車中泊目線で注目したのは2種類のルーフレール
![画像: Limited EX 429万円(左)、X-BREAK EX 414万7000円(右)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/8a3a353e0e24f7c0a695ab0e7719d9214ddb9911_xlarge.jpg)
Limited EX 429万円(左)、X-BREAK EX 414万7000円(右)
いま注目を集めている車中泊スタイルのひとつが、VAN CAMP(バンキャンプ=車中泊キャンプ)スタイルだろう。今回、そんなVAN CAMPスタイルにぴったりのニューモデルが登場した。
それが2021年10月にフルモデルチェンジされたスバル・レガシィ アウトバックだ。2014年にステーションワゴンの本流として、レヴォーグへと進化したレガシィ。しかし、アウトバックはそのままラインアップに残り、多くのアウトドアシーンで活躍してきた。
今回のモデルチェンジでは、その流れをくんだキープコンセプトでありながらも、よりさまざまなフィールドで活用ができるように、いくつかの改良がなされている。
なかでも車中泊専門誌『カーネル』として注目したいのは、2種類設定されたルーフレールだ。
![画像: Limited EXに装備された可動式ルーフレール。バーを縦⇔横に変更できる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/489e6c67f02524a5c2afd5fe5a152e1f185ec0d4_xlarge.jpg)
Limited EXに装備された可動式ルーフレール。バーを縦⇔横に変更できる。
Limited EXに設定された可動タイプは、積載するアイテムによって縦から横、横から縦へと固定するバーを変更することができる。ルーフボックスなどは縦位置で、カヌーやサーフボードなどの長物は横位置に。アウトドア・アクティビティを楽しむ方々に合わせられるルーフレールとなっている。
![画像: X-BREAK EXのラダータイプ。重い荷物を積載できる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/4957f52f37076e171c40596fe5ce3904ddc373a0.jpg)
X-BREAK EXのラダータイプ。重い荷物を積載できる。
そして、X-BREAK EXに設定されているラダータイプは、より重い荷物を積載できる。今回、ルーフテントを装着しているのは、こちらのラダータイプ。
車上泊にチャレンジしたい『カーネル』読者が選ぶなら、このラダータイプのほうが多いかもしれない。
さらに、最低地上高が200mmから213mmとなり、走破性が向上したことも、キャンパーならば大きなトピックだろう。よりハードな路面でも乗り越えて、目的地へ進めるようになった。
そんなレガシィ アウトバックならVAN CAMPに出かけたくなるはずだ。
“車上泊”が楽しいルーフテント
![画像1: “車上泊”が楽しいルーフテント](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/1ff99e3857bc2ac24ed78eccd84e78fb629bc2db_xlarge.jpg)
装着しているのはTHULEのルーフトップテント「Thule Tepui ExplorerSeries」で、折りたたみ式のハシゴが付属。2名用「エアー2」(31万9000円)
![画像2: “車上泊”が楽しいルーフテント](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/17a4f2eb6f0938f091a995352535b892fa627aa2.jpg)
ルーフテントを侮るなかれ! 床面積は2130×1220mm、高さは960mmの広々とした室内。65mm厚のマットレスは寝心地抜群。600デニールのポリコットンを採用。
![画像3: “車上泊”が楽しいルーフテント](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/6c9efcf52a425bae27f912fde9f8a7e91657ed8e_xlarge.jpg)
収納時は1070×1220×280mm。
![画像4: “車上泊”が楽しいルーフテント](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/044140354190abc7781228179b9755060a8aa2f5_xlarge.jpg)
クルマにロフトが付けば、車上泊キャンプがさらに楽しい!
フラットになるシートアレンジで車中泊も可能!
![画像1: フラットになるシートアレンジで車中泊も可能!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/90c5e6a0c4d41a700ce4b20921c09bbd52101ff4_xlarge.jpg)
車中泊も2名まで十分可能。前列の背もたれを後ろに倒せば、後席を倒したラゲッジの床面と前列の背もたれが接続でき、最大2820mm(実測)の奥行きとなる。車中泊マットの使用時は1800×500×40mm。写真のように身長165cmの女性ならゆったり寝られる。
![画像2: フラットになるシートアレンジで車中泊も可能!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/da42cce4f50239baae950d87acf5dc3df1b490c8_xlarge.jpg)
上写真は5名乗車時のラゲッジ。奥行き1086×最大幅1319mmという大容量。
![画像3: フラットになるシートアレンジで車中泊も可能!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/d941f896a2970bcdc93e9f1252d24b09d571836e_xlarge.jpg)
純正オプションの車中泊マット(3万6850円)。折りたたみ式の低反発ウレタン製で、専用のバッグに収納すれば300×500×240mmサイズとなり、持ち運びも簡単。
豊富なオプションは便利かつスタイリッシュ
魅力的なオプションが多数設定されているレガシィ アウトバック。キャンプなどのアウトドアに役立つものから、スタイリッシュに外観を彩るものまで、数あるなかから魅力的なアイテムを今回はクローズアップした。
![画像1: 豊富なオプションは便利かつスタイリッシュ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/3425f12f3dc0024ccf9b9c351dc1d3afb300ae73.jpg)
黄と白を切り替えられるLEDフォグランプ(5万3900円)
![画像2: 豊富なオプションは便利かつスタイリッシュ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/b7935afb2b04677bde34f4ed5d565ba4b51f5bf4.jpg)
マットカラーのフロントグリル(6万4900円)
![画像3: 豊富なオプションは便利かつスタイリッシュ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/4491e30fa189c8caab09a723e1c0bfda24a12227_xlarge.jpg)
harman/kardon(ハーマンカードン)が採用されたオーディオシステム。
![画像4: 豊富なオプションは便利かつスタイリッシュ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/badc3e87251e19cba7ea16804a4a2d9bc76c85b8.jpg)
ルーフの作業を行いやすくする後席用ステップガード(1万670円)
![画像5: 豊富なオプションは便利かつスタイリッシュ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783346/rc/2021/12/24/ac6be2b1b0fe0d934ea18dc3dde4cbe99c0daa21_xlarge.jpg)
撥水性のオールウエザーシートカバー(フロント・2万1780円)
写真:佐藤正巳
文:大橋保之(カーネル編集部)
協力:スバル
出典:カーネル 2022 冬号 vol.52