【概要】キャンプや車中泊におすすめのルーフボックス7点、ルーフラック4点、積載用バッグなどのアイテムを紹介。ルーフトップ収納の基本やルーフボックス、ルーフラックのメリット、デメリットも。

車内はいつでも広く使いたい。しかしキャンプをするなら、それなりのギアは必要不可欠だ。では、そんなキャンプアイテムはどこに収納すればいい? 答えはそう、ルーフの上! ここでは、荷物が増えるキャンプアイテムを収納する“屋根上空間”を紹介しよう。

ルーフトップ収納の基本

画像1: ルーフトップ収納の基本

スキーやスノーボードなど、ウインタースポーツを楽しむユーザー向けのギアだったルーフボックス。近年のアウトドアブームに合わせて、その用途は大きく様変わりをした。

そのなかでも一番わかりやすい例は、ルーフラック(カーゴラック、カーゴバスケット)だろう。

室内には積みきれない大型のボックスや、汚れたギアをそのまま積んで移動できるスタイルは、まず本格的な外遊びユーザーからの支持を集め、そのタフなルックスから、ライト層にまで人気のアイテムとなった。

実際に使用してみると、トランクに小分けした商品は取り出しやすく、キャンプ時の片付けもスピードアップした。

画像2: ルーフトップ収納の基本

ただ、車中泊でのロングトリップを想定した使用なら、防水性やセキュリティに強いボックスタイプのほうが安心して使える場面が多いだろう。使用頻度や積載ギアなど、自分のキャンプスタイルにフィットする積載方法を見つけたい。

さまざまなタイプのルーフトップ。実際に取り付けるには、どんなプロセスが必要か? まずは知っておきたい屋根上積載における基本を解説しよう。

まず準備するのがベースキャリア

画像: まず準備するのがベースキャリア

ルーフ積載をするには、基本となるベースキャリアの装着が必須となる。まずはルーフレールやフィックスポイント、レインガーターにフットと呼ばれる基礎を装着。

次に実際にボックスやラックを載せるクロスバーを取り付ける。クロスバーはメーカーによってサイズやデザインが異なるので、上に載せるアイテムに合わせて選択する。バーを取り付けると自転車やカヤックなどのキャリアも装着できるようになる。

屋根上収納の基本はこの2スタイル

ルーフボックス型

画像: ルーフボックス型

ボックスタイプの利点は、高いセキュリティと防水機能、そして抜群の収納力にある。頻繁に車中泊を楽しむユーザーならば、大型のルーフボックスを常設してしまえば、車内空間は広々。ただし、風切り音もそれなりにあり、車高がアップするので、駐車場が限られる場面も増える。

ルーフラック型

画像: ルーフラック型

小分けしたトランクボックスや、クーラーボックスなど、そのまま載せることのできるルーフラック。ルーフボックスより積載するアイテムは幅広いが、急な悪天候などの対策はしっかりとしておきたいところ。トランクを重ねるとそれなりの高さになるので要注意。

おすすめルーフボックス

屋根上収納といえば、たっぷりの収納力と悪天候でも問題なしの密閉力のあるルーフボックスが一番人気。そのなかでもカーネルがイチオシする製品をピックアップ!

ルーフボックスのメリット
・雨など悪天候でも中のアイテムが濡れない!
・鍵付きのものが多く、セキュリティもバッチリ!

ルーフボックスのデメリット
・車高が上がるので、立体駐車場が厳しくなる

Terzo ORCA 420(テルッツォ オルカ420)

画像: Terzo ORCA 420(テルッツォ オルカ420)

真冬用の寝袋やタープなど、意外とスペースを必要とするキャンプ用品をすっぽり収納できる高さが魅力。

ボックスの表面にシボ加工が施してあり、装着する車種を選ばない落ち着いた雰囲気をもっている。取り外しが簡単なスマートクランプを採用。3サイズを展開。

画像: タープやテーブルといった車外アイテムや、厚手のマットなど、季節によって使用しない物を収納するのにぴったり。

タープやテーブルといった車外アイテムや、厚手のマットなど、季節によって使用しない物を収納するのにぴったり。

【SPEC】
サイズ:180×77×44.5cm
開閉方向:両開き
容量:420ℓ
重量:17.5kg
価格:オープンプライス
【問】PIAA お客様相談窓口

INNO ROOFBOX320(イノー ルーフボックス320 BRM320MBK)

