【概要】ヒコセブンのミニチュアキャンプブランド「TABLE CAMP(テーブルキャンプ)」シリーズ第1弾、「1/43 モンベル キャンプセット ムーンライトテント2型(ライトタン/ スプリンググリーン)」の紹介。2022年2~3月発売予定。

キャンプサイトをテーブル上で再現できるミニチュアセット!

画像: キャンプサイトをテーブル上で再現できるミニチュアセット!

キャンプや登山好きはもちろん、普段使いのアイテムから農業用ウエアまで、幅広いファンを持つ総合アウトドアブランド・モンベル。

そのモンベルの人気キャンプギア、「ムーンライトテント2」や「ミニタープHX」、焚き火台「フォールディング ファイヤーピット」、ファニチャーやクッカーなど、ソロキャンプ用ギア一式がそろうオールインワンセットが発売されるぞ!

画像: 背景写真はA3版ほどの大きさ。※土台のジオラマは付属しません

背景写真はA3版ほどの大きさ。※土台のジオラマは付属しません

……といっても、これはミニチュアの話。しかし! ただのミニチュアと侮るなかれ。

モンベル全面協力のもと、実際のギアを3Dスキャンし、テントやタープのシワに至るまで1/43スケールで忠実に再現したキャンプギアのミニチュアセットなのだ。

この「1/43 モンベル キャンプセット ムーンライトテント2型(ライトタン/ スプリンググリーン)」を製作したのは、ミニカー好きには名前の知れた「ヒコセブン」。

ミニカー専門のメーカーで、そのリアルな再現度には定評あり!

ヒコセブン……創業20年のミニチュアカーメーカー。警察車両専門のブランド「RAI'S(レイズ)」やスポーツカーやカスタムカーなど、これまでモデル化されていない車両を中心にミニカーの企画、製造、販売を手がける。

けれどなぜ、ミニカーメーカーがキャンプギアのミニチュアを……?

実はこの製品を担当するヒコセブンの原島雄丞(ゆうすけ)さんは、毎月のようにキャンプや登山、釣りなどを楽しんでいるアウトドア好き。

しかし新型コロナの蔓延とともにアウトドアを楽しむ機会が激減。暇つぶしに自宅でもキャンプ気分を味わいたいと、ジオラマ製作を始めたという。

画像: スポーツカーやパトカーなどのミニチュアカーがずらりと並ぶヒコセブン店内。

スポーツカーやパトカーなどのミニチュアカーがずらりと並ぶヒコセブン店内。

「キャンプではミニバンや1BOXを使っている人が多いですが、ミニチュアカーの世界では需要がなくて。でもキャンプのジオラマづくりをしているうちに、需要がないのは、飾って楽しめる“インフラ”がないからだと思ったんです」(原島さん)

それが「TABLE CAMP(テーブルキャンプ)」製作のきっかけだった。

クルマ以外のミニチュアを作るのは、ヒコセブンでは初めてのこと。せっかくキャンプギアのミニチュアを作るのなら、だれもが知っているブランドで自身も愛用している「モンベル」の人気ギアで作りたいと提案。

モンベルからの快諾も得て、「1/43 モンベル キャンプセット ムーンライトテント2型(ライトタン/ スプリンググリーン)」が世に出ることになったのだ。

ムーンライトテントが2張りも付いてくる! おうちでキャンプ気分!

画像1: ムーンライトテントが2張りも付いてくる! おうちでキャンプ気分!

この製品はシリーズ名「TABLE CAMP(テーブルキャンプ)」のとおり、テーブル上で楽しめるミニチュアのセット。

「1/43スケール」というけれど、そのサイズ感、よくわからないでしょ? 

試しにセットに同梱されている「アルパインクッカー16」の実物と比べてみた! それが下の写真。

画像2: ムーンライトテントが2張りも付いてくる! おうちでキャンプ気分!

……って、逆によくわからないかもしれないので、500円玉とも比較。

画像3: ムーンライトテントが2張りも付いてくる! おうちでキャンプ気分!

このサイズ感! なのに本当によく再現されている。それもそのはず、ミニチュア化にあたっては、モンベルからすべて実製品を借りて3Dスキャンし、型取りしたそうだ。

原島さんの最大のこだわりは、「実物の雰囲気を損なわず、いかにリアリティを再現できるか」だったという。

画像4: ムーンライトテントが2張りも付いてくる! おうちでキャンプ気分!

例えば、単純に1/43スケールに縮尺すると、テントのロゴは見えないほどの小ささになってしまう。だから認識できて、かつ違和感を感じさせない大きさに調整し、ロゴを配したそう。

画像: モンベル「ミニタープHX」の3Dスキャンデータ。

モンベル「ミニタープHX」の3Dスキャンデータ。

画像5: ムーンライトテントが2張りも付いてくる! おうちでキャンプ気分!

