【概要】ミニチュアキャンプセット「TABLE CAMP 1/43 モンベル キャンプセット ムーンライトテント2型」を使ったジオラマ製作&写真撮影レポート。ジオラマ土台は100円ショップの素材で製作。
画像: モンベルのミニチュアキャンプセット「1/43 モンベル キャンプセット ムーンライトテント2型(ライトタン/ スプリンググリーン)」

モンベルのミニチュアキャンプセット「1/43 モンベル キャンプセット ムーンライトテント2型(ライトタン/ スプリンググリーン)」

昨年12月、SOTOBIRA独占速報としてお届けした、ヒコセブンのミニチュアキャンプセット「TABLE CAMP(テーブルキャンプ)」発売のニュース。

ミニカー専門メーカー・ヒコセブンが手掛ける新たなキャンプギアのミニチュアブランドで、第1弾としてモンベルの人気ギアをセットにした「1/43 モンベル キャンプセット ムーンライトテント2型(ライトタン/ スプリンググリーン)」がリリースされるのだ!

画像1: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!

このミニチュアキャンプセット、本当に再現度が高く、精巧なつくりに驚かされる。

それもそのはず、モンベルから実際の製品を借りて3Dスキャンにかけ、1/43スケールに縮尺したものがベースになっているからだ。

画像2: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!

しかし、ただただ小さくしただけでは、ここまでのリアルさは生み出せない。そこにミニカー専門メーカーならではの技術を投入し、より再現度を高めている。このあたりは速報記事で触れているのでぜひチェックしてほしい。

さらに、市販ミニカーに多い「1/43スケール」を採用しているので、キャンプギアとクルマのサイズ感がばっちり!

おもちゃのミニチュアにありがちな、“ちぐはぐ感”がなく、まるで本物のようなキャンプシーンを再現できるのが大きな魅力。

画像3: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!

となると、ムクムクと湧き上がる「自分でもジオラマ土台を作ってみたい……そして“映える”写真を撮ってみたい……」というキモチ。

しかし、ジオラマ製作の経験どころか、じっくりと見たこともなく、なんとなく難しいイメージが……。

画像: 速報記事ではジオラマ土台を借りて、写真を撮影。

速報記事ではジオラマ土台を借りて、写真を撮影。

そんなド素人でも手軽にジオラマ土台が作れないかと、ヒコセブンの原島雄丞(ゆうすけ)さんに聞いてみたところ、「100円ショップの素材で作っている人もいますよ」とのこと。

A4サイズの板やパネルに木粉粘土などを盛って地面を作り、着色した砂や小石をまぶしたり、インテリアバーク(装飾用樹皮)をグレーに塗って岩にしたりと、身近な素材で作ることができるという。

これに自然の風景をプリントしたものを組み合わせれば、自分好みのミニチュアキャンプシーンで“映える”写真が撮れるかも!?

画像: 原島さんにいただいたジオラマ製作用100均素材。A4判の木の板や芝生に見える紙のシート、アクリル絵の具、粉末パルプなどが素材の粘土、水槽用のゼオライト、ほかにもスポンジ、砂など。

原島さんにいただいたジオラマ製作用100均素材。A4判の木の板や芝生に見える紙のシート、アクリル絵の具、粉末パルプなどが素材の粘土、水槽用のゼオライト、ほかにもスポンジ、砂など。

そんな話をしていたら、原島さんからジオラマ製作に使える100均素材をいただいてしまった!

原島さん曰く「ジオラマは、つまるところ“自由”なんです。何を作っても、何を使ってもいい。最後に自分が納得するかしないか。とにかく自由に楽しめばOK!」

そうか、自由でいいのか……!

というわけで、さっそく自由に、思いつきで、モンベルのミニチュアキャンプセットを飾るためのジオラマ土台作りに挑戦!

画像4: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!

