヌー、フィッシング、アウトドア料理、収穫体験など、体験したいアクティビティがあるキャンプ場を今からチェックだ!
親子で入れるシャワーや風呂で選ぶ
![画像: 昭和レトロの雰囲気が人気の「有野実苑オートキャンプ場」にある家族風呂。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/32305a3ea268b48149d68883ced06a9ae5a70720.jpg)
昭和レトロの雰囲気が人気の「有野実苑オートキャンプ場」にある家族風呂。
子どもと一緒に入る共同浴場は「うるさくないかな?」「まわりの人に迷惑かけるかも……」など、周囲の目を気にしてのんびりできないことが多い。
![画像: 「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」のシャワー室には親子シャワーを完備。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/5bd8353574ef1f1c2973c205549549aa8c7bab92.jpg)
「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」のシャワー室には親子シャワーを完備。
でも、子どもと一緒に入れる広いシャワー室や、貸し切りできる家族風呂があると、まわりに気兼ねなくお風呂に入れる。とくに子どもが小さいファミリーは、この点を重視して選んでみよう。
子どもがOKなトイレのキレイさで選ぶ
![画像: 「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」には、幼児用トイレが付いた「親子トイレ」も。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/985a12c1a24e16738d8283c7f99e619290a32487.jpg)
「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」には、幼児用トイレが付いた「親子トイレ」も。
小さい子どもは、慣れていない和式や汲み取り式、仮設トイレでは用が足せない場合も。そんな子どもを連れてキャンプへ行くときは、キレイなトイレがあるかどうかも重要になる。
![画像: 「PICA富士西湖」のトイレは、炊事棟と一緒になったコテージ風のキレイな建物にある。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/8b91292a8b9f6e55fa79e19db54aceb3c887ee38.jpg)
「PICA富士西湖」のトイレは、炊事棟と一緒になったコテージ風のキレイな建物にある。
キレイなトイレがあるキャンプ場は、HPに写真で掲載されていることが多いので、事前に確認しておこう。掲載がない場合は電話などで確認してから予約をするといい。
遊び場が充実しているかで選ぶ
![画像: 「ツインリンクもてぎ 森と星空のキャンプヴィレッジ」は遊園地やレジャー施設が充実。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/2452cc261d8d7271dabb214613344304d321fa98.jpg)
「ツインリンクもてぎ 森と星空のキャンプヴィレッジ」は遊園地やレジャー施設が充実。
昔ながらのワイルドなキャンプ場は、特別な遊具があるわけではないので、親が遊びを準備しなければならない。
![画像: 子どもが喜ぶ遊具がたくさんある「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2022/11/14/f584067a20a048f20fd28f49ed14a88e0d0bf7ed.jpg)
子どもが喜ぶ遊具がたくさんある「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」。
キャンプに慣れているファミリーならいいが、そうでない場合は遊びが充実しているキャンプ場を選ぼう。それなら「キャンプ場では何をして遊べばいいの?」という人でも安心だ。
遊園地に併設されたキャンプ場もあるので、チェックしてみよう。
文:牛島義之
出典:GARVY2020年8月号