ダイハツの軽自動車「タフト」の試乗インプレッション。装備類、走行性、ラゲッジ展開、シートアレンジなどを、車中泊専門誌『カーネル』編集部が解説。タフトの性能や魅力を、車中泊やアウトドアでの使用を踏まえつつ紹介。

気になる車中泊やアウトドアでの使い勝手は?

画像: 気になる車中泊やアウトドアでの使い勝手は?

アウトドア好き、車中泊好き、またキャンプ+車中泊を行うことも多いと思われるSOTOBIRA読者にとって気になるのは、なんといってもラゲッジスペースの広さと使い勝手、シートアレンジだろう。

バックパック・スタイルならではの多彩なアレンジは、下のラゲッジとシートアレンジチェックを見てもらうとわかるとおり、さまざまな荷物に対応が可能だ。

前席のヘッドレストを外してシートを後方にリクライニングして水平にすれば、後席と一体化できるうえにシートの凸凹も少ないので車中泊には便利。

さらに伝えたいのが、もうワンランク上の空間づくりの方法。さきほど一体化した後席の背もたれを、前方に倒してみよう。そうすると奥行きがさらに広がって使い勝手がアップ! この奥行き重視のアレンジは、下の写真でチェック!

チェック! ラゲッジ

シーンに合わせてスペースを自在にアレンジ。4名乗車、3名乗車+長い荷物、2名乗車+大型の荷物とアレンジできるのは当然。フレキシブルボードがさらに「いい仕事」をしてくれる。

画像1: チェック! ラゲッジ
画像2: チェック! ラゲッジ
画像3: チェック! ラゲッジ

室内幅1,305mm、室内高1,270mm、後部座席を前に倒した際にできる最大の奥行きは1,300mm。これがラゲッジスペースの最大サイズとなる。

画像4: チェック! ラゲッジ

高さ調整が可能なフレキシブルボード。床下収納としてだけでなく、ラゲッジの底面を標準より下げることで、さらなるラゲッジスペースのアレンジが可能。

チェック! シートアレンジ

画像1: チェック! シートアレンジ
画像2: チェック! シートアレンジ

前席のヘッドレストを外していっぱいまでリクライニングすれば、後部座席の座面と一体化することができ、これで2名までの車中泊スペースが確保できる。一体化したシートは多少の凹凸ができてしまうので、平らにするためのクッションやマットが必要になる。

奥行き重視なら、このアレンジが ベスト!

画像1: 奥行き重視なら、このアレンジが ベスト!

シートアレンジで一体化した後席の背もたれを、前方に倒してみよう。そうすると奥行きがさらに広がって使い勝手がアップ! 実際に寝てみると、ラゲッジスペースとの溝(隙間)が気になってしまう。このシートアレンジで寝るには、この溝を埋めて平らにするためのクッションなどが必要だ。

 

画像2: 奥行き重視なら、このアレンジが ベスト!

ダイハツ タフト SPEC.(Gターボ2WD)

●全長×全幅×全高:3,395×1,475×1,630mm ●車両重量:840kg ●ホイールベース:2,460mm ●最小回転半径:4.8m ●エンジン:0.658ℓ直列3気筒DOHCターボ ●最高出力:47kW(64ps)/64000rpm ●最大トルク:100N・m(10.2kg/m)/3600rpm ●WLTCモード燃費:20.2m/ℓ ●問い合わせ:ダイハツ ☎0800-500-0182

価格:1,353,000円~1,732,500円 

写真:佐藤正巳 
出典:カーネル vol.47 2020秋号

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