なんの予備知識もなく製作したので、詳細は割愛するけれど、

写真左)A4サイズの木の板にボンドを塗り、木粉粘土を盛っていく。角のひとつを盛り上げて、対角線上の角にはくぼみを作った。

写真中央)アクリル絵の具で着色。着色しただけだと「絵」のようになってしまったので、上から砂をまぶして、なんとかごまかす。写真手前の着色していない箇所がくぼみ部分。

写真右)ジオラマ素人ながら、どうしても作りたかった水辺を製作。大岩はインテリアバーク(装飾用樹皮)を着色したもの。小石はゼオライト。くぼみ部分にクリアとブルーの2色のレジンを流してみた。硬化させるためのUVライトだけは100均素材ではなく自前のもの。

画像5: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!

自宅で作業していると、小学生の息子が「やりたい! やりたい!」と言ってきたので、スポンジを使った藪の製作と岩の着色、ベランダにあった枯れ枝での装飾を手伝ってもらった。小さい子どもがいる家庭では、もれなくこうなると思われる……。

そして、ついに完成!

画像: 素人作品なので、板が歪んでいるのはご愛敬。

素人作品なので、板が歪んでいるのはご愛敬。

「ジオラマは自由」

だから、自分が納得すればいいのだ! もちろん、素人感丸出しだと重々承知しているけれど、初めて、しかも下調べもせずに作ったにしては、なかなかの出来なのでは?と自己満足。なにより作るのが楽しかった!

着色してから乾かす時間を要するので、2日かけて製作したが、実作業時間は5時間程度。

画像6: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!

そしていよいよ最後の仕上げ。ジオラマ土台にミニチュアキャンプセットと1/43スケールのミニカー、背景をプリントアウトしたものを組み合わせて、写真を撮っていくぞ!

画像7: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!

キャンプに行ったときの写真をA3サイズにプリントし、発泡ボードに貼って背景に。左側のプリントは、クルマの窓に自然風景が写り込むように工夫してみた。

ちょうど愛車のルノー・カングーの1/43ミニカーがあったのでセットして、撮影したのがこちら!

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画像8: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!

かなりリアルで“映える”写真に! 地面と背景が同系色だったのもよかった。

実はこの写真、プロのカメラマンが撮影したもの。なので自分のスマホで“映える”写真を撮影するためのコツを聞いてみた。

画像9: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!

「リアルさを求めるなら、人間の目線に高さを合わせて撮影するのがいいですよ。スマホで背景をぼかしたいなら、カメラを最大ズームして撮影したり、アプリを使うのも手。インスタグラムの画像編集にある『ティルシフト』もおすすめです」

画像10: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!

教えてもらったとおり、スタッフのスマホ(iPhone X)で撮影したのが上の写真。スマホでも雰囲気抜群!(自己満足)

画像11: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!
画像12: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!

また、人間の目線では難しい位置から撮影するのも、ジオラマっぽくて楽しい。

画像: こちらの写真は地面もプリントしたものを使用。

こちらの写真は地面もプリントしたものを使用。

地面はプリントしたものでも十分、キャンプの雰囲気を再現できる。

ジオラマ土台も背景プリントも、手を加えれば加えるほど成長していく感じが楽しい! これ、新たな「おうちキャンプ」の楽しみとして最高かも。ミニチュアと同じギアを持っている人は、キャンプのときにサイトに飾ってもよさそう!

画像13: おうちキャンプの最強アイテム!モンベルのミニチュアキャンプセットで遊んでみた!

キャンプ好きならぜひとも手に入れたいこちらのミニチュアキャンプセット、いよいよ予約受付がスタート!

キャンプ好き、モンベル好きはもちろん、キャンプの雰囲気を自宅で味わいたい人は、ぜひともチェックしてほしい。発売は2~3月の予定。

TABLE CAMP 1/43 モンベル キャンプセット ムーンライトテント2型(ライトタン/ スプリンググリーン)
価格:4180円
パッケージサイズ: W25.5×D15.5×H6.5cm
スケール:1/43
ボディ素材:レジン(樹脂) 塗装済み完成品
対象年齢:14歳以上
販売店:モデルギャラリー HIKO7、モンベル一部店舗、全国模型取扱店
【問】ヒコセブン info@hiko7.co.jp

取材協力:ヒコセブン 
写真:松木雄一 
文:SOTOBIRA編集部

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