充実の車中泊を実現する装備に注目!
車中泊するのにちょうどいいサイズのNV200をベース車に使ったキャネル。
カーネル編集部でも長期試乗しているクルマで、その機動力の良さに重宝している。
車内レイアウトは多彩で、2名がゆったりくつろぐ「ラウンジスタイル」、4名がテーブルを囲める「対面ダイネットモード」、カーゴスペースを広く取れる「走行モード」などに変更できる。
ベッドスペースは最大1950×1260mmあって、大人2名がリラックスできる広さ。
しかもフルフラットベッドにしてもテーブルが出せるので、ちゃぶ台のように使えて便利だ。
ポータブル冷蔵庫、インバーター、テーブルセット、サブバッテリーなどが標準で装備され車中泊には充分。
またルーフがノーマルとポップアップの2タイプがあるが、おすすめはポップアップルーフだ。
70万円ほど価格がアップしてしまうが、そのメリットは大きい。
まずポップアップルーフ内で就寝ができるようになるので、大人2名分の就寝定員が増える。
さらにフロアでくつろいでいるときもポップアップルーフを上げることで車内空間が広がり、リラックス度もアップ。
天井が高い部屋は開放感があるが、それと同様の効果がある。
ナッツRV キャネル(ノーマルルーフ)スペック
価格:359万5900円~
標準装備:REVO製セカンドシート、テーブルセット、50Ahディープサイクルバッテリー、CTEK走行充電システム、400Wインバーター、後席用DVD付き16インチTV、15ℓポータブル冷蔵庫ほか
オプション装備:FFヒーター、電子レンジ、シンクセット(給排水5ℓ)、外部充電システム、追加バッテリーほか
【問】ナッツRV
文:浅井佑一
出典:カーネルvol.51 2021年秋号