テンマクデザイン「ガレージテント」のレビュー。快適機能や注目のポイント、リビング、寝室、換気のチェックなど。ロッジ型テント インプレッション企画。
レビュアー:牛島義之
アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。
王道スタイルながら扱いやすい小ぶりなモデル
居住性の高い前室や寝室を備えた“王道”のデザインを踏襲しながら、今どきのソロキャンプやペアキャンプでも使いやすいようにデザインされたのがこの「ガレージテント」だ。
前室は2人分のテーブルとチェアがスッポリと収まり、インナーテントは大人2人が並んでピッタリの広さ。インナーテントを外して、フロアレスでキャンプを楽しむこともできる。
そんなコンパクトサイズのモデルだが、機能性は縮小されていない。冬場など結露が多くなる季節でも快適に過ごせるよう、天井部分にはライナーを装備して水滴の落下を防止。また全閉しても換気ができるよう6カ所にベンチレーターを備えている。
前後のベンチレーターにいたっては、パネルを天井に固定して、雨が吹き込まないようにすることもできる。
さらに雨天時など、パネルをすべて閉めてしまっても外の景色が楽しめるように付けられたクリアウインドウ、ロッジらしさを演出するフロントのD形ドアなど、キャンプ好きの心をつかむ数々の細かい配慮もうれしい。
「ガレージテント」の注目ポイント!
出入り口はDドアにもなる
フロントパネルは、キャノピーを跳ね上げられるだけでなく、D形ドアを作ることも可能。よりプライバシーを保つことができる。
景色を楽しむ小窓も装備
雨の日などでパネルを全閉しても、外の景色が楽しめるようにクリアウインドウを採用。パネルを閉じておくこともできる。
結露の落下を防ぐライナー付き
天井が結露しても水滴が落ちてこないように、天井には付属のライナーを装備することができる。とくに結露が多い冬には便利。