車中泊旅の楽しみのひとつといえば“食”。旅先で、その地ならではのご当地グルメに舌鼓を打つ人も多いだろう。
そんな車中泊旅の食欲を満たすべく、車中泊専門誌『カーネル』では、テーマに沿って全国各地の味覚を紹介する「全国うまいものMAP」を展開している。今回はその「焼きそば編」のなかから、“ソース味じゃない”ご当地焼きそばをピックアップして紹介! 地元の名物として長く愛されてきたメニューから、地元を盛り上げようと特産品を使って開発された焼きそばまで、とくとご覧あれ!
【新潟】レッド焼きそば
ど派手な赤色に目を奪われる一品。赤倉温泉の「赤」にちなみ、パプリカやトマトなどの地元の高原野菜を使って真っ赤にした麵を使用し、その上に温泉卵と大葉を。いかにも辛そうだが、子どもも楽しめるバーベキュー味だ。
http://www.myoko.tv/shopping/1422.html
【福島】カレー焼きそば
ソースとカレーという、食欲をそそる香りの二大巨頭が競演したインパクト大の焼きそば。元は、地元の店で売れ残った焼きそばにカレーをかけてみたのがきっかけだそう。辛さや具材など、店ごとに異なるので食べ比べもいいかも。
【栃木】スープ入り焼きそば
炒めたてのソース焼きそばを丼に入れ、しょうゆ味のスープを注いだ、地元で50年以上も愛されているメニュー。見た目はラーメン、しかし食べると焼きそば!? 店ごとにアレンジを凝らしているため、バリエーションも豊富だ。
http://www.siobara.or.jp/soup-yakisoba.htm/
【新潟】イタリアン
新潟で「イタリアン」といえば、パスタでもピザでもなく、これ。太麵とキャベツ、もやしをソースで炒め、粉チーズで味つけし、トマトソースをかけ、白しょうがを添えて完成。地元店「みかづき」の長年の人気メニュー。
http://www.mikazuki-italian.com/
【青森】つゆやきそば
太めの平打ち麵にソースをからめたのが「黒石やきそば」。さらに、丼に入れ、つゆ(基本は和風だしのスープ)をかけ、天かすとねぎをのせると「つゆやきそば」だ。しょうゆ味とソース味が合わさった妙味をぜひお試しあれ。
https://www.aptinet.jp/Detail_display_00003628.html
【広島】漬物焼きそば
香ばしい「焼き漬物」の香りが鼻孔をくすぐるひと皿。観光協会の職員が町民に地元の家庭料理「焼き漬物」をふるまったのをきっかけに考案された。ジューシーな豚肉と野菜、さらに漬物が一体となった味を召し上がれ。
http://www.akioota-navi.jp/html/kankou_gourmet_tsukemonoyakisoba.html
【岡山】ひるぜん焼きそば
昭和30年代、各家庭で工夫した“たれ”で焼きそば、ジンギスカンを食べるのがブームだった蒜山高原。そんななか、地元店で考案されたのが、味噌だれ、かしわ肉(岡山でのとり肉の呼称)、キャベツを入れた「ひるぜん焼そば」。
http://www.hiruzen.info/yakisoba/
【埼玉】岩槻ねぎの塩焼きそば
地元・岩槻の特産品である「岩槻ねぎ」をおいしく食べるために考案されたメニュー。シンプルな塩味で、江戸時代から愛されてきたという甘く柔らかいねぎの味を存分に楽しめる。お店で食べられるのは、ねぎの収穫シーズン(4〜11月、気候により変動あり)。
http://www.stib.jp/stayeat/negishio.shtml
※当記事は車中泊専門誌『カーネルvol.29』の内容を一部抜粋、再編集したものです。