車中泊からルーフトップテントへ。その効果は大きかった
オーナー:児玉さん
ルーフテント:オートホーム
ランドクルーザー78トゥループキャリアという珍しいクルマに乗る児玉さん。このクルマはリアスペースが広いのが特徴だが、それでも車中泊をしていると荷物が載らなくなってきたという。
そこで、ルーフテントを取り付けたところ、その快適性に驚いた。生地の作りがいいので、結露が起こりにくく、しっかりと遮光性を保ってくれるのがお気に入り。ベッドも快適なマットが入っていて、以前と比べて車中泊が快適になったそうだ。
テントはオートホームのエアートップ。世界の過酷な環境で発展してきたブランドらしいタフな作りが人気のテントだ。テント生地には撥水性、防風性をもちながら、通気性も確保した優れた素材を使っている。
テント設営が面倒になってしまいルーフトップテントをチョイス
オーナー:カズさん
ルーフテント:ARB
ルーフテントユーザーとしては5年ぐらいの経験があり、最近のキャンプスタイルはこの形になっている。
以前はキャンプでもテントを建てていたが、ルーフテントを付けてからは、キャンプサイトでの設営と撤収が非常に楽になったそうだ。
寝ているときの快適性が向上したことは、テントキャンプとの大きな違い。雨の日でさえも、ストレスが軽減され、気持ちよく過ごしている。
本来は出入り口がクルマの横にくるのだが、サイドオーニングを使いたいので、リアから乗り降りできるように台座を加工している。
クルマのラゲッジにはARBのドロアーが取り付けられ、キャンプ道具がきれいに収納されている。
希少な特別仕様車に乗りながら、オーバーランドスタイルを追求
オーナー:AKIさん
ルーフテント:アドベンチャーキングス
荒野を走り抜けるオーバーランドスタイルでカスタムされたクルマに、ルーフテントを載せているAKIさん。
クルマはジープラングラールビコンの特別仕様車で、世界生産250台という希少車。それを惜しげもなくカスタムしているのが目を引く。
テントキャンプをしていて、ジープのキャンプスタイルを調べているとき、下で紹介しているmariさんのクルマを見て、ルーフトップテントを装着。今はそのスタイルを追求するOVERLANDLOVER’Sを主宰している。
テントキャンプと比べて大きく変わったのは、マットのおかげで寝心地がいいこと。そのためテントを使う機会がなくなってしまったという。
テントはサイドのフロア部からエントリー。雨の日でも乗り降りしやすい。
キャンプをしたくてクルマを購入。珍しいオーバーランダーガール
オーナー:mariさん
ルーフテント:不明
ルーフテントは1年以上使ってきたというmariさん。今回は知人の輸入したルーフテントをテストで利用しながらイベントに参加。
意外にもキャンプをしたくなってから、このラングラーを購入し、すぐにルーフテントを使うようになったそうだ。そのスタイルに憧れ、オーバーランドを目指す女子としてSNSやYouTubeの発信をしている。
ルーフテントの利点はペグダウンが必要ないこと。河川敷などで仲間と集まってキャンプをするのが楽しいという。
本来はサイドに展開するテントを使っているが、今回のイベントでは上に開くタイプをテスト。ルーフテントでのキャンプシーンは自身のYouTubeチャンネル「好奇心CHANNEL feel my heart」で発信している。
電動でポップアップするルーフテントでセッティングがスピーディー
オーナー:いろどんさん
ルーフテント:グレス
以前はこの大きなクルマ、トヨタのタンドラで車中泊をしていたいろどんさん。2列目シートに横になって寝られたというから、車内は広々としていた。
しかし、さらに快適な車中泊を求めてルーフテントを物色。このグレスの電動ルーフテントを見つけて、自身で取り付けたそうだ。
シガーソケットから電気をとって、スイッチ操作で簡単にセッティンができる。寝心地は広いタンドラのセカンドシートよりも快適。寒い時期に底冷えしないのもルーフテントの利点だ。
フレームの下に取り付けられたスイッチ操作で、開閉ができる。収納時も電動なので、撤収も楽になった。フラットなシートや底冷えしない高さを確保して、快適にルーフテントを楽しんでいる。
写真・文:渡辺圭史
出典:カーネル2022年5月号vol.54