画像: INNO ROOFBOX320(イノー ルーフボックス320 BRM320MBK)

人気のワンボックスカーなど、スクエアなモデル向けにデザインされた薄型のボックス。薄型ながら250ℓの収納力を誇る。

鍵を使ったダブルロックなど、セキュリティもバッチリ。立体駐車場など、高さが気になる車種に装着したい。

【SPEC】
サイズ:181×81.5×27cm
開閉方向:両開き
容量:250ℓ
重量:17kg
価格:8万2500円
【問】カーメイト

YAKIMA CBX16 SOLAR(ヤキマ CBX16ソーラー)

画像1: YAKIMA CBX16 SOLAR(ヤキマ CBX16ソーラー)

アメリカで1979年に創業し、現在ではアメリカ本国で約4割のシェアをもつというYAKIMA。そんな同社のボックスに、同じくアメリカのサンフレア製ソーラーパネルが装着されているのがCBX16ソーラーだ。

容量は450ℓ。着脱には、ロックを解除したルーフボックスの中からアクセスが必要なので、盗難防止の効果も。さまざまなベースキャリアのクロスバーに装着が可能だ。

画像2: YAKIMA CBX16 SOLAR(ヤキマ CBX16ソーラー)

大型のソーラーパネルには、USBポートを2カ所装備。エンジンのオンオフに関係なく、スマホやモバイルバッテリーなどが充電可能だ。オフロード色の強いブランドで、数多くのキャリアがラインアップされている。

【SPEC】
サイズ:約210×95×40cm
開閉方向:両開き
容量:450ℓ
重量:27.2kg
価格:21万9000円
【問】オートプロズ

THULE Motion XT XXL(スーリー モーション XT XXL)

画像: THULE Motion XT XXL(スーリー モーション XT XXL)

610ℓの大容量で、タープやテントのポールなど最長215cmの長物がそのまま収納できる。エアロシェイプデザインは、風切り音の低減だけではなく、燃費を向上する効果も。

つかみやすいアウターハンドルや開閉をアシストするリッドリフト機構により操作も簡単。フタを閉じると自動でロックするスライドロックを搭載する

【SPEC】
サイズ:232×95×47cm
開閉方向:両開き
容量:610ℓ
重量:25.5kg
価格:19万8000円
【問】阿部商会

THULE Force XT XL(スーリー フォースXT XL)

画像: THULE Force XT XL(スーリー フォースXT XL)

スペース効率を最大に考えられたボックスは容量500ℓの積載能力をもつ。正しい取り付けをクリック音で確認できる内蔵トルクインジケーターにより、簡単な操作で手早く取り付けができる。

クルマのリアゲートの開閉時、接触を避けるためにルーフの装着は前寄りに考えられている。用途に合わせて6サイズを展開。

【SPEC】
サイズ:210×86×44cm
開閉方向:両開き
容量:500ℓ
重量:21.3kg
価格:14万3000円
【問】阿部商会 

INNO ROOFBOX31(イノー ルーフボックス314 BRT314MBK)

画像: INNO ROOFBOX31(イノー ルーフボックス314 BRT314MBK)

ハイトールワゴンやジムニーといったコンパクトな車両に合わせた、スクエアデザインを採用。容量は240ℓと2名分のキャンプ用品をしっかり収納できる。

カラーはアウトドアギアのトレンドとなっているマッドブラックを採用。軽キャンパーは必見のアイテムだ。

【SPEC】
サイズ:140×70×34cm
開閉方向:両開き
容量:240ℓ
重量:10kg
価格:5万9400円
【問】カーメイト 

Terzo AERO CROSS LYDER 185(テルッツォ エアロクロスライダー185)

画像: Terzo AERO CROSS LYDER 185(テルッツォ エアロクロスライダー185)

軽車両向けのコンパクトでスタイリッシュなデザインながら、他のモデルよりも内部に高さがあり、厚みのあるアイテムの収納が可能。開閉時の負荷を軽減するスプリングダンパーを採用。車高がある車両でも開閉がラクラク。

カラーはブラックとホワイトの2色で、車体に合わせてセレクトできる。キーロックシステムを標準装備する。

【SPEC】
サイズ:185×70×33cm
開閉方向:左開き
容量:270ℓ
重量:15.5kg
価格:オープンプライス
【問】PIAAお客様相談窓口

This article is a sponsored article by
''.