④ゴミも処理してくれる
長旅で困るのがゴミの処理だけど、RVパーク中津川ではゴミ回収も無料で対応。とはいえ、家庭ゴミは持ち込みまないよう、くれぐれも注意を!
⑤洗い場はもちろん、キッチンスペースも利用できる
誰でも使用可能なキッチンスペース(写真上)や洗い場も完備していて至れり尽くせり。写真のように設備も充実しているので、たまにはウデによりをかけてクッキングしてみるのもイイかも!?
⑥景色は抜群だし、オプションで焚火だって楽しめる!
駐車スペース脇の広々としたウッドデッキでまったり過ごすのもヨシ。紅葉シーズンは山々と中津川を眺めることができる。
1人500円の別料金を払うか、もしくは+2000円のプレミアムサイトを利用すればBBQや焚き火もOK。気分はキャンプ!?
RVパークはマナーさえ守れば、居心地は最高!
初もの尽くしで疲れきったカトウは、早々に寝袋に……。とはいえ、面白すぎる管理人さんと、すてきなロケーションはサイコ〜! RVパーク中津川は車中泊初心者でも楽しく、快適に過ごせる施設だった!
RVパークを推進する日本RV協会と新たな取り組み
さて、ここまでRVパークについて紹介してきたが、全国の同施設を認定、推進しているのが、一般社団法人日本RV協会だ。
キャンピングカーを日本の文化として根付かせるため、環境の整備や市場の育成、業界の発展に尽力している同団体。その一環として、くるま旅を広めるインフラ整備も推進しており、全国のRVパークの普及もそのひとつ。
そんなRV協会が、さらにキャンピングカー・ユーザーをサポートするため、新しい取り組みを行っている。
中古車の保証サービスは、これからキャンピングカーの購入を考えている人にぴったり。パーツ補償は、すでにキャンピングカーを所有しているオーナーにとって、うれしいサービスといえるだろう。
車中泊する前に知っておきたい、公共駐車場における10のマナー
最後に「公共駐車場における10のマナー」を紹介しよう。
RV協会では、公共の駐車場を使用する際に厳守したいマナー10カ条を呼びかけている。これは、道の駅や高速道路・有料道路のサービスエリア&パーキングエリアなどを使用する場合、必ず守るべきものばかり。
キャンピングカーに対する注意項目もあるが、一般車の車中泊に通じる内容も多いので、お出かけの際は絶対に厳守してほしい。
【マナー10カ条】
- 長期滞在を行わない
- キャンプ行為はしない
- 公共の電源を無許可で使用しない
- ゴミの不法は投棄しない
- トイレ処理は控える
- グレータンクを垂れ流ししない
- 発電機の使用は要注意
- オフ会の待ち合わせに注意
- 車イスマークに駐車しない
- むだなアイドリングはしない
写真/鈴木信行
文/加藤文晶
取材協力/RVパーク中津川、日本RV協会
出典/カーネルvol.44 2020冬号(2019年12月9日発売)