またシワの入り方も実際のとおりではなく、“模型として美しい”シワを再現。

そんなふうに、ミニチュア化したキャンプギアのあらゆる箇所に、ミニカー製作で培ってきた技術が余すことなく投入されている。

このテクニックにはモンベルサイドも驚嘆。

画像6: ムーンライトテントが2張りも付いてくる! おうちでキャンプ気分!

「サンプルが届いたとき、あまりにも精巧にできていて、大変驚くとともに、その世界観に引き込まれました! このサイズに合うクルマやカヤック、自転車、釣り道具などを調達して、自分が実際にやっているリアルなアウトドアシーンを演出するのが今から大変楽しみです!」とモンベル本社広報部の渡辺賢二さん。

画像7: ムーンライトテントが2張りも付いてくる! おうちでキャンプ気分!

ただ、タープのメインポール足元だけは土台が付属している。メインポールの張り綱もない。ここが実際のギアとは違うところ。

本当は実物と同じように再現したかったそうだが、どうしても安定感を得ることができず……ここだけはご勘弁をと原島さん。

「ポールを直接地面に接着剤で固定すれば、土台なしでも安定するはず。そうすれば再現度はさらに高まります。TABLE CAMPは塗装済みの完成品ミニチュアですが、自分で手を加えてよりリアルさを追求するのも楽しみ方のひとつ。ぜひ、自分自分好みのキャンプサイトに仕上げてみてください」

画像8: ムーンライトテントが2張りも付いてくる! おうちでキャンプ気分!

今回の「1/43 モンベル キャンプセット ムーンライトテント2型(ライトタン/ スプリンググリーン)」には、ミニチュアキャンプギア8点のほか、地面がわりに使えるグリーンのシートが付属。

これらを使ってキャンプサイトを再現してもいいし、さらに背景をプリントしたり、立体的なジオラマを作ってみると、雰囲気たっぷりのキャンプサイトが完成!

画像9: ムーンライトテントが2張りも付いてくる! おうちでキャンプ気分!

1/43スケールにこだわったのは、市販ミニカーに1/43スケールが多いのがその理由。だから愛車と同じ1/43スケールのミニカーを並べてみれば、サイズ感ぴったりのキャンプサイトが出来上がるのだ!

これ、時間を忘れて夢中になっちゃう! ギアをこう並べるとカッコいいかな? 撮影する角度はこっちがリアルかな……などなど、写真を撮るのが本当に楽しい! 

画像: ジオラマ化したものを会社の棚に飾ってみた。ケースに入れた雰囲気もよし。

ジオラマ化したものを会社の棚に飾ってみた。ケースに入れた雰囲気もよし。

写真撮影してSNSに投稿するもよし、ショーケースに入れて飾って眺めるのもまたよし。キャンプ場に持ち込んで、サイトに飾るのもまた一興。いつでもキャンプ気分が味わえるぞ!

ちなみに気になるセット内容は……

・テント(ムーンライトテント2)ライトタン
・テント(ムーンライトテント2)スプリンググリーン
・タープ(ミニタープHX)
・チェア(フォールディング フィールドチェア)
・テーブル(マルチフォールディングテーブル)
・焚き火台(フォールディング ファイヤーピット)
・クッカー(アルパインクッカー 16+18 パンセット)
・薪

と、ソロ用サイト一式のミニチュア8点と地面として使えるグリーンのシートが付属。

ムーンライトテントが色違いで2張り同梱されているのがうれしい!

そして、気になる価格は、なんと4180円(税込)!

この内容でこの精巧さ。モンベルファンもキャンプ好きも、手に入れたら大満足間違いなしのはず。

  *  *  *

そして実は……SOTOBIRA編集部ではさらなる極秘情報を手に入れてしまった……!! 

それが下記の写真!

画像: トップシークレットなのでモザイク画像を特別に公開!

トップシークレットなのでモザイク画像を特別に公開!

こ、これは……! 

「ここだけの話ですが、実はテーブルキャンプシリーズ第2弾を2022年5月ごろ発売します!」と原島さん。

第2弾も、だれもが知っている、あのメジャーブランドが登場! 引き続き「テーブルキャンプシリーズ」から目が離せないぞ!

TABLE CAMP 1/43 モンベル キャンプセット ムーンライトテント2型(ライトタン/ スプリンググリーン)

画像: TABLE CAMP 1/43 モンベル キャンプセット ムーンライトテント2型(ライトタン/ スプリンググリーン)

価格:4180円
パッケージサイズ: W25.5×D15.5×H6.5cm
スケール:1/43
ボディ素材:レジン(樹脂) 塗装済み完成品
対象年齢:14歳以上
販売店:モデルギャラリー HIKO7、モンベル一部店舗、全国模型取扱店
【問】ヒコセブン info@hiko7.co.jp

取材協力:ヒコセブン 
写真:松木雄一 
文:SOTOBIRA編集部

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