【概要】ホンダ「フリード+」を車中泊キャンプ目線でインプレッション。車内寝室、純正オプション、積載力などを紹介。
POINT2 大量のキャンプギアを全部飲み込む収納スペース
荷台に積み込み開始
ラゲッジスペースに積み込まれた荷物は、4人でキャンプに行ったときの量を想定して、小雀さんが準備してくれた。
各アイテムは快適性を追求したモデルばかりで、収納サイズも少々大きい。それでも、イス、寝袋、マットなどをしっかりとそろえ、大きなクーラーボックスやテント、タープまで用意。
この荷物が5名乗車のシートレイアウトにしっかりと積み込めるのは驚きだ。
ボディ下ギリギリまで広がっている収納エリアは、長いイスも収納できる奥行きがある。上下分割して利用できるのも便利。
シート後ろにあるちょっとした隙間を利用するのも、キャンプ道具を載せる際、スペースを有効活用するポイントになる。
積み込み完了!
荷室を上下に仕切るボードのおかげで、下の荷物を先に出せたり、クーラーボックスが開閉できる。天井のルーフラック、メッシュのラゲッジネット、テールゲートストラップは純正アクセサリーだ。
〈結論〉
・車内で2名が快適に就寝できる!
・テントでも広々と2名寝られる!
・4名の荷物もガッツリ積載可能!
・野外リビングでゆったりくつろげる!
ワーケーションにも使えるダイナミックなレイアウト
純正アクセサリーのラゲッジマルチボードを使えば、ちょっとしたワーキングスペースが完成。セッティングはセカンドシートを倒して、荷室用ユーティリティーボードを外すだけ。これでワーケーションが実現できるかも。
写真:佐藤正巳
文:渡辺圭史
協力:ホンダアクセス
出典:カーネル 2022 冬号 vol.52