【概要】北海道の車中泊旅で“おすすめだけど行きにくい”温泉5カ所を、難易度レベル別に紹介。

温泉好きなら立ち寄りたいすばらしい温泉だが、「行きにくい」のが難点という所も……。そんな温泉を制覇していくのも、北海道旅の醍醐味かも?

そこで、ちょっと難易度高めの温泉をレベル別に紹介。気になる温泉があったら、チャレンジしてみて!

〈まるなな執筆 北海道・車中泊スポットに近い温泉特集〉
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難易度レベル1
岬の湯しゃこたん

日本海を一望する絶景!

積丹半島の先端にあり、旅の途中に寄りにくいので難易度レベル1。夏の積丹は、絶品ウニ丼や積丹ブルーで有名な神威(かむい)岬があるので、セットで行くのがおすすめ。日本海に沈む夕日と露天風呂が格別!

難易度レベル2
熊の湯

本当にクマが出るかも?

知床は遠くて行きにくいため難易度レベル2。羅臼温泉野営場が向かいにある。硫黄の香り漂う濃いめのお湯は、肌触りがよくすばらしい! 有志の方々が管理しているので、ルールを守って利用したい。

難易度レベル3
トムラウシ温泉東大雪荘

心配になるほど山奥

日本百名山トムラウシ山の麓にある温泉。途中から未舗装道路になり、不安になるほど山奥にある。

つるりとした美肌の湯で、川のせせらぎを聴きながら入る露天風呂は最高! 冬も営業しているため難易度レベルは3。

難易度レベル4
大雪高原山荘

一年が123日の温泉宿

大雪山の麓にあり、未舗装道路をクルマで30分走らないとたどり着けない。雪のため一年のうち123日しか営業してないので難易度レベル4。

高原温泉沼めぐりのスタート地点。紅葉時期はマイカー規制があるため要確認。

難易度レベル5
中岳温泉

登山でしか行けない秘湯

登山でしか行けないレベル5の野湯。旭岳ロープウェイに乗って姿見駅へ。大雪山の登山道を4時間歩く往復10kmの道のり。

夏にはチングルマが咲き誇り、秋には真っ赤な草紅葉が広がる風景は、涙が出るほどの絶景だ。初心者コースだが、十分な登山装備が必須!

執筆者プロフィール

まるなな

2017年に中古で購入した軽キャンピングカー・テントむしで北海道内のキャンプや登山を車中泊で楽しむ軽キャン女子。旅の様子はYouTube「まるななちゃんネル」とブログ「まるななブログ」で配信中。北海道以外の一番よかった温泉暫定1位は「恐山温泉」。また変わるかも?

写真、文:まるなな
写真協力:北海道観光振興機構、函館市公式観光情報サイト はこぶら、函館国際観光コンベンション協会、十勝観光連盟、札幌観光協会、定山渓観光協会、むかわ温泉四季の館、しほろ温泉プラザ緑風、かみふらの十勝岳観光協会、吹上温泉保養センター 白銀荘、©H.N.F. 
初出:カーネル2024年5月号vol.66