TABLE CAMP コールマン フィールド対決、作品発表!
と、まずはその前に、特別枠・オートキャンプ・フルーツ村の都竹夫妻の作品を紹介しよう。
自作のカッティングボードにTABLE CAMPをセッティングし、グリーンは場内に生えている苔で演出。
背景には、どうしても入れたかったという、お気に入りのジムニーとハンモックをぼかして雰囲気よく。ちなみに上記の写真は、プロのカメラマンが撮影したもの。
「並べて写真撮っているうちに、ああしよう、こうしようってハマってきちゃって。あー楽しかった!」(奥さま談)
それでは中尾、横山の対決作品、そして原島さんの作品を発表するぞ!
中尾の作品 大人の水辺の夏キャンプ
テーマ「大人の水辺の夏キャンプ」
使用ギア:アウトドアワゴン メッシュ、アウトドアワゴンウッドロールテーブル、シーズンズランタン
中尾「夏といえば水辺のキャンプ。水遊びするときには、アウトドアワゴンを持っていきますよね。子どもたちが水遊びをしているのを眺めながら、お父さんはウッドロールテーブルの上にTABLE CAMPを並べておきます。すると、水遊びから戻ってきた子どもたちから『わぁ! お父さんすごーい!』の声。そんな情景を思い浮かべながら、作ってみました」
原島さん「なるほど。夏ですね」
横山「これ、アウトドアワゴンで作った意味あります? ただのテーブルでもよかったのでは? 隣のランタンは?」
中尾「ただ見栄えがいいから置いただけです!」
横山「…………」
横山の作品 TABLE CAMPを探せ!
テーマ「TABLE CAMPを探せ!」
使用ギア:ペグテーブル。ほかテント、タープ、54QT ステンレススチールベルトクーラー、コンフォートマスターバタフライテーブル/120、コンパクトフォールディングチェア、リラックスフォールディングベンチ、クールスパイダーステンレスグリル、ファイアーディスクなど
横山「私の作品は4枚の写真で構成してみました。おふたりにもご協力いただきましたが、上の写真のどこかに、TABLE CAMPが隠れているよ! ってヤツです。読者のみなさん、探してみてね!」
横山「ほら、見えてきた!」
横山「ここまでくれば、もうおわかりですね」
中尾「〇ォーリーを探せ的な。まぁ、企画意図はいいですけれど、“映える”かという点では、正直『???』ですねぇ」
横山「……。もう1作品あります!」
横山の作品2 荒野キャンプ!
使用ギア:ファイアーディスクソロ
横山「ファイアーディスクソロにインテリアバークを敷いて、荒野っぽいワイルドな感じと、ステンレス素材の反射を活かして、広がり感を演出した作品です。インテリアバークは炭と思っていただきたいのですが、ファイアーディスクソロを使用しないときはTABLE CAMPをサイトに飾って楽しんで、BBQなどを楽しむときは、TABLE CAMPをどかせば、すぐに火おこしに取りかかれます。あと、炭なら黒いのでもっと荒野な感じになるかと」
中尾「え、ちょっと待ってください。なぜ炭を使わなかったのですか?」
横山「持ってくるのを忘れました……」
原島「でもこれ、自宅にもこのまま飾れるサイズ感なのでいいですね。ファイアーディスク自体絵になりますし」
原島さんの作品(参考出品)
ラストは「TABLE CAMP」の生みの親、原島さんの作品。
原島さん「この企画のテーマをいただいたときに、ポンと浮かんだのがこちらでした。ミニチュアなのでお皿の上に載せれば大きさがイメージしやすいし、お皿の色も白いので、映えるかなと」
中尾「おぉ……これはナイスアイデアですね。サイズ感がよくわかるし、おいしく食べられそう」
原島さん「そうなんですよ。こういうスイーツがあってもいいかと思います」
横山「お皿かぁ! 思いつかなかったなぁ。さすが! これ、お皿ごと移動できるのがいいですよね。コンパクトだし、これならキャンプサイトのいろいろなところに飾ることができるし」
原島さん「そうなんですよ! そんなことも狙っています」
そして原島さんのもうひとつの作品がこちら。
横山「こ、これは……カッコいい! ここにこの倒木があることも、苔が生えていることも知っていたのに! 悔しい!」
原島さん「ここを通りかかったときに、この苔が目に入って。雰囲気がよかったので使ってみたいなと思ったんです」
中尾「やっぱり違うな……センスが違う。参戦していたら、ぶっちぎりの優勝だ……」
今回の撮影を担当していたプロのカメラマンも「これはいい!」と、気合を入れて撮り始める。それが下の写真。
ますますカッコいい!
勝者は中尾か横山か……結果発表!
改めてみんなの写真を見比べて、原島さんに中尾vs.横山の勝者を決めてもらう。
「うーーーん……では勝者は、横山さん! えっ? 理由……(動揺している)。ファイアーディスクソロのほうは、“映え”てますよね? 自宅にも飾れていいですね」
正直、中尾の作品も横山の作品もどっちもどっちで、無理やり決めた感が否めないが、ともかくこの勝負、「TABLE CAMP コールマンセット どちらが“映える”飾り方&写真が撮れるか対決」は横山の勝利!
以前、原島さんにいわれた「ジオラマは自由。自分が楽しめればOK」という言葉どおり、「TABLE CAMP」の飾り方は自由。フィールドでは風や雨の影響もあるけれど、ケースを用意したり、なんなら接着剤で固定したっていい。
キャンプ好きならきっと、お気に入りの場所で、自分好みのミニチュアキャンプワールドを展開すると心が満たされるはず。自宅だってフィールドだって、好きな場所に飾って、その楽しさをぜひ体感してほしい。
TABLE CAMP 1/43 コールマン キャンプセット タフワイドドームⅣ/300(グリーン/ベージュ)
価格:4180円
パッケージサイズ: W25.5×D15.5×H6.5cm
スケール:1/43
販売店:モデルギャラリー HIKO7、全国模型取扱店
【問】ヒコセブン info@hiko7.co.jp
おまけ
「はい、じゃあ勝敗も決まったので、念のためにもう1枚だけ撮影して撤収しますよ~」。
テーマ「TABLE CAMPを探せ!」で使用したペグテーブル載せの一式を、適当な場所に移動してカメラマンに撮影を頼む横山。
カメラマン「横山さん。対決に出すの、こっちだったね」
ぎゃー! ……挑戦者求ム!
写真:瀧渡尚樹
文:SOTOBIRA編集部
協力:ヒコセブン、コールマン、オートキャンプ・フルーツ村