ダイレクトカーズのキャンピングカー「リトリート・スーパーロング」を紹介。ハイエースをベースにしたキャンピングカーで、まるでログハウスのようなウッディな仕上がりが特徴。バンライフにもおすすめだ。

まるで動くログハウス! 木壁に匠の技がキラリと光る

画像: ダイレクトカーズのキャンピングカー「リトリート・スーパーロング」。

ダイレクトカーズのキャンピングカー「リトリート・スーパーロング」。

自由な旅と精神を標榜する生き方「バンライフ」。日本でも数年前から徐々に広まっているが、そのライフスタイルよりもキャンパーのインテリア様式として流行しつある。

多くのビルダーが、バンライフの象徴である木壁内装のモデルを造っているが、ここまでやるか! というのが、ダイレクトカーズの「リトリート」だ。

画像: ウッディな内装が雰囲気たっぷりのダイレクトカーズの「リトリート」。

ウッディな内装が雰囲気たっぷりのダイレクトカーズの「リトリート」。

車内に入った瞬間から、「ここはログハウスか?」と見まがうばかり。車内のほとんどにリアルウッドのパネルを採用し、重厚のあるインテリアに仕上げている。

画像: 後部の家具は大きめの収納を備えており、使わないヘッドレストなどをしまっておける。

後部の家具は大きめの収納を備えており、使わないヘッドレストなどをしまっておける。

ちなみにリトリートには、ハイエースの標準ボディベースのモデルと、今回紹介するスーパーロングベースのモデルがラインアップされる。

画像1: まるで動くログハウス! 木壁に匠の技がキラリと光る

スーパーロング仕様の特徴は、就寝スペースが広いこと。後部座席を倒してベッド展開するのに加えて、後部家具にマットを載せて上段ベッドにすることができる。これなら、ファミリーでの車中泊も十分に可能だ。

画像: セカンドシートを対座させると、くつろぎのダイネットに。

セカンドシートを対座させると、くつろぎのダイネットに。

装備も充実しているが、なかでも大型のクーラーが標準装備なのは、これからの季節はうれしい。

画像2: まるで動くログハウス! 木壁に匠の技がキラリと光る

ウッドパネルの断熱性も高いので、夏場に窓を閉め切っても、快適な環境で寝ることができる。冬用には、FFヒーターがオプションで用意される。

画像3: まるで動くログハウス! 木壁に匠の技がキラリと光る

ギャレーは引き出しタイプのアウトドアキッチンカウンターを装備。運転席後ろの引き出しを出すと、シンクやコンロなどを備えたキッチンカウンターがお目見え。空間効率を犠牲にすることなく利便性を高めている。

画像4: まるで動くログハウス! 木壁に匠の技がキラリと光る

荷室は十分に確保している。ちなみにベッドサイズは上段が長さ1300×幅1810㎜、下段は長さ1550×幅1400~1550㎜を確保。

こんな人にオススメ!

お気に入りの場所で、隠れ家気分で車中泊ができるのが、同モデル。後部に自転車などを積んで、ときにはアクティブに、ときにはのんびりとゴージャスに時間を過ごしたい人にピッタリ。

リトリート・スーパーロング 5,290,000円~(税別)

■ベース車両/ハイエース・スーパーロングキャンパー特装車 ■サイズ/全長5380×全幅1880×全高2285㎜ ■主要装備/オリジナルREVOシート、常設ベッド、オリジナル収納家具、リアルウッドサイドパネル、リアルウッドルーフ、フローリング加工、2段ベッドマット、クーラー、サブバッテリー、走行充電システム、300Wインバーターなど

【問】ダイレクトカーズ ☎059-253-8888

写真・文/山崎友貴
出典/カーネルvol.46 2020 夏号

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