【概要】EcoFlow(エコフロー)のポータブルクーラー「EcoFlow Wave」の紹介。車中泊などでの活用法や冷却性能、気になる点、製品データなど。5月24日から予約販売を開始。

EcoFlow Waveの気になる点

画像: EcoFlow Waveの気になる点

唯一、気になるのが設置場所の条件だ。

「EcoFlow Wave」は防水性能がないため、地面直置きは推奨されていない。また、クーラーなので水平であることも必須条件。

多少の傾斜なら問題ないと思われるが何度までと公表されているわけではないので、座面に斜めに置くのではなく台などを使ってきちんと設置したい、

なお、斜めにしてしまった場合、30分ほど運転を止め、リセットする必要があるとも。コンパクトで扱いやすいとはいえ「EcoFlow Wave」はクーラーなのでこのあたりは気をつけたいところだ。

必要な電気はAC、DC、ソーラー、バッテリーパックから

画像: バッテリーパック(1008Wh)を装着。冷却モードで3時間、ファンモードだと22時間連続使用できる。本体下部に装着しており車内など狭い場所で使うならこれがベストか。

バッテリーパック(1008Wh)を装着。冷却モードで3時間、ファンモードだと22時間連続使用できる。本体下部に装着しており車内など狭い場所で使うならこれがベストか。

画像: 安定した運転を目指すならやはりAC。

安定した運転を目指すならやはりAC。

稼働に必要な電気は、ACやポータブル電源、バッテリーパックで。クルマのアクセサリーソケットやソーラーパネルでも使えると言うが、これらは補助的なものと考えたほうがよさそうだ。

また、他社製ポータブル電源ではインバーターでACに変換し、それを「EcoFlow Wave」がサイドDCにして使用する。EcoFlow製ポータブル電源やバッテリーパックであればDCをそのまま利用できるため同じバッテリー容量であっても28%長く使えるという。

画像1: 必要な電気はAC、DC、ソーラー、バッテリーパックから

ポータブル電源やバッテリーパック利用なら、一気に冷やしてその後はファンにするなど工夫が必要だ。

画像2: 必要な電気はAC、DC、ソーラー、バッテリーパックから

本体でも基本操作は可能だが、細かな設定はアプリで行う。

エコモードで作動予定時間を設定すると、最適な状態を計算し、冷却とファンを自動で切り替えてくれる。

たとえば30分間稼働させる場合でも、Lowモードなら冷却20分後にファン10分、Mediumモードは冷却15分後にファン15分といった具合に、切り替え時間を調整してくれる。

画像: 作動音は55dB。換気扇程度のレベルで昼間は気にならないが、混雑したキャンプ場の夜は少々気になるかも?

作動音は55dB。換気扇程度のレベルで昼間は気にならないが、混雑したキャンプ場の夜は少々気になるかも?

夏の車中泊、キャンプ旅、そして防災アイテムとしても期待が高まる「EcoFlow WAVE」。予約販売は5月24日から。

EcoFlow Wave(エコフロー ウェーブ)製品情報

画像: EcoFlow Wave(エコフロー ウェーブ)製品情報

価格:本体16万9400円、バッテリーパック付き27万5000円、DELTA Macセット41万1400円、DELTA Proセット56万8700円
冷却能力:1200w
動作温度:5〜50℃
最適冷却面積:5〜8㎡
モード:冷却モード、ファンモード、エコモード、タイマーモード
最大運転電力:600w
騒音レベル:55dB
サイズ:51.8×31×41.6cm
重量:17.5kg
付属アクセサリ:冷風吹き出し口カバー、温風吹き出し口カバー、エアダクト小(φ13cm)、エアダクト大(φ16cm)、排水チューブ、取扱説明書
※バッテリーパックは別売
【問】EcoFlow Japan

写真、文:大森弘恵 

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